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祭 GALA



はじめに

舞台観劇の記憶を辿った雑記です。
考察等はなく、かっこいい・かわいいの語彙力のない拙い文章です。
宮舘涼太さんの感想が多くなりがちです。

新しい春の報せ(発表~開幕記事まとめ)

2024年1月10日

新しい春の報せに胸が高鳴ったのを覚えています。
筆文字にメンバーカラーをあしらった『祭』の文字にこの3人が一から作り上げる舞台なんだという決意表明にも見えて、どんな舞台になるのか想像するだけで楽しかったです。



2024年2月23日
メインビジュアル解禁。
歌舞伎の隈取っぽさもあるスタイリッシュなメイクが目を惹くビジュアルがかっこいい。


2024年3月8日
制作発表会見。

オープニング衣装はコシノジュンコさんが手掛けられること、振り付けは岩本くん、衣裳は宮舘さん、差し入れはふっかさんが担当。初めての舞台でなかなか演目のネタバレはできませんが、岩本くんの「身体を酷使する」の発言に渋い顔するふっかさんと和かな宮舘さんが対極的で笑顔が溢れる会見レポート。


2024年3月上旬頃~
多数の雑誌メディアでの掲載が始まりました。全て表紙を飾っているのも凄い。(各出版社リンクに飛びます)

  1. Eye-Ai

  2. キネマ旬報NEXT

  3. FREECELL

  4. FINEBOYS

  5. QLAP!

  6. SODA

  7. 週刊TVガイド

  8. ザテレビジョンshow

  9. Stagefan

  10. STAGE navi vol.90

  11. BEST STAGE

  12. J Movie Magazine

新橋演舞場での舞台、エンターテイメントへの想いを届けたいという強い気持ちで集まった3人。
オーディションに参加したジュニアの皆の心から踊りを楽しんでいる姿勢を見て、自分達の頃のような辛い思いを後輩には味らわせたくない、先輩としての志。
長年立ち続ける新橋演舞場への想いや新しいエンターテイメント“祭 GALA”を海外へも視野を向けたインタビュー記事に、どのようなエンターテイメントなんだろうとワクワクとドキドキが募りました。



2024年3月31日

公開ゲネプロ・初日前会見

舞台を観て笑顔になって楽しんで帰ってほしいという願い。笑顔がコンセプトの舞台であること。それぞれのLoveなシーンについての紹介も。片肌脱ぐ岩本くんのシーンを激推ししてる宮舘さん、滝汗のことを『舘汁』(漢字表記強め)と指定されるお茶目な場面もありました。



2024年4月1日~4月29日

祭 GALA』開幕。



新橋演舞場-開演前

新橋演舞場に着くと、大きなキービジュアルのポスターと開場ゲートがお出迎え。

新橋演舞場 - 開場口前
新橋演舞場 - 開場ゲート前

開場ゲートの黄・紫・赤とメンバーカラーにライトアップされるのが綺麗。ゲートもメンバーカラーにGALAのロゴがオリエンタル感もあって楽しい。

開場時間になり入場すると、目の前には「祭」と書かれた提灯が並んでいました。

1階ではパンフレットや各メディアで取り上げられた雑誌、お弁当の販売、2階ではグッズや限定ゴーフレット、地下1階では限定冷やしトマトうどんの販売がありました。

開場後はすぐ地下1階の東へ。
限定の“冷やしトマトうどん”をいただきました。

冷やしトマトうどん

和食のうどんにトマトをベースにした洋風な味付けが上品だけどするっと食べやすくて、とても美味しかったです。

そしてお持ち帰りで“祭弁当”をいただきました。

祭弁当 - パッケージ 〜だてふかを添えて〜

~御献立~
予約注文サイトからメニュー名を引用させていただきました。

祭弁当 〜ダテタマを添えて〜

【ダテタマくんから見て下段】
・3色彩御飯 - カリカリ梅・のりたま・しそ
(メンバーカラーの御飯がかわいい)

【左上】
・演舞場特製たまご焼き
焼きハンバーグ
・ミニトマト
・味付けオクラ
・ポテトサラダのレッドキャベツ和え

【右上】
・たこ焼き(お祭りの屋台感)
・チーズフライ
・3色野菜 - パプリカ赤・パプリカ黄・茄子
・鶏唐揚げと茄子の油淋ソース和え
・ミニいちご大福(ミニいちごって言葉がかわいい)

黄・紫・赤を意識されている献立のラインナップや、冷やしトマトうどんの味付けにとても宮舘さんを感じて、今年もお弁当とうどんを監修されていらっしゃったのかな....?など考えたり💭
どちらもとても美味しかったです!

そして2階には、松竹衣装(デザイン室)さんの軍服衣装の展示。

軍服(赤)
軍服(紫)
軍服(黄)

軍服の色も相まって、3人が着ている姿を想像してしまいました💭(絶対似合う……)

場内は「祭」の提灯、スクリーンにGALAの鳥居がお出迎えでした。“風”のinstrumentalが流れています。

そして遂に開演。
風のinstrumentalの音量が大きくなり、新しい春の始まりです。


場割

オープニング GALA

スクリーンには花火、大太鼓、獅子と和装の和の要素と複数の鳥居が近未来的に光りながら動いたり、曲の“GALA”も和楽器で和の要素もありつつ、曲調はテンポ感がアップめで洋の要素が強かったり、まさに和洋折表な雰囲気。一度聴いたら忘れられない曲調で今も脳内再生でGALAが流れます。
顔にメンカラのラインテープを貼っているのが、メインビジュアルのポスターともリンクしているみたいでした。
お面を取る手つきも美しいし、コシノジュンコさんがデザインされた衣装の煌びやかさと“GALA”の雰囲気が合っていてオープニングからテンションがぶち上がって楽しすぎました…


