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ひとりじゃ何もできないと思っていた自分へ

会社員生活も結婚生活も、何一つ満足にできなかった私。
でもそこから動くことが怖くて、コソコソと自分の好きなことだけを頼りに生きていた。

人を気にして、謝ってばかりの毎日。
謝らなくとも、気をつかって自分のやりたいことは一番最後に。
空気を読むのに疲れ果てて、自分が空気になりかけてた。笑

こんな自分なんて、何もできないと思っていた。
好きなことがあっても、それが社会にも、家族にも、周りにも認められないと思っていた。
認められなければ、存在することに意味がないとも思いかけていた。
だから相手の好きな自分を演じまくっていた。

不安な気持ちのまま、自由を謳うコミュニティや場所に顔を出しても、どこか信用しきれなくて、ずっと人を疑っていた。

ずっとひとりじゃ何もできないと思っていた。
だから今ここじゃないどこかに連れ出してくれる人や場所を求めてきた。

でも紛れもなく今私は、東京の真ん中で、ひとりで生活をしているのだ。
でも会社員だから?それでもひとりで生活を切り盛りして、生きている。
私はいつだってひとり。これからもひとり。ずっと死ぬまでひとり。

家族ができても、どんな仕事をしても、紛れもなくひとりである。
それは家族の形とか仕事の契約とかの話じゃなくて、心の中がひとりで独立しているということなんだと思う。

女の子なんだからとか、あなたには愛嬌があるんだからいい人見つけて楽しなさいとか、結婚しない人生を選んだんですねとか。クリエイターだからお金は関係ないんですねとか。優しいからきっとやってくれますよねとか。

さまざまな人が勝手に貼ってくるレッテルに、惑わされなくていい。
誰かに助けてもらうことも、誰かを助けることももちろんあるけど、最後は自分で決めなきゃいけない。その選択肢を持っている人生こそが、ひとりで生きるということ。

ひとりじゃ何もできないんじゃない、すでにひとりで何かをしていて、それを意識するかどうかという問題なんだ、ということを、過去と未来の私に言い続けたい。

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