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美しいひと。

こんにちは。映画館に入ると、大画面に圧倒されてしまい、どれだけ良い映画でも、まだ終わらないかなまだ終わらないかな?とうんざりしてしまうわたし、遠山ハルです。精神疾患あり、です。
映画は数多く観てはいないのですが、心に響いたものを何度も何度も観ます。
DVDが壊れてしまうまで…

最近は「アメリカン・ビューティー」という映画が好きで、でてくる暗い感じの若い女優さんをよく落書きしています。

実はわたしの趣味は外国の女優さんの似顔絵を落書きすることなのですが、たまに上手く描けた時は額装して部屋に飾ります。
なかなか楽しい趣味です。

ある時ふと、この落書き売っちゃダメかな?と思いました。安い値段で、最近流行りのSNSやなんかで…

でもまず、肖像権がある。
そこで、自分の姉のちゃむ(精神疾患あり)に相談してみました。
ちゃむは法律事務所で働いていたこともあるので、詳しいかな?と思ったのです。

ちゃむがざっくり調べてくれたところ、死後50年たっているかどうかとか、どこの出身であるかによって法律が違うとのことを教えてくれました。
したがって、マリリンモンローはOK。
でもそれは写真の場合です。
落書きはどうなるんだろう?と再びちゃむに相談したところ、とある会社(たぶん肖像権を扱う会社?)に電話なさい、とアドバイスしてくれました。

でででで電話?

むーりむりむり、ひっくり返して、りーむー!

でも、急にドキドキしながらも何故かやってみよう!と勇気がでました。きくだけ、きこう!

そして、すばやく電話のボタンを押して、ちゃむからの受け応えメモを片手に相手がでるのを待ちました。
いくらもならないうちに「はい、こちら○○です〜」と会社の人がでてくれました。

「あの、しゅみで、が、外国の女優さんを、描いてるものなんですが、肖像権および知的財産の侵害についておききするにはこちらの番号でよろしかったでしょうか?」

きけたー!!

すると
「はい。大丈夫です。どういった御用件で?」

「えーと、わたし、外国の女優さんを描くのが好きなんですが、そのちょっとした落書きなどを安く販売するのは侵害にあたりますか?」

いえたー!!

「我が社が扱っている女優さんは○○◇さんなんですが、彼女はご遺族の意向もあり、まあ、彼女のイメージを使用するために契約するファッション関係の方々もおりますが、だいたい400万くらいかかりますし、その…」

まじかー!

「描いていただくのはとても嬉しいのですが…」

「あ、いえいえ、どうもありがとうございました」

とりあえず失礼のないように御礼を言って、電話を切りました。

よんひゃく…

そうだよな、こんなちんけなわたしだって惹かれるくらいだから彼女がどれだけ古い女優さんでも、その集客力はすごいはず。

でも、電話できましたよ。この電話恐怖症が!
ちゃむに結果を報告すると、やはり、
「電話出来たのねー!」と褒めてくれました。

一歩前進したよ。う、嬉しい。

しかし美しいひととはすごいものです。
おそれおののきました…。
これからも描きますよ、落書き。
そして壁に飾らせていただきます。

その後、電話の反動で、どっと疲れて横になってます。

あと、何人くらいの肖像権を調べたらいいんやろ…?な、1日でした。


#精神疾患 #日常 #日記 #生き方 #遠山ハル

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