Dancing Floor

オープニング衣装から後ろを向く3人。
衣装の後ろには、「リ」「ヒ」「タ」のそれぞれの名前の墨文字。前は白を基調とした燕尾服に。
“Dancing Floor”は、オープニングとは違い、シティポップを感じる洋に振り切ったダンスパフォーマンス。上手、下手、花道、ステージ全体を存分に使って、新橋演舞場がまるでダンスフロアのよう。両手を上下にメラメラとさせる振り付け(語彙力皆無)がお洒落さの中にチャーミングっぽさもあり大好きな振り付け。
最後に宮舘さんが満面の笑みでマイケルジャクソンさんを思わすポーズで終わったのが大好きでした…


新世界

出演:岩本くん(ソロ曲)
中央ステージが上昇してきて柵に掴まった岩本くん。登場姿から筋力と体格の良さが存分に堪能できる…インドっぽさもあるイントロの曲に掴んでいた柵をすいっと降りて椅子に着地。椅子の上での釈迦を思わす振り付けが、一度観たら脳裏に焼きつく、忘れられない振り付け。
🧘👂👌👄👌←絵文字で表した振りのイメージ

ステージ前に出てアクロバットを決めたと思ったら、すぐ椅子にくつろぐようなポージングで戻って全く息切れずに歌い始める体幹が凄い。
ダンサーさんの笠地蔵を感じるような衣装も“新世界”の曲のイメージを掻き立てられる記憶に残る衣装でした。“新世界”の時は、新橋演舞場が岩本くんの創り上げた世界みたいな空間でした。


あの日の少年

出演:ふっかさん(ソロ曲)
“あの日の少年”は、私が観てみたい!と思っていたふっかさんでした。ユニット曲ではかわいい・ユーモアある曲が多いですが、“僕という名のドラマ”のようなバラード曲のふっかさんの歌声は透明感があって、優しい繊細な歌声が心地良くて。
ステージのスクリーンの演出で、舞台なんだけれどMVを観ているかのような錯覚。歌詞の雰囲気に合わせて歌詞が動いたり輝いたり、夜空の下で歌っているような白のふわっとした衣装が曲の雰囲気に合いすぎていて。会場を優しく包み込むようなふっかさんの歌声に聴き入っていた時間でした。


Moon

出演:宮舘さん(ソロ曲)
ファンの夢を叶えましょう!と私が観てみたい!と思った宮舘涼太さんのパフォーマンスを詰め込まれていた宝箱のような瞬間でした。
ふっかさんの“あの日の少年”後、スクリーンには月を思わすような赤い輪の輪郭。それと扇子の柄などがあしらわれた丸障子が重なり、キセルを持った宮舘さんのシルエットが映し出される。もうその演出だけで耐性HP100から40まで減ってしまう。その後障子が開いて露わになる宮舘さん。キセルを持った姿勢で客席上部を色っぽい視線で歌う。衣装は黒スーツにアクセントについた赤のストーン、宮舘さんが踊ると赤がきらきらと動いて光るのがかっこいい、月の周りで光り輝く星のよう。何が1番刺さったかというとバックダンサーさんが女性なこと。スーツに女性にキセル…禁断の組み合わせ。またダンサーさん1人1人と踊る場面、柵を持ってきたダンサーさんに閉じ込められ踠く宮舘さん。(この時点で耐性HPはとっくにない)柵に掴まりながらの歌唱もMoonの作品の1つとして色濃く印象に残っています。高音めな宮舘さんの歌声が好きなので高音パートを聴くことができたことも最高でした。大人の妖艶なムードを大胆すぎず、でも控えめすぎずに丁寧に歌い踊る宮舘さんの姿に好きが募るばかりのMoonでした…「涼太は閉じ込めれば閉じ込めるだけいい」佐久間くんのブログでのこの言葉が、何度も読んでもMoonの魅力を物語っていて大好きです。引きでMoon全体の色っぽい雰囲気を堪能したいvs宮舘さんの表情をオペラグラスではっきりこの目に焼き付けたいの攻防、どこを観たら良いのか終始頭を抱えていました。
そして、xxxHOLiCの世界観が好きな方もとても雰囲気が刺さると思います…🦋


三武将

英語のナレーションと共に墨で書かれた三武将の物語。
幼少期の信長、秀吉、家康の殺陣から始まる。
場面が切り替わり、白布の上で蹲っていた家康(宮舘さん)。布から引きづり落とされそうになって必死に踠いてる姿。布に覆われて動けなくなっていたり。この時の家康は少し怯えてるような表現だったのが、勇ましさの中に“煩悩”に踠き苦しむ葛藤も表されているみたいでした。
センターに大きな階段、“煩悩”に被さった信長は(岩本くん)しなやかな刀捌き、飛び蹴るように出てきた秀吉(ふっかさん)は軽やかな刀捌き、刀捌きも三者三様で力強く逞しく美しくて。
最後は信長、秀吉、家康、3人での殺陣。
信長が家康のお腹を斬った時の家康のアングルと息遣いが最高だった…そしてその時のフッと笑う信長、斬る時は無表情なのに、家康が苦しみ出した時に笑うの…狂気すぎ……
そして壊れた橋(鳥居?)に登る家康。
信長と秀吉は相討ち、家康が声を上げて橋から奈落へと落ちていき、暗転。
最後の家康の奈落が、昨年の仇討ちと重ねて観てしまい胸がいっぱいいっぱいでした。
三武将の時の衣装が、
岩本くん→赤で右腕の身体のラインが露わになった衣装
ふっかさん→黄色でしっかり着こなして着物の花柄が映える衣装
宮舘さん→紫で袖なしで逞しい二の腕が露わになった衣装
それぞれのメンバーカラーを変えて着ているけど、信長、秀吉、家康の雰囲気に馴染むカラーリングにそれぞれの体格に合わせた露出感が漢な感じでかっこよかったです。


