交渉アナリスト2級取得しましちゃ。

初note。

アウトプットということで、今回はあくまで主観、私が感じた、考えた、思ったことをベースに書きます。

交渉と聞くと、とても堅苦しく、ビジネス関連でよく使われそうなイメージがありますが、この講座は、ビジネスはもちろんですが、普段の人付き合いの中での交渉(簡単に言えば会話術)の勉強という感じです。

そもそも交渉とは、

利害関係が生じている中で、合意点を得るために行われる対話、議論、取引である。その目標は双方が受け入れることができる諸条件を導き出し、それに合意することである。

と、定義づけられています。(Wikipedia)

とてもややこしく書かれてますが、

身近なことで例えると、

複数人でご飯食べに行くときに、お腹ぺこぺこの人、二日酔いの人、ダイエット中の人、お金ない人、などいろんな状態の人がいる中で、みんなの意見を聞き、どこで何を食べるかみんなが全員納得の上、喜んでそこ行こう!って言えるお店を見つけること。または、(皆一緒ではなくいくつかのグループに分かれてご飯行く。今日はそもそも行かず、別日にリスケする。など)全員が合意できる結論を出す感じです。

(あくまで私の認識です。笑)

そして、この交渉アナリストの内容は、
この様々な問題を抱える一人ひとりの要望をいかに細かく聞き出し、全員が最大限に満足のいく結論を見つけられるか?

そのためには、どのように各々の人と話をしたらいいか?

という知識を学べる講座です。

スタート地点がバラバラな状態から、皆にとってメリットのあるゴールを導き出すには、お互いが双方の話を聞き、理解し、相手の立場になった場合を考え、その上で提案をする。この繰り返しにより双方が満足感のあるゴールへと辿り着くことが可能となります。

この講座では、お互いが満足できる結果に繋げるため、相手の意志、要望などを聞き出すための文言、言葉遣い、語尾や言葉の強弱、感情の出し方など具体的な質疑応答方法についての記載はとても少ないため、実際にいざこの資格を取ったからと言って、劇的に交渉が上手くなることは無いです。

ですが、この交渉学の知識が有ると無いとでは相手の意見、要望に対しての回答方法に大きな違いが出るようになるかと思います。

交渉ではwin-winの関係性を目指すのが理想とされていますが、この講義内では【有利】という言葉がちょこちょこ出てきます。この言葉の対義語が【不利】である以上、そもそもwin-winの関係を築く意識としては矛盾しているのでは無いか?という疑問も感じる点はありましたが、

交渉という文字から抱くイメージに捉われず、今以上により良い人間関係を構築したい方、人付き合いが苦手だなって思う方、苦手な人との関係を築くことを避けてきた方、そんな方がチャレンジしてみるととてもいい勉強になるのかなと思った講座でした。



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