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人の話はちゃんと聞かなければならない。たとえ訛りがひどかろうとも。

昨日、ついに自転車を買いました。

これから書くネタがインターンのことにしかならなさそうで、図らずも海外インターン体験日記と化しつつある私のnote。
しかしこれも仕方ない。インターンしか書くことがないくらい最近はインターンで頭がいっぱいだし予定もいっぱいである。

インターン先は街の中心部にある。
留学先の大学内にある寮に住んでいるので、バスと徒歩で通っていたが、1日往復で4.30ユーロ、それが週4となるので、なかなかな額になる。
一応4週間ごとに交通費として120ユーロがもらえるので、どうせなら自転車を買ってしまって、120ユーロ×3ヶ月分は貯めておき、旅行か何かの足しに使いたいなとけち精神が働いた。

中古品を扱うサイトで安めの、かつよさげな自転車を探し、最終的に55ユーロの中古品を買った。売り手はすごく人の良さそうなおじさんで、とにかくいいおじさんだった(語彙力)。

試し乗りしてごらんと言われ、ぐるっと乗り、ちょっとサドルが高いなと思ったので少し下げてくれないかと頼むと、すごくびっくりした顔で何か言われた。でも、40代後半と思しきおじさんのような世代の英語ってとにかく聞きづらい。おまけに変なアクセントが入っていて、聞いている間「??」という感じだったが、まあいいからとりあえず下ろしてくれる?と。

まあできなくもないけど…まあまあ、いいよ。とちょっと諦めた感じでサドルを下げてくれて、改めて試し乗りのちにちょうどいい高さだ!ということで55ユーロ支払ってバイバイ。

55ユーロにしてはかなり状態はいい。もちろんサビとかもあるけど、55ユーロゆえだし、とにかく走れるので問題ない。自転車はインターン終わりに近くで受け取ったので、そのまま自転車で寮まで帰ることにした。

そこで私は、あの人の良さそうなおじさんが言っていた意味を悟ることになる。

めっちゃ上り坂やないかい。

これはサドル上げなきゃやっていけないわ。
しかも自転車なんて久々すぎるし、まず体力の衰えを感じるわ。
この地味な坂道が地味に続く感じかなり堪えるわ。

寮に着いたときには足はガクガクで、部屋に入った瞬間12時間ぶりのマイルーム(水曜日は全休なので9時から17時半までのフルタイムなのだ。サヨナラ全休)に思わず安堵感を覚え、その場でへたりこみそうになった。

これは体力がついて慣れるまで相当時間がかかりそうである。

reinakb

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