Reincarnation

出演:宮舘さん
三武将が終わり、すぐに中央からフライングに乗ってふわっと舞って登場される宮舘さん。三武将で橋の下のクッションに落ち、その場でご準備されていたように思います。(体力が凄い…)
命綱なしでフライングの棒をふわっと回して、それに合わせて身体を乗せて高く舞っていく宮舘さんの姿が蝶のように美しかった。
腕、脚とお尻の力だけでフライングしてた時もあって、命綱ないから観ててひやっとしそうだけど、宮舘さんの安定感のある体幹でひやっより、おぉ…美しい…と噛み締めていました。
力強くも儚い……そして二の腕かわいい……(宮舘さんのもちっとした二の腕に弱い為すみません)
ここでも女性ダンサーさんとのやり取りがあって、宮舘さんと女性ダンサーさんの魅せる美しさに終始観入っていました。


お化け屋敷

メイン出演:ふっかさん

▶︎おばけのふっかさんと空間支配する宮舘さん

花道から井戸に乗ったふっかさんが登場。
観劇していた席の関係で、花道から出てきた瞬間にPA席のスタッフさんに向かって手でサインを送って顔を合わせるふっかさんのほんの裏側の姿を観ることができてふふっとなりました☺️

ふっかさんの格好は、経帷子に天冠にと死装束。そして頭には矢が貫通している。矢先には血がついていて表現にリアリティが。
Reincarnation パフォーマンス後の宮舘さんは、その場で浮いたまま腕の筋肉でくるくる〜と回ってる。

ふっかさん「家康く〜ん👋!俺だよ!秀吉!」と三武将の秀吉と家康設定で話を進めていこうとするふっかさんが楽しい。
宮舘さんは「秀吉?え〜!?」と見てはいけないものを見てしまった気分で一度目を覆う(回りながら)

宮舘さん「なんか矢刺さってますし…」
ふっかさん「うん、死んだから。とりあえず降りてきなよ!ずっとくるくる回ってるね。腕の筋肉やばいでしょ、いつも以上に目回ってるんじゃない?」
宮舘さん「確かに!めちゃくちゃ回ってます🌀」
ふっかさん「うん、だからさ降りてきて!」
宮舘さん「すみません(スタッフさんに)“Down”お願いします。」
ここの“Down”の発音はとてもネイティブ。

フライングから降りてきた宮舘さん。案の定目が回っていて、うわ〜と上手側にふらふらと進んで行ったと思ったら綺麗なターンを魅せて、腕をふわっと上げて、それと同時に宮舘さんの周りに花びらが舞うし、スポットライトも赤ピンクみたいな色っぽい雰囲気に。
(客席は拍手とFu~!!で湧く)
ふっかさん「それ、目が回ってる人のターンじゃないのよ〜」

ふっかさん「今俺ね、この井戸を守ってるの!(座ってた井戸を指差して)」
宮舘さん「井戸を守ってる?」
ふっかさん「(井戸を覗きこんで)お〜今日は“キミ”がいるんだね〜“キミ”もか〜👋」

4/29昼公演
宮舘さん「キミ?じゃあ、“しろみ”もいるんですか?」
ふっかさん「しろみ?」
宮舘さん「はい、“黄身”がいるなら“白身”も」
ふっかさん「いや卵じゃないから!」
(以前、駄洒落が達者な役者さんが“君”と“黄身”にかけたトークをされていたことがあり、とても刺さるボケと宮舘さんの頭の回転率の早さが凄かった)

宮舘さん「(井戸を見て)凄い色してません?」
ふっかさん「まぁまぁ✋てか水分摂った方がいいよ!汗凄いよ?(滝汗が床板に滴り落ちていく姿が裸眼でも分かるくらい滝汗が滝汗でした)」
ふっかさんがペットボトルを差し出します。
宮舘さん「井戸水じゃないんですか」
ふっかさん「ここの井戸水を汲んだの」
宮舘さん「本当だ、“飲んだら元気になる井戸水”って書いてある」
4/29昼公演では合わせて“祝千穐楽”と書かれていました!
そのペットボトルを美容系YouTuberさんみたいな物に焦点合うように手を重ねて客席に歩きながら見せてくださる宮舘さん。

そして「いただきます!」とペットボトルを持ちながら先程とは反対の下手側でターンをする宮舘さん。
後ろからミラーボールも登場してくる(ここからゲラ人間はしんどくなる)
赤ピンクのスポットライトに照らされて、花びらも舞い、華麗にキャップを開けて、水を一気飲みされる。とにかく吸引力が凄い、500mlサイズくらいのボトルを5~6秒くらいで吸い込まれていった気がする。この間の滴る滝汗も凄くて、飲みっぷりも綺麗で飲料水のcmを観ている気分でした。

飲んでいる間の客席は、一気飲みにびっくりする声と拍手とFu~!!で溢れていました。
宮舘さん「(飲み終えて)Party Time!」
客席「(拍手とFu~!!)」
宮舘さん「確かに、“拍手とFu~!!”のおかげで元気になりました!!」
ふっかさん「水じゃないのね」
客席の拍手とFu~!!が強まって、拍手とFu~!!を掴んでパクパク食べ始める宮舘さん、可愛い。
ふっかさん「食べるな!拍手を食べるな!」
宮舘さん「(ふっかさんに掴んだ拍手とFu~!!をお裾分け)」
ふっかさん「(パクッと一口)うん、美味しい♡」
宮舘さん「おえぇぇぇー(盛大にえずく)」
ふっかさん「0番でえずくな、ステージ上でえずいたの初めてじゃない?」
宮舘さん「はい、えずくと思いませんでした…初めての経験です」

