真夜中のラブレター

5
ノート

小説とコーヒーとチョコレート

小説を読むときにはルールがある。

濃いめに淹れたブラックコーヒーとひとかけらのチョコレート。
小説を邪魔しない(といってもジャンルは決めてない)少しの音楽。誰にも邪魔されないまとまった時間。

それらがなくても本は読めるけど、楽しみにしている作品ほど4つが揃った環境で読みたい。

わたしは本が好き。
でもたくさんの冊数を読むわけではない。
だから、本が好きだとは言わないできた。

本を読

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センチメンタルオータム

最後に一緒に食べたのは季節限定のソフトクリームだった。
モンブランフレーバーだったから秋のはじめ。
夏の終わり。

じゃあね、と言って手を振った。彼を残してわたしが去った。
最後と決めてたわけじゃない。

2人で遊んだカードゲーム。
1年越しに返してくれなくていいよ。

彼への違和感を確認するには十分だった。

そのあとも、何度か長電話をした。
彼がわたしの好きな彼でなくなってからも、長電話には

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あの日の空の色 さくらいろ

桜並木のむこうにあなたがいる

右の口の端だけあげて微笑む癖

強がっててもやさしくて繊細なことちゃんと分かってたよ

君の好きな冬は終わってすっかり春だ

あの日の空の色
君の笑顔はさくらいろ

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