起きていることは同じなら  好きに呼んだらいいじゃんね

これまでを頼りに自己の概念を形成して  今や三秒後などはそれを参考に認識して  思案の把握も情動の解釈も裏は昨日まで    それならまだマシで    その昨日はきっと十年か十五年前  そんなところに僕が居るわけ    彼女は彼女で消えないように  僕は僕で在ることを  気付くのならば  受け止めてしまえば


事実は落ち着きが無いということだけ    不安だとか  期待だとか  そんなのは充てがわれた呼称に過ぎず  それも由来は過去の辞典    昨日までの  今日よりも若い僕の
寂しさも悔しさも眩しさも単語の登録すら無かったその辞典を鵜の如く呑んで牛の如く吐いて  腐った鯛また食ったって旨くはないんじゃない  産まれたばかりの鳴き声がROMと同様に聴こえるならば御墓に居ると思う  怨霊のみに生きるな  咆哮の予兆吃れども脅すな  煌々と灯る方向へ

本当のことなんかはどうでもいいんだ  わからないから  無くはないのかもしれないが  比較的それに近いものをそうと思うことが僕らの限界だと思う  それから  それなら  僕は僕のほんとうを保護し遠くへだって行きたい  その為なら今日をも反故にしてくれて構わない  聞こえていますか  僕よりも追うべきその目に映る五芒星からの逃亡を目論む間があるのならば爆音で埋めて匿えよ覚悟  僅かでも掠めたなら掴まえてしまえ  左腕じゃ綺麗にはできない  



昨夜  たのしかった

いつものように全部嘘だといえたらよかっただろうか  な  こういう時に限り  かなり生身    誰に何が伝わっているかわからない  誰にも何も伝わっていないかもしれないけれど  それでも形をとったものほど忘れ難くて参る  時折  内容を思い出すには足らないタイトルを付けるから読まれて読み返して蘇る  わらわれて消えゆく素直さだといい


できればもっとしっかりと書きたかったものだけれど
既に書き始めから三日程が経過しており  そろそろぎりぎりだとおもう  もうその時の心情じゃない  このままでは蔵にぶち込むことになる
特に何だということでもないけれど  無かったことにするのは寂しいから  一旦切り上げ
また何かあったらその時はその時に





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