ここまでの通り、ふっかさんと宮舘さんのやり取りは、めっっっちゃ長いです(笑)

気を取り直して(?)
ふっかさん「あのね、この井戸の中に入って欲しいの!俺が出てきて落ちてこのやり取り、30秒で終わると思うの、どんだけかかってるの?(めっちゃ楽しそうに)」
宮舘さん「(スタッフさんに)怒られます」
ふっかさん「そうだね〜」
宮舘さん「その時は“ごめんなさい!”(声量大きめ)って謝ります!」

4/28夜公演
宮舘さん「(井戸に腰掛けながら話すふっかさんの頭の矢が当たってきそう)やめて、矢で俺も一緒に逝っちゃう、グサって逝っちゃう」
ふっかさん「今日本当に喋りすぎて声がカスカスになってる、1番喋ってる」

4/29昼公演
宮舘さん「(井戸の前で亀梨くんのポージングをキメる)」
ふっかさん「(宮舘さんを見て)痩せたよね〜」
宮舘さん「痩せました」
客席「Fu~!!」
宮舘さん「痩せましたでFu~!!はおかしい」
客席「(拍手)」
宮舘さん「拍手もおかしい」

やっと井戸を覗きこんでくれた宮舘さんをふっかさんが背中を押そうと試みるが…
宮舘さんは井戸を飛び越えて花道に進んでいく(おもろすぎる)
拍手とFu~!!の客席にまた掴んでパクパク食べていくのが楽しそう、そして一つはお尻のポケットに「あとでいただきますね♪」「大切にいただきますね♪」としまい込む。

花道から井戸に戻ってきて、まだまだ続くやり取り。
遂に井戸の中には入ったけど、
宮舘さん「行ってきます!」
ふっかさん「うん」
宮舘さん「ただいま!(その場で全然動いてない)」
ふっかさん「早いのよ!」
宮舘さん「行ってきます!(と言いつつ飛んで井戸から出てくる)」等が数回程。

再び井戸から宮舘さん出てきちゃって、下手側の客席にお尻を向けてしまっていたことにハッとなって、
宮舘さん「ずっとお尻向けちゃってすみません!」
宮舘さん「今日のお尻ですからね」
って宮舘さんの可愛いお尻の主張も強かったです。(笑)

4/29昼公演
ふっかさん「(この時間)最長だよね」
宮舘さん「体感12分くらい」
ふっかさん「いや、やってんな〜」

ふっかさん「もう舘さんのマイク切っちゃって良いよ〜(PA席のスタッフさんに向かって)この人話止まらない  -ふっかさんのマイクオフ- から、何で俺のマイク切るの!」
お〜い!と地声のふっかさんの叫びが新橋演舞場に響く。
宮舘さんも落ち着いて(?)やっと井戸の中に入る決心。
井戸の中で飛んで落ちていきます。
その時の宮舘さん「吸い込まれる!吸い込まれる!込まれる!…れる!…れる!れる!!」の吸い込まれた時の叫び声のクセが強くてずっと面白かった…声ガラガラになるくらいずっと笑っていました…


▶︎おばけのふっかさん

ようやく1人になったおばけのふっかさん。
井戸に乗ったままステージ上に移動し、パリピな骸骨を持ったサングラスをかけている寺澤くん。
骸骨もサングラスをかけていて、ライトを当てると歯が2本光るしマニキュアを塗っている。
そのライトをふっかさんの美しい手にも当ててネイル確認もしていました。
4/29昼公演では、ふっかさんに「サングラス取りなよ〜かっこいいんだから〜瞳も綺麗でね〜」と寺澤くんが亀梨くんのポージングを真似しながらサングラスを外した瞬間がとても面白かった。

一反木綿を操るのは羽村くん。時々縦振りで一反木綿が独特の揺れ方をしてたのが楽しかった。
ふっかさん「羽村〜おっきくなったな〜前はこのくらい(井戸の半分より下くらいの高さを差す)だったのに」
羽村くん「そんなに小さくないです」
ふっかさん「憧れてる先輩いるんだよな」
羽村くん「深澤くんです」
ふっかさん「(嬉しそうに)他にもいるんだよな、沢山いることは良いことだから」
羽村くん「道枝くんと有岡くんです」
ふっかさん「系統バッラバラだね」

4/28夜公演
ふっかさん「有岡くんのどこが良いの?」
羽村くん「優しくて、年下の僕が言うのも何ですが可愛くて、演技上手くて…」
ふっかさん「有岡くんお芝居上手いし可愛いけど〜」って有岡くんの話を続けていたら、
羽村くん「有岡くん今日来てます」
ふっかさん「またまた〜」
ふっかさん「(客席の有岡くんを見つけてめっちゃ恐縮)有岡くん良い人だよね〜」

4/29昼公演
羽村くん「今日最長です」
ふっかさん「聞くのが恐ろしいな…何分?」
羽村くん「13分(笑)」
ふっかさん「13分!?彼(宮舘さん)が捌けるまでに?…まぁでも今日はしょうがないよね」

ハロウィンパンプキンをゆらゆらと持つのは銀志くん。
ふっかさん「銀志!」銀志くん「はい☺️!」
ふっかさん「気持ちは嬉しいんだ」
銀志くん「はい☺️!」
ふっかさん「(何も発さず銀志くんに目を合わせて)」
銀志くん「はい☺️!」
ふっかさん「(もう一度)」銀志くん「(無)」
ふっかさん「そこはしないんだ」
ふっかさん「ハロウィンって怖いからかぼちゃを持ってきてくれたんだな、でも今4月で季節が…」
銀志くん「はい😳?」ふっかさん「何で疑問系?」

