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人生に真剣な人は決して馬鹿にしない

私は、小さな頃に「そんなの無理だよ、そういうのは良くないよ」と親に笑われながら指摘されたことが、自分の深層心理に反映されていたんだと大人になって気づくことが多々ありました。
親からもらう影響というのは、本当に恐ろしいもので、自分の意識しないところに根深く住み着いています。

「無理だ」言われてと育った人は、自分の可能性を狭め、周りにもそれを広めてしまうことが多々あると思います。

私の元夫も、親から「無理だ」と言われて育った経験をとても苦しそうにしていました。
だから私が癖で「え〜なんでそんなことするの?」と彼を批判するような言葉をかける度に、小さな頃から持っていた傷が疼いて、「そういう言い方はやめてほしい」と何度も言われ喧嘩しました。
そして彼自身も、言葉にはしなくても私をどこかで批判する癖を持っていました。
つまりは、その時点では二人とも小さな頃の傷を抱えたまま解消しきらない未熟な段階だったということです(笑。今となっては笑い話)

デザイン・茶道・花道・占星術・アロマ・キャンドル…など、私がさまざまな世界を行き来して思うのは、どの世界でも「真剣に生きている人は決して人のことを馬鹿にしない、否定しない」ということ。

あり得ないなんてことはないと、その後ろ姿から見せてくれて、時にはそっと手放すことも教えてくれた。
そして何よりも驚くことは、そういった人たちは自分も否定しない・馬鹿にしないということ。
謙遜するような美学の社会の中でも、自分のことを信頼しているから、本当に正直な人が多いのです。「私はこれのプロだから」「私にはこれはできないけど、こういうことは得意だから」と、はっきり自分のことを理解し肯定しているんですね。だから「〇〇さんがこういっているから」という言葉が出てこないのです。

自分の人生に真剣に向き合い、大切に過ごそうとしている人は、決して自分のことも相手のことも馬鹿にしない。一瞬一瞬が大事だし、ベースの自分が大事だと理解しているから。投げ出していないんですね。

でもだからといって、毎日真剣にガチガチに生きるというのもなんか違うとは思います。大体自己信頼ができていて、真剣な人というのは、自分の力の入れ加減もわかっているんです。
私もそんな姿を目指して、まずは自分のことを馬鹿にしないことから始めていこうと思います。

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