書き殴る不安。

このご時世だから、という訳でもなく、
何かわからないけれど不安があって、
それは昔からほぼ常に体の奥にあるような感じであって、普段隠れているものが時々ひょっこり出てくる感じで、また来たなという感じで、
その不安の正体は毎度掴めないけれど、
「あ〜そっか、まず、
生きてる事自体が不安なんだな」
とある時気付いてから、それ以上はあまり考えないようにするようになった。

それは例えば、恋人の運転する車に乗って、
遠くでも近くでも楽しく出掛けている最中に、
ふっと現れたりして、
それを消す為に黙りこくる時もあれば、
目に付いたもの全て、そこらにある看板の文字を片っ端から口に出したりもする。
例えば恋人と、一緒に仲良く家で過ごす時間でさえもそれはふっと現れて、
しょうもない駄洒落や懐かしのメロディやふざけて尻を揉みしだいたりして誤魔化している。

不安でなくてもそういう事していないか?
昔はとにかく黙りこくっていた気がする。

整理されていない寄せては返す大量の感情を、整理されていない思い浮かぶ・目に入る大量の情報で打ち消しているような、
とにかくどうにか、道化になる。
凄いふざけた奴だな頭大丈夫かな、と思われているかもしれないし、心が弱い人だと思われるよりかはその方がずっといい。
これは心が弱い人を悪く言っている訳ではない。

生きている事自体が不安であれば、
解決方法は死ぬしかないでしょう?
それがわかっているから、それは口に出さないし、道化でいる。

笑っていてね。

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