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「営業を科学する?」 単価をアップするための前準備 第25話

こんにちは。Amuletの迫頭です。

あ、ありがとうございます〜、
今、ジェイソンのお面を頂きました〜。

こんなもん、なんぼあってもいいですからね!

※今日は13日の金曜日でした。
 若い人にはなんのことやらだと思いますw

前回は私の実体験「嘘をついて就活を乗り切ったらどうなるか」というお話をしました。嘘で固めて内定をもらった末路は、案の定悲惨でした。ご興味あれば、是非こちらを読んでみてください。

さて、今回は単価をアップするための前準備についてお話します。SESでも受託でも関係する話ですが、今回はSESの単価アップについて書きます。

とはいえ、最近は若手エンジニアのアサインが不安定で、単価アップどころじゃないかもしれません。でも、アサインが落ち着いてきたら次のステップでは考えることなので、準備を兼ねて読んでみてください。

単価をアップするための前準備として、必ずやらなければいけないこと。それは、単価アップの要望をクライアント企業様に出すってことです。
クライアント企業様側から「上げる」とはそう言ってくれません。だからこそ、活躍しているエンジニアさんであれば単価アップの要望はこちらから提案しましょう。

提案する際は、先に単価アップの根拠を整理しておいて、その上でクライアント企業様にご提案します。ただし、ここで大切なことは信頼関係です。クライアント企業様との関係構築は営業の大切なお仕事なので、常日頃から積極的にコミュニケーションを取っておきましょう。

単価アップの根拠は様々あると思います。
例えば、単価アップができなければ給与の原資が増えませんので、給与アップができません。その場合、優秀な人ほど離職のリスクが高まります。

私の経験ですが、大幅な単価アップでも必要なら上げてくれます。ただそう簡単に大幅なアップは見込めないのが実情です。
それは、この業界に下記のようなヒエラルキーが存在していることが1つの理由です。
ソフトハウス → SIer → メーカー・サービス事業者など
上位にシフトすれば、大幅アップの確率は高くなると理解しておいてください。

とはいえ、取引先を一気に変えることは現実的ではありませんので、徐々に営業活動していくしかありません。
まずは既存クライアント企業様に要望を伝える。その後、検討してもらえるかどうかをお伺いし、変化がなければ別のクライアント企業様を検討していく。
また、商流の制限で単価が上がらない場合は、商流短縮をどうやって実現するか検討しましょう。

これを言うと、「そんなことをしたら、今までお世話になったのにお付き合いがなくなるかもしれない」と言われることがあります。ただ、単価アップを求めるのであれば、クライアント企業様を探してシフトしていく、そのリスクは取らなければなりません。お世話になっているからとか、その他いろいろと理由はあるかもしれません。しかし、希望に沿わない単価のクライアント企業様と長くお付き合いするのは、ビジネスとしてうまくいっているとは言えません。かといって、急に新しいクライアントとの巡り合わせがあって、プロジェクトの途中でいなくなってご迷惑をおかけするのはダメですよね。だからこそ、契約更新のタイミングや節目でしっかりと単価アップの要望をお伝えし、検討してもらう機会を作りましょう。

そんな単純じゃないって思われるかもしれませんが、他にも理由はあります。実際に営業さんと、クライアント企業様がもっている「予算感」には意外と開きがあることが多いんです。
営業さんの提案に対し、内心「安いな〜」って思っているクライアント企業様も少なくないはずです。
私の知るところだと、大手SIerやメーカーなど新人でも単価は100万を超えます。予算はあるんです。ってことは、本当に必要ならなんとかしてくれます。
個人の単価アップが難しければ他のメンバーとグロスでなど、提案の幅は持っておきましょう。

単価アップは一朝一夕にはいきません。今お付き合いのあるクライアント企業様に要望を出して、叶わないところは新しく開拓していく、この繰り返しです。新規開拓営業は骨が折れる仕事です。でも、見つけられた時の達成感と企業への貢献度は非常に高いと言わざるをえません。ぜひ、今から取り組んでみてください。

次回は、今日お話した単価アップやアサインをサポートするSESのウェブサービスのお話をします。現在弊社で制作しておりまして、1月にローンチする予定です。このサービス紹介をしていこうと思いますので、SES企業の方やパートナー募集に苦労されている企業の担当者様に読んで頂きたく思います。お楽しみに。

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