ここで寺澤くん、羽村くん、銀志くんは一度ステージ上からはけて、
ふっかさん「Go!Go!kidsもジュニアも皆頑張ってますからね!応援してください!」
と優しい先輩ふっかさんを観られてにっこり。

ふっかさんは幽霊やおばけについて話出す、その話口調(ござるぞ〜とか)が扇子を持っているのも相まって、落語を思わす感じで楽しかったです。乙女っぽい声と仕草で魅せた時に客席の拍手とFu~!!に、「それそれ♡」って言ってご満悦だったのが可愛かった☺️
井戸の周りには寝ているおばけ達と上手側に太鼓の糸原さんと若山さん。
ふっかさんのおばけのお話に糸原さん達が“カッカッ”と太鼓をリズミカルに叩き出す。それに合わせて寝ているおばけ達も踊り出して、ふっかさんもホイッスルを持ってて、“ピッピッピーピッピッピー”と吹いて客席も手拍子で楽しくなってきちゃうけど、「ストーップ!」
ふっかさん「(糸原さん達に)その“カッカッカッ”ってやつ!楽しいしあんな寝てたおばけ達も踊ってたけど…」

4/28夜公演
糸原さん「(渋め声で)すみません」
ふっかさん「(糸原さんが発すると思ってなくて笑い堪えるのに必死)普段喋らないんですよ〜、絶対仕込んだじゃん、おばけの皆もびっくりして肩で笑ってる」

4/29昼公演
糸原さん「ちょちょいのちょい!」
ふっかさん「(笑い堪えるのに必死)」
若山さん「ちょい!」
ふっかさん「(若山さんまで発すると思ってなくて大変)普段喋らないのに…特別だからかな」

おばけの話、鬼太郎や座敷わらし、自分が扮する幽霊など、そして声高らかに「アハハハハ〜」と笑う声がとても印象的でとても既視感。
その笑い声何?とツッコまれていて
ふっかさん「河合くんに失礼(河合くんの笑い方に似せていた)」


▶︎おばけの3人

井戸から岩本くんがぬるっと出てくる。
頭には斧が刺さってる。
ふっかさん「岩本…お前もこちら側に…誰にやられたんだ…」(ここはもう信長設定じゃないの面白い)

4/28夜公演
岩本くん「すみません🪓(糸原さんの真似)」
ふっかさん「絶対そうじゃん(糸原さんを見て)てか裏で仕込んだの貴方でしょ」
岩本くん「(確信犯の表情)」

4/29昼公演
岩本くん「ちょちょいのちょい🪓(糸原さんの真似)」
ふっかさん「絶対そうだね(糸原さんを見て)」
岩本くん「うん、ちょい🪓ちょい🪓って(若山さんの真似も)」
ふっかさん「追いちょい🪓?」
岩本くん「追いちょい??ww」

2人がやりとりしてる最中にぬるっと井戸から宮舘さん。頭には刀が刺さってる。井戸からの登場でも舘間を作り上げている。

4/28夜公演
宮舘さん「すみません🪓(糸原さんの真似)」
ふっかさん「(岩本くんやったの)まさかの貴方だったの?舘さんは何でこっちに?」
宮舘さん「こっち?」
ふっかさん「頭にほら(刀が刺さってるって教えてくれる)」
宮舘さん「え…?(頭の刀見つけてスチャっと刀取って)これですか?」
ふっかさん「いやそれ取っちゃっ駄目!つけて!」
宮舘さん「皆に見られてるから恥ずかしい…」
ふっかさん「恥ずかしい?!」
とこのタイミングで暗転する。

4/29昼公演
ふっかさん「頭に(刀が刺さってるって教えてくれる)」
宮舘さん「え…?(頭の刀見つけてスチャっと刀取って勝ち誇ったみたいに)本当だ〜」
ふっかさん「取るな〜つけて!」
宮舘さん「付けるタイミングが…」
とこのタイミングで暗転する。
宮舘さん「今ならつけられる!」

暗転した原因を
ふっかさん「舘さんでしょ?前もあったじゃん」
宮舘さん「前?…確かに東京ドームでやりましたけど…」
ふっかさん「それだよ…って岩本さん何処行った?」
暗転したステージでも衣装は白色だからふっかさんと宮舘さんはどこにいるのかすぐ分かる。
でも、岩本くんは両サイドにある白の鳥居に同化していて、ライトが戻るまで何処にいるかが分からなくなっていた。

ライトが戻ると動物の鳴き声が井戸から。
公演ごとに動物が違ったのが楽しくてアドリブパートなんだろうなと舞台ならではの演出が面白すぎました。

4/28夜公演
井戸からは象の鳴き声がして、井戸から鼻が出てくる。
宮舘さん「…elephant?(ネイティブ)」
ふっかさん「苦しそうだから助けてあげなきゃ!よし、引っ張ってみるぞう
象にかけた駄洒落で笑いが起こる。
宮舘さん「分かったぞう!」
ぞうに乗っかる宮舘さん。
ふっかさん「いわもっさんも!」
岩本くん「(乗らない)」
ふっかさん「やってみるぞう!」
宮舘さん「分かったぞう!」
岩本くん「やるって言わないと進まないんでしょ?」
とやはりぞうには乗らない(ハオ)だけど、一緒に3人で象の鼻を引っ張る。
すると井戸からピンクの象のジョウロを真っ二つにして耳みたいに付けた人(謎すぎる)がパオーンと登場する。
ふっかさん「誰?」
宮舘さん「ラッキィ池田さん?(数回仰っていた)」
岩本くん「鼻2つあるし(笑)」
井戸から出た鼻とジョウロの鼻でシュールなゾウさんになってて面白すぎた(笑)

