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【サクライ雑記】Best artist of the year 2020

こんにちは、サクライです。

いつもco:doのnoteをご覧いただき、誠にありがとうございます。

半纏の生産進行にプレスリリースやクラウドファンディングの準備と、師走らしくバタバタした日々が続くco:doメンバーです。

年の瀬に皆様も忙しい日々をお過ごしかと思いますが、サクライの気分転換にお付き合い頂けますと嬉しいです。

今年のベストアルバムは、、、

今年はCOVID-19、BLACK LIVES MATTERと社会問題が色濃く反映された作品が多い一年になりました。

個人的に特に印象に残ったのは、今年の三月にリリースされた御年43歳のベテランラッパー・Jay Electronicaによるデビューアルバム・A Written Testimonyです。

初めてこのアーティストを知ったのは、2009年にリリースされたJust BlazeプロデュースのExhibit Cという曲でした。

ただ一言「衝撃」という言葉がピッタリな一曲は、今でも全く色褪せることなく聴くことができます。

今か今かと楽しみに待っていたつもりが、待っていたことすら忘れていたこのアルバムは、まさに世の中が暗転し陰鬱とした雰囲気の中、まるで一筋の光のように発表されました。

アルバムを通して非常に聞き応えがあり、何より熟成されたエネルギーが満を辞して爆発したと言っても過言ではない内容にただただ驚嘆でした。

(ほぼ全曲に参加しているJay-Zを相手にも、決して喰われるようなことはなく、まさに職人を思わせる仕事人ぶりにも心を掴まれます)


今年のベストソングは、、、

ここ何年かトラップの隆盛以降、本来のブラックミュージックらしいサウンドも反動で増えてきていましたが、個人的にネクストとして推したいのが「トラップハウスジャズ」の旗手・Masego。

サックス奏者でありながら色気のある歌声をトラップサウンドの上で響かせるという、現代っ子の象徴のようなアーティスト。

Mystery Ladyは最先端ブラックミュージックの金字塔とも呼べる一曲と感じました。

客演のDon Toliverは、2018年のサクライのベストアルバム・Travis ScottのAstro Worldに参加した一曲以来、今乗りに乗っている若手シンガーです。

ニューヨークを代表する大御所ラッパー・Nasの新作アルバムにも参加し、物怖じせずしっかりと存在感を示していました。


結局ベストアーティストは、、、

今年は、完全にTy Dolla $ignの年という印象の一年でした。

とても良い曲、良いアルバムが豊作だった2020年ですが、振り返ると目蓋に浮かぶはTy Dolla $ignばかり。

味付け程度にしか参加していないのに滲み出る存在感。

Marithé + François Girbaudのデニムが非常に懐かしい。

今年はコロナ禍のためプロモーションビデオがリリックビデオになっているものも多く、各アーティストの工夫が垣間見えました。

2020年を代表する楽曲に多く参加しているばかりか、Featuring Ty Dolla $ignという自身のアルバムをリリースするという衝撃の振る舞い。

まさにシーンに無くてはならない存在であることを証明するかのような一年間でした。


おまけ

今年はラッパーとトラックメーカーのコラボアルバムもかなりの豊作でした。

特にサクライのお気に入りだったアルバムはこちら。

21 Savage & Metro Boomin - SAVAGE MODE Ⅱ

Curren$y & Harry Fraud - The OutRunners

Freddie Gibbs & The Alchemist - Alfredo


読切なのか、打ち切りなのか、本日はサクライ雑記という趣味に偏ったテーマでお届けしました。

またPR担当ニシザワから半纏の続報をお知らせしますので、楽しみにしていてください。

ではでは。

サクライ


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