趣味は旅行、、、
自分の感覚で、旅は『逃げ旅』と『充電旅』があります。
今回『逃げ旅』はもうするまい！と思うに至った旅のお話です。

「逃げ旅」と充電旅」について

その頃は、仕事がとんでもなく忙しく、残業は当たり前。3年以上、取れて2連休。お盆も正月もGWもなく、世の連休を取る人々を羨ましく思ってました。
そんな働き方ですから、体調も崩してしまいました。これまでのような働き方ができなくなり、通院し始めました。

収入も激減です。でも、このままじゃ壊れるぞと、なんとか休みを取るよう調整していましたが、出かける計画を立てる気力もなく。

そんな時に親戚から「旅費出してあげるからウチにおいでよ」と。
何？神なの？その言葉に胸躍り、旅に出ることにしました。

この旅は、言葉通りの充電旅。楽しさしかありませんでした。もちろんトラブルはありました。運転中、GPSが機能せず、気づけば森の中で道がなくなるという。それもひっくるめて楽しみました。これぞ「充電旅」です。

「充電旅」から少し経ったある日、また友人から、「うちにおいでよ。癒されるからさ！」と、お誘いがありました。

彼女が住まうのは、セレブ集うリゾート地。面白ろそうと頭によぎるものの、収入は減っていますので、お金が微妙です。

勿論、正直にそれを伝えました。すふと「旅費は無理だけど、滞在費は気にする必要ない。」と。不安な気持ちを抑えて乗っかってみました。

ただモヤモヤ。金銭面だけでない理由がそこにはありましたが、見ないようにしていました。

モヤモヤしたまま彼の地へ旅立ったのですが、案の定、彼女の言葉にかなり傷つきました。

彼女曰く、
「昔のKちゃんはこんなじゃない」
「娘が体調を崩しても親は何もしないの？」
「親の育て方が悪い」
「親はお金を持たせるのが普通だ」

こんなことを毎晩聞かされ、私は毎晩号泣です。3日目の夜、我慢できなくなった私は、友達に「私っておかしいの？」とLINEしました。もう自分で判断できないほどでした。

友達からの「親の非難こそ非常識」という返事で、私も目が覚めました。そしてとある彼女の行動が我慢ができなくなった時、私の言動が原因で、言い合いになってしまったんですね。そして、彼女の家を追い出されてしまいました。（これは一方的に私が悪いです）

本当はあと何日か滞在日程が残っていたのですが、翌日のフライトで帰ることにしました。本当、感じたモヤモヤは見ないことにすると、ろくなことがありません。

この経験から、モヤモヤしたまま旅に出ない。逃げ旅はするものか！と誓ったのでした。