ことこと

言葉と言葉以外でできることを考えている。絵や音楽や演劇の力を借りながら、小説とエッセイを書きます。

失恋について

人を好きになるということがどういうことなのかわからなかった。わからなかった、と過去形で言っているけれど、今でもわかっているかはわからない。でも、昔よりはわかって...

一人で生きて一人で死ぬ

どうあがいても人は一人である、というこの絶望的な事実と、どうやって付き合っていけばいいんだろうね。 これは希死念慮とかそういうのではないのだけれど、死ねば全てか...

「きっといずれ飽きるんだろうな」と心の隅で悟りながらも、なにかを好きになることがある。人に対しても、ものに対しても。好きな気持ちを失う未来があらかじめわかっているからこそ、いまある気持ちを大切にしたいと思う。

恋愛から逃げられない

私は人付き合いが得意ではない。よって恋愛というものも非常に不得手である。(「人付き合いが苦手」と言いつつも恋人が途切れないタイプの人も割と数多くいたりして、わた...

人生の本番は今だ

私にはずっと、年をとっている実感がなかった。私はもう今年で27になる(いま書いてみてそのことにびっくりしている)。客観的数字としては立派すぎるほどもう大人なのに、...

あなたを知りたい

冬が来たんだな、と気づいた。定時過ぎにその人が、丈の長い黒コートをはおって会社を出て行くのを見て。その人はおそらく、私がこれまでに出会ったことのある男性の中で一...