4/29昼公演
井戸からは猫の鳴き声。猫の姿はない。
ふっかさん「井戸の中にいるみたい、助けてあげなきゃ!」
岩本くん「うん(と喋ると猫の鳴き声は岩本くんがしていたのか、ヘリウムガス吸った時の声みたいなボイスチェンジャーを解かないPAスタッフさんの最高の悪戯が始まる__)」

岩本くん「ねぇ〜www やめてよ!何これ!やだ!もう!ねぇ!何ー!!やめてよ!何でこーなるの!wwwww(ずっとボイチェン声)」
とぴょんぴょん飛びながら訴える岩本くん。
少し間を置いてもやはりボイチェンは解かれず…
岩本くん「も〜www むかつく!!(PA席に訴えながらも尚ボイチェン声)」

やっと解かれたと思ったら、PAスタッフさんの悪戯は宮舘さんへ。
宮舘さん「(ボイチェンかかるだろうな〜と察していて&案の定ボイチェン声で)ね〜ww 何でこーなるの!」と先程の岩本くんの動きと声を真似しだして特大の岩ちゃんと宮ちゃんでした…
この時の岩本くんはツボにはまり、笑いながらしゃがみ込む。
その間も宮ちゃんは、
宮舘さん「ね〜何でこーなるの!(ぴょんぴょん)何でこーなるの!(ぴょんぴょん)(ずっとボイチェン声)」
とにかく岩ちゃんいじりが止まらない…多分10回程はこーなるの!って真似してぴょんぴょんしてました…その宮ちゃんを見ていたら、ずっと欲しかったおもちゃを買えなくてぐずってしまった子に見えてきて(すみません)頭抱える可愛さでした…
ボイチェンを解かれても自ら声を作って
宮舘さん「何でこーなるの!(ぴょんぴょん)」ってずっといじってました。
その時の作り声が初めて聴く雰囲気の宮舘さんの声でめちゃくちゃ面白かった、バラエティスキルがぐんぐん上がりすぎていらっしゃる……
岩本くんは「本当むかつく!!!ww」ってぷんぷんしてました(可愛い)

次のボイチェンの魔の手は…と察して皆ふっかさんを観たけど、ふっかさんにボイチェンはかからない。
でも作った声でふっかさん「ねぇ〜www」と岩本くんはとことんいじられてました。
宮舘さん「やっぱりね、ね〜www(作り声でぴょんぴょん)ってしないとかからないんだよ」と岩本くんのモノマネレクチャー始めててしんどかった。
普段はリーダーとして皆を引っ張る岩本くんだけど、楽しいお兄ちゃんな宮舘さんとふっかさんだと弟っぽくいじられるところが観られるのがこの3人ならではの良い関係性だな…とほっこりしながら観てました。

4/29昼公演
お化け屋敷の時に京本政樹さんがご観劇されていることのご紹介がありました。
ボイチェンやり取り後のご紹介でふっかさんがとても恐縮されていらっしゃいました。

そして本題に戻り、井戸の中の動物を助けようと井戸を覗きこむ3人が、あのMVを思わす構図に…


▶︎Vroom Vroom Vroom

MVやライブの時とは違う、おばけをモチーフにした恨めしや〜なゆらゆらとしたポーズの踊りが可愛い。
途中間奏部分で、振り付けを間違ったセンターのふっかさんがいわだての振りでアタックを食らって、うわうわってなったら突然のフォトセッションみたいな演出がユーモアで楽しかった。
最後はジュニアと3人皆で横並びでおばけダンス!

ダンスが終わった後は、それぞれの今日のスコア?みたいなのがスマブラやスプラトゥーンを思わすような画面で表示と紹介があって、お化け屋敷パートのバラエティ豊かなアトラクション感とゲームっぽさがあるのがふっかさん演出さを感じました。(ふっかさんの考えられた演出かな…?)
宮舘さんのスコアが“3250”で誕生日だったり、阿達くん、竹村くん、渡邉くん、堀口くんの4人はGALAの体文字でぴょこぴょこ跳ねててとても元気で、キャストさんの紹介も皆さんとても笑顔でその笑顔が最高に素敵でした。
最後は恨めしや〜のポーズでVroom Vroom Vroomのインストに乗せながら、客席にお辞儀であっという間のお化け屋敷でした。


・三番叟

矢雪紋、雪輪に矢雪紋があしらわれた幕に囃子と三味線の演奏、大向こうさんの「宮舘!」の声と共に宮舘さんが登場。大向こうさんの「千穐楽おめでとう!」の声に胸がじーんと熱くなった…
「お〜さえ、お〜さえ〜、喜びありや、喜びありや、喜びありや〜」と宮舘さんがはやしことばをステージ中央で行う。
三番叟が五穀豊穣の神と解釈されることと、矢雪紋には豊年の瑞兆として喜ばれていたと解釈されていることが、演目にもとても合っている紋様なんですね…(振り返る為に紋様を調べて書き留めながら思いを馳せ出す)
花道やステージ中央で歌舞伎の中腰で行う激しい殺陣のような動きで鈴を鳴らしている時と見得を切る時の宮舘さんのにこにこされていた表情が忘れられない。
和の世界を大切に愉しんでいる姿が宮舘さんに惹かれる原点だったので、今、この瞬間を大切に愉しまれているんだな…と表情や動きで感じ取りながら観ていて胸がいっぱいいっぱいになりました。


