先月、Kアリーナで行われたBUMP OF CHICKENのライブに行ってきた。

誰にも言えない
どうせ、わかってもらえないだろう

そう諦めて心に封印していた感情に
初めて寄り添ってくれたのがBUMPの音楽で

ギルドという曲に出会ってから
ずっとリスナーだった。

心が少し元気になったタイミングで思い切って初めてライブに参加できたのだけど

心が震える感じを久々に思い出せて
それはもう、たくさん泣いた。

そして泣き虫な私が、最近ずっと泣くことを忘れていたことにも気づけた。

砂漠に水滴が落ちた感じだ。

辛い時、悲しい時、たくさんあったし、今もある。

そんな時
物理的にそばにいる誰かより

心に寄り添ってくれる音楽、言葉、風景、記憶なんかに助けられてきたし

そういうひとつひとつのおかげで
ひとりだけど、ひとりじゃないって思えたり頑張れたりして

今日までなんとか生き延びてきたわたしがいるよ。

BUMPの音楽も、その、大切なひとつで
かけがえのない、ひとつ。

とても素晴らしい日になった。

多分ずっと心の中に残って
わたしを助けてくれる記憶になると思う。