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投げ入れフラワーアレンジメント勉強中④:水切りの方向


 吸水スポンジを使わずに花器の中でアレンジメント作品を作っていく投げ入れフラワーアレンジメント。花を固定していく方法は2つ。1つ目は花瓶の中で茎同士を絡ませていく方法と、2つ目は花器の壁に茎の断面をあてて支える方法である。花瓶の中のに花が増えていくと、1つ目の方法だけで茎が固定されていく。初めの花が少ない状態や、枝や茎が長く茎の切断面から重心の位置が遠いときなどはしっかりと支えるために、2つ目の方法が重要になる。図解した方が断然わかりやすいこの方法を今日は文章だけで解説してみたい。さて、枝振や花のつき方、茎の曲がり方によってそれぞれの花材はそれ自身の落ち着きやすい向きを持っている。まずは水切りの前にバケツの中から縁に立て掛けるなどして、その草花の居心地が良さそうな向きを確認する。花瓶にもその向きのままいけていくことになる。よって、その向きで花器に挿し入れたとき、花器の内側と接する茎の断面が1番大きくなるようにカットすることが理想だ。


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