はじめて作ったゲームの話

こんばんは、あおめがねです。
こないだevoに参加してきました。

その話はまたにして、今回は僕が初めて作ったゲームの話をします。
写真貼りたかったんですけど、当時のプログラミングがアレでスクショ取れませんでした。

時期

作ったのは高専二年生の秋です。文化祭に展示するために作りました。もともと高専の文化祭でゲームを見て「ここでならゲーム作れる!」ってなったのが入学理由だったので、その頃から全くブレてないです。

目的と目標

目的はかなり曖昧なんですが、とにかくゲームを作りたかったんです。当時高専二年生とはいえプログラミング能力もかなり浅かったので、自分が出来る事を確認する意味合いが大きかったです。
唯一にして絶対の目標は「完成させる事」。初めてゲームを作る人ってのは大体シューティングゲームかブロック崩しを作る(偏見)のですが、僕は更に敷居を低くして、「ただ避けるだけのゲーム」を作りました。

ゲーム内容

ただ「避けるだけ」のゲームを作っても、(俺がやる意味ある…?)ってなりかねないので、自分が出来そうなぎりぎりのオリジナリティを加えました。それが「自機カスタマイズ」です。これはゲームが始まる前に自機の大きさと速さを選択できるって事で、大きく遅いほど最終スコアが大きくなる奴です。もちろんアナログに選択させたかったんですが、プログラミングが大変なので…

ゲームは展示するものなので、ボリュームが極端に大きくなったり1プレイが長くなったりならないようにすこ~し気を付けました。全体で3ステージ、ノーミスだった人には4ステージ目まで行けるようにしました。それぞれのステージでも(自分の中で)コンセプトがあって、どれも自分の出来る事を確認するor増やすという感じでした。

反応

完成させただけで結構いろんな人が見てくれて、めちゃめちゃ嬉しかったです。自作ゲームで一番大変な「どんなゲームなの?」って疑問にも「避けるゲームです」で済むので、それも良かったですね。マニュアル用意しなくていいし。

ただ致命的なバグでステージをスキップする事があってですね、そのたびにユーザの方々に申し訳なくなりました…。再現性の低いバグは本当に厄介です。

でもほとんどの人が「ゲーム作ったんだ!すごい!」「このステージ面白い!」って良いリアクションをしてくれて、本当に励みになりました。曖昧で幼くて形にもならないような稚作でしたが、それでも完成させて人に見せることは本当に大切だとわかりました。

あとは「高専に来るとこういうゲームを作れるようになるんですか?」っていう保護者の方も沢山いらっしゃいました。僕は「なりません。全部先輩に聞きました。先輩にゲーム作ってる人がいる事だけが高専のメリットです。」って答えました。

当時を振り返って

よくやったと思います。自分で言うのもアレですが、僕は自分の中での理念や考え方は小学生くらいから変わってないんです。「初めて作るゲームで自分に出来る事を確認し、確実に完成させる」ってのは理に適っていますし、そこではむしろ失敗することが目的です。

本当に初めてだったので、どのくらいの量のプログラミングが要るか、どのくらい時間がかかるか、何も分かりませんでした。そこで歩みを止めずに無理やり開発を始めたことが今日にまでつながっていると思います。

僕のバグだらけの処女作が欲しい人はDM下さい。PC壊れることはないと思います。ちなみに僕が作曲したのは後にも先にもこのゲームだけです。

自分の過去作を振り返るシリーズは今後もやります。感想とか下さると跳ねて喜びます。

では来週は「ゲームクリエイターがevo Japanに参加した話」でお会いしましょう。


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