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推したいサウナがあるんです。/SAUNA CNOC[富山・魚津]

今年2度めのサ旅に出ておりました。
行き先は、これまた今年2度目の富山。
旅そのものの記録は改めて書くとして。今回のサ旅で
「ここはもう全力で推したい!」
と思えるサウナに出会ったので、紹介させてください。
魚津市のSAUNA CNOC(サウナ クノック)です。

静かな町の一軒家サウナ

富山県魚津市島尻。
あいの風とやま鉄道・魚津駅もしくは富山地方鉄道・電鉄魚津駅から車で10分ちょっとの山あいの静かな町にあるSAUNA CNOC。

この日は魚津駅からタクシーで向かったのですが、運転手さんに行き先を伝えると「く、く…??」とフリーズされてしまったので、住所と地図を見せながらひとまず出発。県道132号線をひたすら進み、郵便局が見えたらそこからすぐの場所にあります。

シンプルでお洒落な外観の一軒家。
運転手さんも「へぇ、こんなところにサウナがあるのねぇ」と驚いていました。

(ちなみに、スタッフさんやご一緒した地元の方々にこのあと「タクシーで乗りつけてくる人なんて普段いないから、何事かと思っちゃった」と言われ、ヤバい奴が来たと思われたんじゃないか…と少し緊張しましたw)

男性専用サウナ、レディースデーあります

普段は男性専用のサウナ施設ですが、この日は不定期開催のレディースデーでした。

事前にネットで予約を入れて、当日は受付時に利用料金を精算(平日1,680円、土日祝日1,980円。いずれも2時間制)。女性の利用には水着持参が必須で、受付ではその確認もされます。館内利用の説明を受けて、サウナ中に飲むドリンクもここで注文。炭酸水にしました。

ロッカーキーをいただいて、いよいよサウナへ。

サウナは熱め、水風呂きりり、外気浴の静寂

ロッカーで水着に着替え、タオルとサウナハットを持って浴場に入ると、広々として落ち着いた色調の空間にお風呂と水風呂が並び、休憩スペースと外気浴スペースにととのい椅子が合計8脚。1回の予約枠の最大人数8名分がしっかり用意されているので
「水風呂出たのに座る場所がない!」
という心配もいりません。ありがたい。

シャワーブースで身体を洗ってサ室へ。かなり熱め(サウナ検索サイト『サウナイキタイ』によると110度)のドライサウナです。8名で入るにはじゅうぶん広くて快適。サウナ枕もあって寝ながら入ることもできます。この日は天気が良く、サ室上部の窓から太陽光がほどよく差し込んできて明るい。セルフロウリュもできますが、2台あるサウナストーブのうち水をかけられるのは左側のみです。

同じ時間枠でご一緒した地元の方々と話しながら入っていると、熱くなるのもあっという間。で、水風呂へ。いつもどおり1分くらい入っていられそう…と思っても40秒あたりで足が冷たさの限界に達してギブアップ。かなりキリリと冷たいです。
後でスタッフさんに訊くと13度くらいとのことですが、前日に水風呂シングル(水温1ケタ台)のイベントがあったのでそれが残っていたのかも…ともおっしゃっていました。

ひゃー冷たい冷たいと口々に言いながら全員で外気浴スペースに出て、それぞれととのい椅子で休憩。
おしゃべりが途切れて周囲の静寂を改めて感じながら目を閉じていると、身体も、頭の中も、フッと軽くなる。聞こえるのは、鳥が時折さえずる小さな声だけ。

思い切って来ちゃったけど、来られて本当によかった…

心身ともに満たされて元気が出たところで2セットめ突入、の前に水分補給。
サ室の横にタオルやサウナマットを入れるバスケットがあり、そのバスケットについている番号がロッカーキーの番号に対応しているのですが、受付時に注文したドリンクをスタッフさんが自分のバスケットに入れておいてくれます。保冷タンブラーに氷と一緒に入っているので、ずっと冷たいまま飲める。これがなにげに嬉しい。

いいお風呂の存在感

2セットめの始まりはお風呂から。魚津の上質な地下水を沸かしたお風呂は、やわらかくて身体への当たりがやさしいので、長く入っていられる。そしておしゃべりも再びはずみます。ふふふ、楽しい…

サウナ→水風呂→外気浴→お風呂を4セット繰り返しましたが、回を追うごとにお風呂に入る時間はより長く、反比例して水風呂の時間はだんだん短くなっていく一同(だって、お風呂は居心地いいし水風呂冷たいんだものw)。

2時間はあっという間。着替えて身支度してロビーに戻るまでを含めて2時間制なので、4セットこなすと身支度がかなりバタバタに。欲を言えばあと30分くらい欲しいかな…でも、大満足でした。

みんなもっと来ていいのよ!

ロビーに戻ったらさっそくサ飯です。

CNOCカレー。
サウナ終わりの身体にほどよいスパイシー加減!

カレーをいただきながら、サウナ内に引き続いて地元の方々とおしゃべり。CNOCから魚津を盛り上げていくんだ!という気概も感じられて、ますます応援したくなりました。

サウナから外気浴までの動線、そしてお風呂、サ飯…すべてが完璧。山あいの、車がないとちょっと行きづらい場所にあるけれど、もっとたくさんのサウナーに知ってほしいし、来てほしい!!
(ついでに言うと、行き帰りのタクシーの運転手さんもご存じなかったので、これを機に知ってほしい!)

窓の外をふと見ると、すぐ目の前にアルプスの山々が。あまりの美しさに見惚れてしまい写真撮り忘れた…ので、魚津駅から見たアルプスの写真でご容赦ください。

タクシーの運転手さん曰く、この日の前日までは花粉と黄砂で山々も霞んでいたとのこと。
これほど澄んだ姿を見ることができたのは、かなりの幸運だったようです。

駅よりCNOCのほうが確実に山に近いので美しさは段違いです。ぜひ直接確かめに行ってみて!

ちなみに。
なぜCNOC(クノック)という名前をつけたのか。このあとにご縁があってお会いできたアウフギーサーさんから聞いて「なるほど…!」と感動してしまったのですが。
ロゴを逆時計回りの方向に回転させて、縦読みしてみてください。

UOZU

ね?

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