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怖くても、進めないと適性はわからない

ついに、昨日から今日、サラリーマンを辞める日付を決めて、上司にもその頭出しをしました。

また、新しいチャレンジで、今までにやったことのないジャンルにもチャレンジしてみることにしました。ギャラリーのイベント企画と運営です。

茶道の世界の近隣には、古いものや手作り品がいっぱい。それに囲まれてきた私は、作り手さんの道具への愛情や想いを知っているし、自分も小さくともクリエイターの端くれとして、そこに貢献できることは何か。またそういった人たちが生活に困らないように、どのような販路を広げて活躍することができるのか、ということに単純に興味があったのです。

正直自分は、今までモノやサービスを届ける時、卸売りするショップの立場(しかもオンライン)、もしくはショップ運営を司るプラットフォーム側で手数料をもらう元締め的立場に立っていて、作り手さんの現場が全然わかっていなかったと思います。

大量生産・消費の世界の中で、自分が想いを込めて作ったものをどのように届けて使ってもらうかと、また自分達が想いを込めたものを作るためにどのように経済を成り立たせるか、というのは生産者さんにとってはずっと立ちはだかる壁なんだと思います。

本当にハンドメイドって儲からないし、作るのにも限界がある。けど、どうしたらその価値を金銭に変えて経済社会にも適応できるのか、もしくは適応しなくてもいいのか(その辺は環境問題も含むと思う)、その純粋な疑問を自分の目で見て確かめてみたかったのです。

資本主義がなくならない限り、ずっと葛藤を続けるテーマなんだと思うけれど、それでも今できることや、自分の理解を深めるために、動いていくのが大事なんだと思います。

ギャラリーの運営とかって未知数でして、正直周りにわかっている人がいない状態でのスタートになりそうなのですが、私はなぜか会社の黎明期ちょっとすぎのプロジェクトに関わることが多い仕事をしてきましたから、なんとなく「またここからスタートなんだな」という感覚はあります笑

でも明らかに自分の今までの仕事とは違いますし、そこに馴染めなかったら、お金がなくなってまたイチからスタートなんだ、という怖さもあります。
でも最悪の最悪、親の家にニートでもいいかな、くらいの本当にどうしようもない考えで今は突き進んでもいいかなと思いました。(もちろん嫌だから頑張るけど)

やってみないとわからないことがある。
自分のやりたいことと適性がマッチしているのか、環境に馴染むのかも。
とにかくやってみよう。

もしかしたらギャラリー運営じゃなくてこっちお願いします、って言われて別のことをする可能性ももちろんありで。
それも人生。
こうなったら、今は流れてみよう。

思い描いたままにいかなくても、諦めることがあったとしても、自分がまた進んでいる、いつか自分にも「これだ!これなんだ!」と思える瞬間が来ると信じれる今が、実は一番幸せなんじゃないかなと思います。

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