・猪鹿蝶 / 狐とおかめとひょっとこ

美術セットが猪鹿蝶モチーフなのが可愛い🎴
だけどジャンプ台やロープがあって宮舘さんがジャンプ台から落ちたり、岩本くんがロープを登ったりアクティブ。
宮舘さんは狐、ふっかさんはおかめ、岩本くんはひょっとこのお面。
狐がサラストの髪をバサバサと靡くくらい激しく動くぴょんぴょんした表現が狐の獣っぽさも妖っぽさもあってとても可愛かった。
「舘様〜!」と大向こうさんが声かけるのも好きでした。
おかめとひょっとこの恋模様にも注目。
おかめに振り向いてもらいたいひょっとこ。
だけど、おかめはぷいっと外方を向いてとんとんとんとお化粧直し。
この時の大向こうさんの「ふっか!かわいい!」の掛け声がおたくのコメントみたいでめちゃくちゃ面白かった。
その後おかめにリベンジをするひょっとこ。
そのひょっとこにも大向こうさんが「ひーくん!頑張ってください!」って声をかけていたり、歌舞伎の大向こうとはまた違う“祭 GALA”ならではの大向こうが楽しかったです!
花札モチーフの美術セットが本当に可愛かったな…


・盆踊り

とにかく楽しかった…後ろの背景スクリーンが祭の屋台や美術セットも櫓だったり、はいはいはい!と盛り上げる掛け声だったり、会場一体で拍手で熱気溢れる感覚がまさにお祭りでした。

それぞれのメンカラの着物に扇子を手に櫓の前でパフォーマンスする3人。
そして、宮舘さんがセンターで盆踊りのレクチャーをしてくださいます。

↓振り付けの内容
①自分の前で🙅をつくり、右側でバツを開く
②もう一度前で🙅をつくり、左側でバツを開く
③ ①→②→①→②をスピードを早めて
④左下からトントントンと右上へ手拍子👏
⑤右下からトントントンと左上へ手拍子👏
⑥両膝をトントントンと手で叩く🙌
⑦叩いた手をそのまま上へ3回トンっと跳ねる🙌

こちらを宮舘さんのレクチャーに乗せると
「み〜ぎ!(①)ひだり〜!(②)
みぎっ!ひだりっ!みぎっ!ひだりっ!(③)
トントントンッ(④)トントントンッ(⑤)
ひざ!上!ひざ!上!ひざ!(⑥)
トン!トン!トン!(⑦)」

レクチャーしている時の宮舘さんに歌or体操のお兄さんみを感じて、歌のお兄さん役の作品を観てみたいと思ってしまった…

「本番いきますよ〜!準備はできていますか〜!」ってまずキャストさん達を盛り上げるべく横揺れでルンルンリズムを取って盛り上げる宮舘さん(とある動きに既視感)がユーモア溢れていて楽しいし、その後一緒に盆踊りするのもとっても楽しかった!

盆踊りの時にはご観劇者の紹介もありました。
4/28夜公演では、有岡くんに盛り上がってくださいね〜!と再度有岡くんをご紹介されていたり、
4/29昼公演では宮舘さん「京様も盛り上がりましょ〜!」と京様呼びの舘様が可愛いし、「とても元気に踊ってくれてる方がいますね〜!亀梨くんが来ていらっしゃいます!」と亀梨くんのポージング真似の伏線を回収されたと共に予想していなかったかめだてに頭を抱えました。

盆踊り後は祭りが終わり、静まり返った祭り屋台、そこに扇子で仰ぎ佇む宮舘さんが祭男って感じ(語彙力皆無)で清々しくてかっこよかった。
花道の近くにお面が落ちていることに気づいて、お面を不思議そうに手にする。そのお面を顔にはめると踠き苦しむ獣のような声、と共に幕には血飛沫が噴き上がる。
お面をつけた宮舘さんは、どっしりと構えた風格で花道を後にしていきました。


変面

出演:岩本くん
今年も変面を観ることができて嬉しかった…
頭の長い触感のようなものが目を惹く衣装。
ダンサーさんのチャイナドレスが綺麗。
はっきり仕組みが知りたくてオペラグラスで瞬き止めて凝視するけどやはり変面の謎が解けない…変面も勿論、レーザーを手に掴んで投げたり回したりするパフォーマンスがレーザーってあんな風に持って動かす表現をすることができるんだってずっと目を奪われていました。
昨年の滝沢歌舞伎ZEROの変面でも感じた変面に視線誘導するような掻き立てられる楽曲がクセになりました。


演舞

水が凄い、大量の水が春の新橋演舞場を感じる。
そしてデニムの衣装がかわいい。ちらっと宮舘さんのもちっとしたお腹が見え隠れするのがかわいい(本当にごめんなさい)
ジュニアの皆の舞で傘を使ったり、光る扇子を回したりするパフォーマンスが和要素もありつつ、近未来的で綺麗でした。
ふっかさんの大技、こちらも命綱はありません。宮舘さんと岩本くんが布の輪をさっとふっかさんの背中に通してその輪に移動していくふっかさん。3人の阿吽の呼吸がなっていないとできない大技。
宮舘さんが下手側でふっかさんの大技が決まった時に「シャッ!」みたいに勝ち誇った嬉しそうな表情をされて、あぁ…もうそういうところなんですよ……(語彙力)と頭を抱えました。
ここでの舞でニコッとされた宮舘さんの表情も素敵で…岩本くんとふっかさんと目配せする時も凄くニコッとしてて舞っている宮舘さんに釘付けになってしまう。
3人で決めるアクロバットとかフライング技、レーザーの演出、舞い踊る3人に目が離せませんでした。


