ロンドンの最近

現在ロンドンでは、コロナによる死者は4万人を超えました。アメリカ、ブラジルに次ぐ3番目に死亡者が多い状況となっています。

そんな中、先週からロンドンやイギリスの各地で大規模な人種差別に対するデモが行われています。

間近にこの規模のデモを感じることは初めてのことです。

コロナが蔓延している世の状況の中で、ここまでの規模で人々が危険を顧みず集う熱狂的な様は、僕のようなバックグラウンドに人種差別に対する感覚があまり根付いていない人間にとっても少なからず関心は向きました。

僕はこちらに来てから、稀に嫌な思いもしたことはありますが、それが人種による差別なのかどうかは正直わからないので、日本で長く住んでいた感覚としては、こちらに生まれて日々そういう意識を実感している方よりも正直なところそこまで感情移入しているわけではありません。だけれども、こういったストレートに自分が思っていることをアウトプットしていける社会の雰囲気というものは日本ではそんなに感じられないのでそこは清々しくもあり、いいなぁと思ったりもします。いい面も悪い面も両方あると思っているので、いろんな気持ちが入り混じってみているという感じです。

そんな僕は人種差別の歴史的なことも知らないので、まずは知ることかなと考えています。

Netflix制作の13thという人種差別の歴史についての動画がYouTubeにて、Netflix公式の無料配信を行っていますので、なぜこのようなことが起きているのかが知りたい方は一つの知識が得られると思うでぜひ観てみてください。


デモ参加者は必ず2週間自主隔離しましょう、マスクをして参加しようといったようなアナウンスはありますが、さすがにこの密集ですから感染者は再び増えていくと思っています。政府の政策により、ようやくお店が徐々に再開し始めていて、7月にはほとんどが再開する予定ですが、それもこれからの感染者の増減の関係で都度政策も変わっていく不安定な日がもうしばらく続くんじゃないかと感じています。


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