無い間を読んだ君、間の為に用いない僕、或いは



こんにちは  文章を書きます  はあいこんにちは


お風呂とは何故あんなにも時間が掛かるんだろうか  五分でいい  五分で全部終わってほしいのに  どんなに急いでも四十分くらい掛かってしまう  どういう
洗顔料を泡立てなければ  ボディソープを泡立てなければ  髪を切ってもらえば  もう幾らか短くなるだろうか    もちもちの泡がいいし洗髪時間への影響を実感した経験が薄い  乾かす時間への影響の方がまだ実感ある  シャンプーの時間はそんなに変わらんくないか  そもそも髪の長さや量の問題以前に僕のシャンプー下手がある  一つ前に使っていたシャンプーの時期の方がまだ上手かった気がするけれど今のの匂いがいいので戻せはしない  洗顔は耳のホールも一緒に洗いたいのでもこもこがいいし身体は手よりも泡で洗いたい  五分を四十分にするだけの我儘がたくさんでした  ごめんなさいでした  黙ります

湯船で音楽を聴く時間が一番の楽しみだった時期には入浴時間を短くしようだなんてとても思えず  たしかに長いことには同意するけれどじゃあ短くしたとてその分の酸素をあなたは与えてくれますか教えてくれるんですか  というような気持だった  睡眠の次だったと思う  じわじわと汗をかいてやっと一日を始められる  あと数時間で終わるのに
それが今や一刻も短くと思っているのだからおもしろいもんだ  その時が来たらそうなると  だからそう言っているじゃないか  来なかったら来なかったで来ないもんだったということ  やさしそうな部分だけ摘み並べてずるいな  頭ん中真っ黒のくせに

汚いとか  濁っているとか  そういう自認は無い  そう呼ばれたのを否定しに行くほどの感情も無い  なぜならそうと思っていないから  そうかもしれないけれどそうじゃなくありたいあってほしい場合に否定しに行くと思う  まけてしまいそうで不安になるから  のまれてしまいそうと危機を覚えるから  否定しに行かないのは向き合ってきた時間とそうして獲た信頼があるから  言葉だけでは替われない世界がある  あなたがそう思うならあなたにとってはそう  僕はこう思うから僕にとってはこう  正しいものなんてどこにもなくて  それぞれにそれぞれの真実があるだけと思う  あなたの眼で見たら汚い  僕の眼で見たら汚くない  ええ金髪の方が良かったって  冷房きつくないか  ブロッコリー嫌いなんだじゃあ帆立と交換でどう  そんだけ
そういえば僕はこの精神で  舐めんなとか馬鹿にすんなとかを思うことができない  そのおかげで閊えた文末は幾つあっただろう  強気な言葉を並べた先でこのような言葉を出しかけては  「舐め…てもらっても構わないな、、」「馬鹿にされても嫌とか無いからな、、」「まじでどうでもいいんだよな、、」となりいまいち締まらずわりと投げ出す  感情を追風に書いているところがあるので一度失速すると冷静になりいやこれ別に書かなくてもいいな、、となりやめてしまう  だから書ききられたものの大半はそれでも書きたかったかなんか書けたかのどっちか

ブロッコリースプラウトってそういえば少し辛い  普段あまり摂取しないから忘れていた  これ思い出すの何回目なんだろう  そういえばそうだったなと毎回思う  適量なら好きです  辛いものは好きです  お刺身に失礼なくらいの山葵  自棄糞の卵焼き  遊びのカップ麺

フォークというものはかなり便利
グレープフルーツも千切りキャベツもヨーグルトも全部いける  りんごはいけなかった  プラスチックだから  折れそうだった
何かを満たしたくて食べるけれど胃に物が多い状態があまり好きではないので後悔する  咀嚼がしたいだけなんだ  かたいものを噛みたい  あまいものを舐めたい  食べたいんじゃない  そこに居てくれるならそれでよかった

今もどこかに居ますか
僕は充電式じゃない





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