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涙を流せるあんたが素敵でしょうがない

自分はとことん悲しい人間だなと思ってしまう。

仲のいい友達の彼氏さんが、最近ご家族に不幸があったらしい。決して深く知るべきことではないから詳しくは知らない。

その出来事に対して、その友達は涙を流していた。

なんだろ。その2人の心情だとかを詮索することはできないし、共感しようとするのもなんだか違う気がするし。察することしかできないけれど。

自分以外の誰かの苦しみに寄り添ってあげることができ、自分自身も涙を流すことができるなんて。こう言うのはもしかするとナンセンスかもしれないけれど、とても素敵だなと思ってしまった。

思い返すと、自分が最後に泣いたのがいつなのかはっきり思い出せない。

泣くのは弱さの表れだと思ったのだろう。いつからか涙を流すことから避けてきた。もし泣いてしまえば、自分はどんどん底に落ちてしまうのでは。そんな怖さがあったんだと思う。

誰かが苦しんでいる時に自分は寄り添うことができるのだろうか。

一緒に涙を流せるのだろうか。

そんなに優しい心を持ったあんたが羨ましくてしょうがないし、そんなに思える人と一緒にいられているあんたに憧れてしまう。

こんなことは消して言語化することなんてできないし、共感をすることでもないけれど。その人に対する考えが変わって、より一層良い友達だなと思えた大事なきっかけだったと思う。

こんな感情に浸されるのなんて久方ぶりだ。この想いをまとめるのは難儀だな。

こんな経験を糧に少しずつまた成長していくと信じてるよ自分。

ほんの5%でもいいから、自分のことを考えるのに使っていたエネルギーを、周りの誰かにむけてみたい。そうすれば、また誰かの素敵な一面に出会えて、自分の心が豊かになると思うよ。

いろんな経験をして。泣きたいときは泣いて。

いつか人生で一番辛い時がきてもいいように。

生きようか。


後述 深夜テンションで書いたこれを今見返すと恥ずかしくてしょうがない。



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