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自分の平和は自分でまもること


オーストラリアへきてもうすぐ4年目になる。外へ出てみて分かったこと、疑問に思うことがいくつかある。

日本は島国だから、どうしても情報が閉鎖的になってしまうのは分かる。どれくらいの人が世界状況に興味があるのだろうか。外国人への強烈な憧れ、女の子はこうでなければいけない、こうしなければモテない。男の子はこうでないといけない。幸せになるためにはこうした方がいい。などなど、日本にいた頃に嫌でも目にうつるのはこういう記事やテレビ番組ばかり。

誰が決めたそのルール?なぜ家事や育児は女の人が主体?なぜ生活の大黒柱は男の人?なぜスーパーやコンビニに行く時でさえ化粧をする?なぜ太っていると批判される?そういうよく分からないルールがたくさんある。よく知りもしない他人が他人をジャッジしている。


そういう暗黙のルールがあるから苦しんでいる人がたくさんいる。でも、当事者たちはそのことに気付かない。こういう事に気付けたら、少し楽になるのに。

わたしの彼はブラジル出身。もちろん彼の価値観の中には、家事や炊事は女であるわたしの仕事、なんてものはない。家にいるほうがやる。気付いたほうがやる。分担してやる。疲れていてなにもできなくたって責められたりしない。

他人をジャッジしない。というか、他人を目にも留めていない。これは、オーストラリア人もそう。だから、すごく楽。生きるのが断然楽になった。


自分の人生なんだから、好きにすればいい。誰も自分の人生をジャッジできない。日本は、出る杭は打たれる。なにか新しい事をすれば叩かれて批判されて、消滅するまで他人を追い込んだり。あの人まだ結婚してないなんて変だね、とか子供いないのなんでかな?とか、あの歳でこんなことして、とか噂話もたくさん。年齢や血液型で人を判断される。

一人ひとりそれぞれの価値観がある。それを片っ端から批判して、自分と同じ意見じゃないと認めない、なんていう社会の風潮はちょっと異常。もっと自分の意見を主張していくべきだと思う。とくに、女の人はもっと強くなったっていい!嫌なものは嫌、自分はこれをしたいからやる!そういう主張をどんどんしていってほしい。


完全に外国の人と仕事をするようになって約2年ほどになる。日本での仕事のスタイルとは全く別物!体調が悪ければボスに電話一本かけて休む。自分で代わりの人を探すなんてことはしない。お客さんであろうと、店員であろうと、出来ないものは出来ない。こうしてほしいな、って思うことは主張しなければ伝わらない。主張しないと、どんどん良いように使われて損をするだけ。こうしてほしいだろうな、なんていう思いやりはない。みんな自分主体で動いている。日本人であるわたしは、どうしても他人を優先してしまう。あの人忙しそうだから助けてあげたいな、って考えて自分の仕事量を自分で増やす。そして疲れきって帰宅。助けが欲しければ、助けてって言わないと誰も助けてくれやしない。他人のことを考えすぎていて自分のことは後回し。自分のことを一番に考えよう、と頭の中で思い直さないと切り替えが出来ない。他人を助けたところで評価が上がる訳でもなく、次から利用されるだけ。だったら自分の仕事だけをするほうが楽だしフェア。

もっと自分の事を考えていい。どうしたら自分が幸せでいられるか。どうしたら自分を一番大事にしてあげられるか。自分の大事なものはなにか。自分がどうしたいか。そういうのを常々考えてていい。他人は他人。他人には他人の人生があるし価値観がある。それはそれで尊重する。


日本人は器用だし他人を思いやる心がもともと備わっている。それは素晴らしいことだと自分でも思う。その心を少しでも自分へ向けてあげることでちょっとだけ日本が平和になるといい。


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