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20代の“今”を犠牲にする必要はない

先日友人に会ったとき、GACKTさんのこのツイートが話題にあがりました。たまたま二人とも目にしていたなんて。と思っていたら、めちゃくちゃバズってますねこのツイート(笑)。

一言で言うと、「今を楽しめ」という熱いメッセージです。

若者が10年後や20年後のみならず、“老後”のことまで考えているなんて、ある意味だいぶ賢いと思います。めちゃくちゃ長期的な人生設計をしていますよね。

だけどそれはきっと、単に今の若者が計画的な性格を持っているからではなく、変化が激しく先行きが不透明なこの時代に生きることから生じる不安が、そうさせている面もあるのだと思います。

「未来ではなく今を見つめて、今の自分の感性を大切にして生きていく。それが結局、未来につながったりもするんだよ」というGACKTさんのメッセージには、とても心に刺さるものがあると感じます。

そういえばスティーブ・ジョブズも、「もし今日が人生最後の日なら、自分は何をするだろうか?」という問いを毎朝鏡に映る自分に問いかけていたそうですよね。

将来の自分のために貯金をすることも素敵ですが、今の自分の感性が赴くままに、海外旅行にたくさん行ったり、読みたい本を片っ端から読んだり、やってみたいことには躊躇することなくどんどん挑戦してみたり。

“今”という時間を大切にすることからは、未来に投資することと引き換えに得られるものがきっとたくさんあって。だけどそうすることから得られているものには、“今”の自分は気づけなくて。

「あの頃の自分が得ていたもの」というのは、何時も何年か後に過去を振り返ってみてようやく気づけるものなのだと思います。

どうせいつか終わりが来るなら、
できるだけ多くのことを知って人生を終えたい

これは、私が最近ふと思ったことです。

現在の医学の進歩では、人の人生にはいつか必ず終わりが来ます。

もちろん世界のすべてを知るには、たった100年ほどの人生では到底短すぎます。学んでも学んでも、学べることがこの世には五万とある。

だからこそ、知りたいことをたくさん吸収して、自分の頭で考えてみる。

個人的には、この繰り返しをできるだけ重ねた先にあるのが、後から振り返った時に「豊かだったなあ」と思える人生なような気がします。

しかしもっとシンプルに考えてみれば、“今”という日々を積み重ねることが人生そのものなのだから、“今”を充実させることが人生の豊かさにつながるというのは、案外当たり前のことのようにも思えますね。

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