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宮原眼科の「醉月樓」は1階とは別世界。

宮原眼科はとても人気のお店で、いつも混んでいる印象がある。まさに台中を代表する観光名所と言っても良いくらい。
その宮原眼科の1階奥に2階へ通じる大きな階段がある。

ここが「醉月樓」への入口。メニューを立てかけた横に係の人が立っている。
2階はレストランで、1人380元以上(2018年10月)の消費金額ですが、ご利用になられますか?と尋ねてくる。
台湾では、この店のように1人当たりいくら以上の金額を注文しないと利用出来ない店がある。
係の人に承知したことを伝え案内してもらう。
2階まで登ると、胸に航空会社のCAが付けているような「日の丸」のピンバッチを付けた男性が席を案内してくれた。名札は台湾の人の名前だけれど、声だけ聞いていたら日本人だと思うくらい流暢な日本語で応対してくれた。

1階の喧騒を忘れるほど静かで落ち着いた店内。係の人の動きも無駄がない、かといってこちらのリクエストには笑顔で対応してくれる。程良い距離感が心地良い。

左下はおすすめを聞いてお任せした蓮根のはさみ揚げ、係の人が即答で推してくれた一品だけのことはあり、とても美味しかった。
4種類のソースの説明もきちんとしてくれた。

2階のレストランを利用する人だけが行くことが出来るトイレも素敵な空間だった。流石に写真は撮っていない。

宮原眼科の歴史が書かれていたパネルもあったが中国語だったので理解出来なかった。

食事が終わった頃を見計らって、物々しいワゴンがテーブルに横付けされた。
係の人がフタを開けたら、中にはアイスクリームにトッピング出来るものが並んでいた。こういう演出もなかなか良いなぁと思う。

選んで完成したのが、これ。「日の丸」の旗まで刺してくれた。小さい頃にデパートのレストランで食べた「お子様ランチ」依頼の出来事に思わず笑ってしまう。
台湾に来て「日の丸」を付けてもらうと、親日国なんだと感じてしまう演出が素敵だと思う。

リノベーションされた天井は大きなガラスが使われていて店内は明るい。さらにこの模様で気がついた人もいると思うけれど、台湾で縁起の良い、「囍」になっている。
もし、「宮原眼科」に行く人は、ショーケースも素敵だけれど天井も見上げて欲しい。
台中に滞在したのは数時間足らずだった、他にも行きたいところはたくさんある、次回は台北あたりだけに行くので、その次にまた台中を訪れたい。

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