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赤い!黄色い!派手すぎる!

文:ワイケーツー(Yukako Horikiri)

中国、杭州にて、
香積寺というお寺に訪れた時、衝撃があった。

仏像が黄金にかがやき、しかも巨大で、七色にライトアップされている。

古くからのお寺に無理やり照明器具を突っ込んでいるから、仏像と照明の距離もあり得ないほど近い。

なんだか繁華街に訪れた気分になるんだけれど、周りの人は熱心に祈りつ、お経を唱えつしているし、面白がっている人はいないみたいだ。

境内を見回して見ると、お寺がなんとなく若々しい
もちろん長い年月を経ているんだろうけど、溌剌としている。

ちょっと日本では見ることができない光景だ。
日本のお寺に直接照明をくっつけて煌々と照らす光景って、あまり見たことがない。

なんでこんなことになるんだ。

場所が変わって、上海。
街の中心に大きな川が渡っていて、両サイドには高層ビルがならび夜になると煌々と光だす。
中国のビルの上に乗っている社名の看板は、だいたい真っ赤だから、やはり景色も赤が存在しまた、それに対抗して青やら黄色やら、が光っているからレインボーな夜景である。

思い返してみれば上同じく海の豫園も、同じような感覚を味わった。
豫園は伝統的な中国のお庭がある場所なんだけれど、その敷地内にはお土産屋さんやレストランがあり、昼も夜も一日中賑わっている。伝統的な建物にそのままお店が入っているから、新旧が混在している面白い光景に出会える。
夜に訪れたのだが、やはりレインボーだった。軒先に電気がともしその境界殿が強調されている。

なんでこんな光景になるんだ。

そこに中国と伝統の0距離な関係性が見て取れる。
昔からのものをバリバリ使っている固形が面白く刺激的!
豪華絢爛派手に行こうよ、
そのまま現代に翻訳されればこんな光景にもなるか。

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