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同じ30分でも、違う世界

先日、後輩の子に相談を受けました。
「会社で1on1をする時に、相手に何を言えばいいかわかりません。特にいいことを言えないような気がして…。」という内容。

コロナ以後コミュニケーションが減ったの受け、会社の配慮で1on1などのコミュニケーションの機会を増やすようになりました。
そこで何を話せばいいのかわからない、ということです。

与えられた30分、あなたならどう使いますか?

よくよく聞いてみると、彼女に中にあった不安は「自分がいいことを言わないと相手に悪く思われる」「頼まれた上司からの評価も悪くなるだろう」ということでした。
そのため、彼女の中で「コミュニケーションのための30分=自分がいいことを言って相手から評価をもらうアピールタイム」にいつの間にか書き換わっていたのです。
そして、必要のない不安や緊張を、自ら巻き起こしていたんですね。
会社としては、もちろんそんな意図はなく、ただお互いを知る機会を提供したまでです。

このように、30分をどのような部分に焦点を当てて過ごすかによって、時間の使い方や自分の在り方が変わるのだ、と私は驚きました。

あなたは、朝起きた時の30分・お昼時間の30分・人と話すMTGの30分、どのように過ごしているでしょうか?
「ああ、今日も始まってしまった…」「あと30分はダラダラできるな、寝よう…」「面倒なMTGだな、早く終わらないかな」と過ごすのか
「さあ、今日は〇〇から始めよう」「このお昼を利用して1本noteを書き切るぞ!」「このMTGで要点をまとめ切って、仕事を終わらせよう」と思うかでは、アウトプットがまるで違うはずです。

ことさら企業に勤めていると、前述のように与えられる機会が多いと思います。コミュニケーションとしての1on1というざっくりしたテーマを与えられた時、その人が何を大事にして時間を過ごすかがとても重要です。
「せっかくの30分、相手と仲良くなってお互いが働きやすい関係性を作ろう」と思ったら、自ずと言葉は選ばなくとも出てくるのではないでしょうか。

そして、どんな方にも平等に与えられた、30分・1時間・1日・1年…にどのような意味を与えるかによって、人生が変わるのではないかと思うのです。
違うパラレルに生きるとはまさにこのこと。
見る世界は自分の力でいつでも変えられるはずです。

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