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歌手・ちあきなおみ①


はじめに

ちあきなおみ。まず、知っていますか?
最初に言っておくが、私は17歳。彼女は76歳。孫と祖母か?
17歳が選ぶテーマではない(失礼)ということは、明らかだ。
誰って思う人もいれば、あ〜コロッケが真似してたよね、って人もいるだろうし、知ってる人も多い。ただ、知ってる人のほとんどが還暦を過ぎているはず。
1992年に引退して、私が生まれたのは2006年。なんで知ってるのって感じでしょう?
同世代の人に聞いても99%は知らないと思うし、昭和生まれでギリギリ知ってるかなってくらいだと思うの。

やっぱり彼女の知名度を上げたひとつに、コロッケの影響もあると思う。レパートリーの中でも岩崎宏美とかも好き。笑
シンデレラハネムーン、聖母たちのララバイ…彼女もとても上手いよね。直立不動で後ろに何もつかず、ただただ歌一本で勝負して、勝つのがかっこいい。ちょっとコレ見て!

あぁ、脱線しちゃった!

きっかけ

彼女というのもおこがましいが…私からしたら祖母に近い年齢の方に、16歳でハマったことにはさすがに自分でも驚いた。
きっかけは夏にたまたま見たテレビで、喝采が流れていた。コロッケのイメージって言っていたから、改めて聞いてみたら、何かいいなっていう感じを受けた。私は元々昔の曲が大好きで、昭和歌謡を毎日聴いている。親の影響はないし、こんなにハマるとも思わなかった。今の曲はあまり聴かないが、嫌いではない。
でも、ここまで古い曲は踏み入れて来なかった。

説明

彼女は喝采だけのイメージがある人も多いだろう。しかし、一発屋ではない!絶対に。強く主張する。紅白には8度の出演歴がある。
本業は歌手。代表曲は「喝采」。
女優としてドラマや映画にも出演し、CMやバラエティにも出演。

キャッチコピーが2つあるって珍しいよね?
「苗字がなくて名前がふたつ」
ちあきとなおみ。確かに。
「魅惑のハスキー・ボイン」
ボイスじゃなくてボインなのはさすがに笑うww
でもピッタリ!笑

「喝采」のような物語、「夜へ急ぐ人」のような狂気、「かもめの街」のような台詞までサラッと歌いこなす。
彼女はホンモノ。(偉そうに言うな)

黒いふちどり

とりあえず1回聴いて。3分半の物語。
「なんでサブスクないねん!」って思う歌手、女はちあきなおみ、男はチャゲアス。

1972年。期待されていた小柳ルミ子の「瀬戸の花嫁」を押しのけて、レコード大賞に輝いた、51年前の曲。彼女は当時25歳。
親ですら記憶にない時代だが、この曲を名曲と言わずして何が名曲なのか?
また脱線してしまうが、瀬戸の花嫁も喝采を知ってから聴き始め、めちゃめちゃ好きな曲。二つの曲は対照的なテーマ。結婚と葬式とでも言おうか?瀬戸は明るい感じだが、喝采は暗い。どちらかというと瀬戸のほうが若者にもハマりやすいと思う。
瀬戸の花嫁のSpotifyを貼りました。聴いてみてね。声がキレイで、歌いやすい。
YouTubeもあるにはあるが、再生回数の多いものは消されてしまった。1000万回再生されようと、許可取らねば消されるぞ!自分で消したかもしれないが、私には消せないな〜

https://open.spotify.com/track/2EZfiwgnOV8xJCJ93RfNBS?si=67SM-ycsQbCx8TRJvgaFwg&context=spotify%3Aplaylist%3A37i9dQZF1Fa1IIVtEpGUcU 

余談

昔、特に70年代のレコード大賞は権威があった、と個人的に思う。
しかし…今のレコード大賞をまともに見たことがない私が言えることではない、かな?
レコ大を取ったら、帝国劇場から急いでNHKホールへ向かってそのまま紅白に。大晦日の大移動。今は無いけど。
レコード大賞受賞後の彼女はボロボロに泣きながら歌っていた。おまけに歌詞を間違えるという。だけど、許せちゃう歌唱力。昔は皆泣きながら歌っているよね。

こんな25歳いねぇ

72年って、「あの鐘を鳴らすのはあなた」もノミネートされていて、あの時のアッコはまさかの23歳。めっちゃ歌うますぎて鳥肌。なんかもう声量お化け(?)
昔の人って言い方悪いけど、みんな老けてません?なんでだろうと思ったら、みんな化粧が暗い。それでいてケバい。(これまた死語)
つけまつげがギャルみたいにしっかりついていて、目が真っ黒なんです。涙も黒くなる。

あんた誰

1977年。一言で言うと何もかもぶっ飛んでる。今の時代にもこんな曲は無い。歌謡曲というジャンルでは無い気がする。ホントに怖い。だからあまり聴かないが…💧‬鳥肌が立った。
最初にある地声の語りが良すぎて一生聞ける(?)
髪を振り回し、うめき声を上げ…私は見てはいけないものを見てしまったのか?と思わせるほどの表現力の塊。凄すぎて笑ってしまう。
こんな曲を自分のものにできるのは本当にちあきなおみしかいない。「ハナミズキ」で有名な一青窈がカバーしてたけど、よくトライしたと思います。
この曲を紅白で披露して、司会者に「なんとも気持ち悪い歌ですねぇ」なーんて言われたっけ。
だいぶ失礼だけど、ある意味、褒め言葉?

子供泣くぞ

… 𝗍𝗁𝖾 𝖾𝗇𝖽

写真2枚の出典はコチラ!後に詳しく書きますね。

17歳でこのテーマ、この文量。
しかも下調べ無し。
めっちゃ読み応えありません?
あはは、恥ずかしっ!!

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