叫べ睨めカネコアヤノ @SWEET LOVE SHOWER
2023年8月27日、日曜日。
山梨県 山中湖交流プラザ きららにて行われたSWEET LOVE SHOWERに行ってきました。
新宿から直行のバスに乗って、渋滞で3時間半かかり、山梨に到着。
降りた瞬間、すずしい!!!
感動の涼しさ。今年のロッキンでは熱中症になったので、都心の夏フェスはもう行きたくね~山梨さいこう~という感じですでに楽しい。
入ってすぐ、カネコがこの後歌うステージに向かい、前から3列目をゲットした。1時間待機。
直射日光は普通に暑いけど、時折吹く涼しい風が幸せ。
セッティングを眺める。
ヒカリさんや林さんが音を鳴らしにステージに。ワクワク。
リハでは「予感」と「爛漫」が。
11時55分。
はじまった~。ヒカリさんの上裸に観客が沸く。
ボブのカネコさいこうにかわいい〜〜。
1曲目は「愛のままを」
うお~。
初っ端から最高の睨み。
はじめにこれが来るとみんなが強気な気持ちになる。
後ろにいたお客さんから「睨んでるね〜〜」という声が聞こえた。それな。
媚びない彼女の中にある燃える想い。泣かせた誰かのこと思い出したって仕方がない!!
ドラムで続く「さよーならあなた」
続いたときのテンションの上がり方たるや。
わ〜〜〜〜い今日も林さんのギターが聴ける。
この曲の前だったか、「林くんー!がんばれー!」の叫びににやにやしているのが良かった。
わたしはこの曲を恋人の隣で聴けるのがいつも嬉しい。
「気分」
気分、ラスサビ前の、ハイハット一撃による別世界への入り口が最高に好き!!こころをまもる。気分は上がったり下がったり。ぼくはぼくでしかない……………パーン!ぐうぉおおおお!という瞬間。まさに上がったり下がったり。そう。私の日々もこうなのです。うさぎのようになることもあれば、心の中がヘドバン群衆に支配されることもある。
「こんな日に限って」
朝が遠い夜。青空の下で聴く夜。
カネコが「夜」と言うとそこは夜になる。創世記が思い出される。
部屋の中で1人、夜よりも深い夜に、過去への失望、諦め。その中で皮肉に輝く今。傷の深さ。それでも生きているし、人生は続くし、自分はこの世と共存している。
ライブバージョンこんな日に限っては、最後あつすぎるし、絶対に「わたしたちへ」に続くことが分かっているからこそ、カネコの「わたし」を深く感じる。
「わたしたちへ」
この曲のアウトロは、カネコバンドの「これがわたしたち」を本気で、死ぬ気で、全力で、怖いくらい、見せられている気持ちになる。これを受け止めきれることは一生無いかもしれない。絶対にこちらのキャパを超えてくる。とめどない「わたしたち」の波にのまれる。変わりたい。変われない。変わりたい。代わりがいない。出せる力の全てを。私も泳ぎ始められる気がしてくる。
良かった~~~
今日も満たされ、勇気をもらった。
これが富士山の下でぶちまけられたってすげえ。
来年も行きたい。山中湖さいこう。カネコさいこう。