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魔法と呼ぶにはあまりにも現実みたいで

ここにくるまでに正直、たくさん悩むことがあった。うまくいかないことが多く、忙しい日々が続いたこともあり、まっすぐな気持ちであなたたちのことをみれないときがあった。あなたたちのことは変わらずだいすきなのに何のためにあなたたちのことを好きなのかわからなくなることがあった。なにがあなたたちをすきなことの証明になるのか考えたこともあった。

複雑な気持ちでむかえたはじめてのドームツアー。
幕があがった瞬間、今まで悩んでいたことがどうだってよくなるくらいあまりにもみんなのことが大切で涙が溢れた。
その一瞬でどんな気持ちでわたしはあなたたちのことがすきだったか思い出した。そうだった、わたしはあなたたちをこんなふうに純粋にだいすきだった。証明なんかしなくてもこころがだいすきだって前にすすんでいた。

いつだって、どんなに大きいステージに立っても、変わらずに感謝を伝えてくれる謙虚な姿勢がすきだった。

どんなグループよりもたのしそうにステージを駆け回っている無邪気な姿がすきだった。

日本人メンバーがいないなかで全員が少しでも日本語で話そうと準備してくれるその心遣いがすきだった。

どれだけ練習してきたか想像もできないくらいすべてをかけてステージで全力で燃えている姿がすきだった。

なにも変わっていない彼らの姿を見ながら、自然と泣いていた。すきでいることを許された気がした。ただただ、彼らからあたえられる愛を浴びて、もっともっとだいすきになってしまった。

わたしはSEVENTEENがどうしようもなくすきだ。
でもこの気持ちが永遠だとは思わない。
わたしが変わってしまうかもしれないし、もしかするといつか変わってしまうあなたたちから気持ちが離れることもあるかもしれない。でも、それでも、今この瞬間、あなたたちをすきなきもちは本物だと胸を張って言える。
永遠は約束できないけれど、今このきもちに嘘が混じらない間はあなたたちのことを全力で愛したい。それくらい大切で、特別です。

わたしにできることは少ない。
それでもミンギュさんは「僕は夢が多いほうだと思います。だけれどいままで生きてきたなかで自分で叶えた夢はデビューしたことだけです。その他はすべてCARATのみなさんが叶えてくれました」と言う。
ジョンハンさんは「僕の青春を、20代を輝かせてくれてありがとうございます」と言う。
ホシくんは「僕たちの夢になってくれてありがとう」と言う。
何もできないことがもどかしいけれどこれからもそんな愛であふれる彼らの夢のほんの一部であれたらいいなと思う。

どうかこれからもあなたたちが夢で誓ったすべてのことをひとつひとつ叶えられますように。
ここに立つことを夢見てくれてありがとう。

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