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投げ入れフラワーアレンジメント勉強中②:花材6つの役割の決め方

 吸水スポンジを使わずにいける投げ入れフラワーアレンジメントでは花材をベースになる花、ラインを作る花、フォーカルポイントになる花、空間を埋める花、空間を少し広げる花の6つの役割に振り分けてから作品に取り掛かるとスムーズだ。見分け方はそれぞれ以下の通り。ベースになる花は花材の中でも密度が高そうで、重い印象のある花、軸が太く面積が大きい花が良い。ラインを作る花は花材の中で長く、できれば先端が線になっているか、もしくは細くなっているもので緩やかなカーブがついていれば尚面白い。フォーカルポイントになる花は、アレンジメントの主役になる花であるため花材の中から最も華やかな印象で「私よ」と聴こえそうであれば間違いない。空間を埋める花は1本の茎から複数の花がついているようなボリュームのある花や葉、色の面積は大きいがフォーカルポイントになる花よりも主張は少ない花などがそれにあたる。最後の、空間を少し広げる花は花材の中で茎が細く、弱い風でもゆらゆらと揺れそうな繊細で最も軽い印象のものがそれに相当する。

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