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Cigarette & Alcohol Tour 2016

7月に発売したLUCKY TAPESの2ndアルバム『Cigarette & Alcohol』のリリースツアーも昨夜ついに幕を閉じました。

全8公演、足を運んで下さった皆さま本当に本当にありがとうございました!!

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今回のツアーを通して、LUCKY TAPESの音楽の在り方が掴めた気がしていて。

エゴサ大好き芸人なので、お客さんのツイートから引用させて貰うと…

もうまさに!と言った感じ!

昨夜の「スローモーション」での行進や東京キネマ倶楽部の時の衣装チェンジなど、音以外で視覚的に楽しめる要素ももちろん大事なんだけど、前回のnoteにも書いたように、音楽だけでどれだけのことが出来るかに挑戦してみたい。

ただ音楽を演奏しているだけでも、そこに音楽にとどまらないエンターテイメントとしての付加価値が生まれることを目標としているからこの言葉はすごく嬉しい!

そして、ツアー先で朝から晩まで時間を共にしてファミリー感まで出てきた、この10人でしか作れない世界があるということも。

基本的に物事に対して冷めている人間なので、表現する音がよければそれで十分だろうと考えてる時期もあったけど、その奥にある人間同士の呼吸だったりドラマが音楽には存在していることを身を以て感じた。

「この人の演奏する音や歌が好き」から「この人の演奏する音や歌はもちろん、人としても好き」に変わった。

これはすごく大きい。
もともと集団行動とかリーダーとして仕切るようなことは苦手だったのに、今はこのチームを動かせるということを誇りに思うし、楽しくて仕方ない。同時に責任感も常に背負ってる。

その日その日のメンバーの調子や思考だったり、いつもと違う弾き方でアプローチした時に返ってくる音の絶妙なリアクションだったり。そういうことに敏感になってきた。

聴いてるお客さん側の立場にも立ちつつ、まずは演奏している自分たちが楽しめるアレンジでないと飽きてしまうので、この曲のこのフレーズをもっと面白く聴かせるには…なんてことを常に考えていたり。

自分も演者の一人だけど、どこか客観的にプロジェクトをプロデュースしている感覚に近いので性に合っているのかもしれない。

これからこのチームでこんなことをしたら面白い、こんなことも出来るんじゃないか、みたいなことをぐるぐる考えてるとわくわくする。

この10人なら何処へでもどこまででも行けそうな気がしてならない。

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勢いで溢れてきたことを擲り書きしたので、すごく私的なことばかりで申し訳ないけど…

とにかくツアーとても楽しかったし、色々と成長できた濃い2ヶ月を過ごせました。
各公演を作り上げて下さった関係者の皆さま、出演者の皆さま、足を運んで下さった皆さま、改めて本当にありがとうございました!

ツアーファイナルの帰りに今年初雪が降っていたのも何かの区切りのような、今日から本格的に冬に突入するよと言われているようでハッとさせられた。

LUCKY TAPESも一つの作品のツアーを終えて、次の季節がやってくる。

これからもどんどん進化していくチームラッキーを今後ともよろしくお願いします!

bye

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