エンディング 風

蝶の形の銀テープが3人の周りに舞っているのが綺麗だった。
“風”は普段の3人の音質と比べると高音めな歌声の印象で、instrumentalで流れていた時よりアップテンポな気分が上がる曲調。「赤、黄色、紫になって〜」という歌詞があるのも良いし、色の順番に意味があるのかなともっと歌詞を思い返して解釈したい…新しい春の風の訪れのような聴いていて明るい気持ちになる曲でした。
最後はキャストの皆さんの名前がGALAのエンドロールに乗せて流れて、
岩本くん「御手を拝借、よぉー!!!」
他キャスト&客席「(👏)」と一本締め。
すると後ろのスクリーンの鳥居がアトラクションみたいに左右に動きながら、GALAの鳥居と共に、山には“祭”の送り火で祭 GALAの幕が降りました。
観劇したどちらの公演もスタンディングオベーションでした。


カーテンコール

4/29昼公演
幕が上がり3人と全キャストさん達の姿。
後ろのスクリーンには『祝千穐楽』の文字。
3人から1人ずつ挨拶を始めようとすると、宮舘さん「長くなりそうだね〜3時間くらい話しちゃいそう」
ふっかさん「公演より長い!」とここでも空間支配しようとしていた宮舘さん。

宮舘さんのご挨拶
12月から大奥の撮影で京都に行っていたこと。その京都の新幹線の行きで曲を決めたり、帰りには構成どうしようか考えたり、新幹線で行ったり来たりしながらGALAの演出や衣装のことを考えていらっしゃったこと。

宮舘さん「笑いの絶えない、笑いの絶えないって言い方はどうなのか分からないですけど」
岩本くんとふっかさん「(笑顔で頷いてる)」
(この時のいわふかの表情が良すぎた)

この3人でないとできない演目。
「日々愛していただけるように、笑顔あり、締めるところは締めて、更にパワーアップをして帰って来たいと思います!」と来年以降の祭 GALAへの思いを込めた挨拶でした。本編で話しすぎたからと抑えていらっしゃったのが可愛かった。


ふっかさんのご挨拶
制作発表時に岩本くんに“身体を酷使する”と言われた時は二度見してしまったけど、終わってみると『まだまだ俺やれるじゃん!』と秘められた想いを仰られていて。客席はその言葉に拍手とFu~!!
その時の拍手とFu~!!を掴んでパクパク食べていたふっかさんが濡れ髪もかっこいいし、わんぱくだし、かっこかわいかった…
「カメラが入っていた公演もあるみたいで…何とは言えないんですけどお察しいただければと思います!」ともしかして…?と期待してしまうようなお言葉もあったので、発表される日を楽しみにしています☺️


岩本くんのご挨拶
僕達が好き勝手できるのも支えてくださるスタッフさんのおかげ。スタッフさんがいなければ、パンツー丁で僕達は何も出来ない状態。祭 GALAは笑顔がテーマ、こうだったよ〜と周りの人と話して笑顔の輪が広がって平和になればいいなと祭 GALAから生まれる人との輪に願いを込められていました。
また、“SNSを通じて伝えられる世の中になったけど、舞台だからこそ届けられるものがある。”
上記の言葉は、滝沢歌舞伎ZEROの際にも印象深くて話されていた記憶があり、舞台という生もののエンターテイメントをとても大切にされている岩本くんの熱い思いを感じました。

最後は、岩本くんが「おわり!(にこにこ笑顔)」と3人肩を寄せ合ってルンルン横揺れで笑顔のまま祭 GALAの幕が降りました。



感想

観劇して

昨年の春から新しい春の報せが来た時から、嬉しさと共にZEROから作り上げられる新しい春。岩本くん・ふっかさん・宮舘さんが作り上げるエンターテイメントがどんな演目になっているのだろうと気になっていました。観劇前までネタバレを踏みつつ踏み込みすぎないように楽しみにしていたので、当日幕が開いた瞬間からワクワクが止まらない“お祭り”のような空間に終始観劇しながら口角が上がっているのを自分でも感じました。舞台観劇後にどっとくる思いや楽しさの波の前に、舞台を観ながら何これ!楽しい〜!!って常に波が来る感覚は初めてでした。語彙力がなさすぎるけど、ずっと楽しくて楽しくて。
新橋演舞場での公演は勿論、より大規模な会場、日本に留まらず海外でも魅せられる演出も多く感じたので、様々な会場で今後観劇することが出来たらな…と思ってしまいました。“新世界”はセンターステージで岩本くんが鎮座している姿や“盆踊り”は会場全体にキャストさん達が通路に広がって踊ってる姿が目に浮かぶし、ドームのような会場で観るのも楽しそう!等想像が膨らみました。
滝沢歌舞伎から培ってきたものを基盤に、更に進化し、和と洋の持つそれぞれのエンターテイメントの良さを詰め込んだ“祭 GALA”。
最初から最後までお祭りのように楽しくて沢山の元気をいただけて、祭 GALAそのものがパワースポットのようないるだけで力が漲ってくる公演でした。


最後に

新しい春の和と洋のエンターテイメント。

鳥居で始まり、鳥居で終わる。
終わりには山にも “祭”の送り火。

神社でのお祭りに足を運んで、屋台や催し物に触れ、祭りならではの雰囲気を感じながら楽しんで帰るまでの自分達の一連の物語みたいに観て取れたGALAの鳥居。

お盆の伝統行事の送り火のように、“祭 GALA”も春の伝統行事・風物詩として継承される素晴らしいエンターテイメントになりますことを心より願っております。

初演、25日間、全37公演完走
本当にお疲れ様でした!!!