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それでも、今日も私は生きている

8月からフリーランスとして活動する事にしました。

ここに来るまでおよそ3年以上の年月を費やしました。と、書くとさも苦労したかのように思われると思うのですが、現状は真逆です。ぐだぐだと時間を浪費し、自分に言い訳をしていた期間が3年です。

実際に、フリーランスに向けて動き出せたのはここ4〜5ヶ月くらいのことです。それまではなんとなく会社に勤めながら副業でいいか、このままでもなんとかやっていけるし、とどこかで思っていました。

恋人に振られ、会社で自分の力を入れていた仕事がなくなり部署異動になって、初めて「このままじゃ嫌だ!無理!」となったのがフリーランスへ動き出した一番の理由。自分の意志力というよりは状況がそうさせてくれたというのが正しいでしょうか。

とはいえ、何も準備をしていなかったわけでもなくて、スキルアップや学びを行っている時期でもありました。ハーバルアストロロジーというアロマと占星術を掛け合わせてもの、そしてキャンドル制作について学んでいました。

恋人に突然別れを切り出されたのも、仕事の突然の消失も、聞いた時は「なんて傍若無人さ…酷すぎる」と思っていましたが、今考えれば「フリーランスになる、独立への道をやるなら今だぞ」と後押ししてくれたんだと感謝しています。

フリーランスになる覚悟をしたからって、実際に収入の見込みがあるわけじゃないし、むしろ安定収入はなくなる。やばい状況にはなっているわけですが、むしろこの状況は好機ではないかと思っています。
自分にとって本当に大切なものは何かを考える時だからです。お金が大事なのか、体裁なのか、安定なのか、時間なのか、自由なのか、そのままの自分なのか。その辺の思考をぐるぐると巡らせ、自分を絞り出すということができそうな気がしているからです。

先はわからない。けど、自分を絞り出すことは続けていきたい。
毎日生きる意味を自分に問うて生きる。これこそ日日是好日です。

安心安全なんてない。それでも、今日も私は生きている。

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