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【就活カレッジに入学】 1日目

「4月1日」
コロナ渦中のニューヨークから帰国して、就活の準備を始めた日。

前提として、わたしは7ヶ月間に渡る留学を終え、計画的留年を果たした22卒学生である。

就活ってなにから始めればいいんだろう?

それから2ヶ月経って、もはや「自分は、なにがわからないのかわからない」状態だった私が今や、コツコツ自己分析を続けて、毎週のようにオンライン合説に参加して、せっせとサマーインターンのES提出と面接に励む毎日を送っている。

けれど、「わたしの就活って本当にこれでいいのだろうか?」という疑問は、いくらダッシュしても、かわしても、ついてくる。
もういい、わたしは心から納得できる就活を探す旅に出ることにする。

今から綴る記録は、オンライン就活が主催する「オンライン就活カレッジ」に参加してみたわたしの体験記であり、就活氷河期を迎える(かもしれない)就活生の奮闘記であり、わたしと79人の仲間と7人の講師の旅行記である。


「オンライン就活カレッジ」 とは

オンライン就活カレッジは、全4日間/合計16時間半のオンライン就活講座。

21・22卒の学生向けに完全無料で開講されていて、私のように地方に住む学生や、海外に留学している学生もオンラインから参加することができる。

1日目:自己分析
2日目:ESの書き方
3日目:就活の軸、企業分析
4日目:面接演習

このスケジュールを見て、
既存の就活講座にありがちなラインナップ、と思うかもしれない。

そう思った人は、これから書くこの記録と、余力がある人は他のカレッジ参加生の記録をぜひ読んでほしい。
この「オンライン就活カレッジ」だけが持つ魅力をぜひ知ってほしい。


1日目 「コーチング」を使う自己分析

コーチングとは、
目標達成のサポートを対話を通じて行い、自発的な構造を促すこと

コーチングを使い、ペアで自己分析を行う。ルールはふたつ。


< ルール① 相手は自分のことを何も知らない >

自己分析をする、他己分析をしてもらうとき、家族、友達、パートナーや先生など、近しい人に頼る人がとても多い。

それもいい、それももちろんいいんだけど、わたしは今回の就活カレッジで「わたしを知らない人に他己分析してもらう」ことはアリアリのアリということを知った。

なぜなら、 相手は何も知らないので、一から「わたし」を説明しなければならない
= 自分史を総ざらいすることができるからだ

就活のために、モチベーショングラフ作った方がいいよ!A4いっぱいに自分史を書いた方がいいよ!とアドバイスされたことはないだろうか。わたしはこの2ヶ月で100回は言われた。
もちろんやるに越したことはないのはわかっているんだけど、とにかく、めんどくさい。(アドバイスをくれた方、本当にごめんなさい)

そんな人は、この方法で自分史を総ざらいすれば、あとは自分史の要点(意思決定のタイミング、一番輝いた/落ち込んだとき)をノートにパパッとメモするだけである。ひとつひとつ書き記すより、一気に喋っちゃう方が絶対楽。
就活カレッジでは、そんな自分史の要点をまとめられるエクセルフォーマット、コーチからのフィードバックがもらえる。無料。


ルール② コーチは相手の話を最後まで聞く、絶対に問いの答えを言わない

質問されて答えていくうちに、自分の考えには今までなかったこと、頭ではそのとき追いついていなかった思考が、言葉になって自分の口から出てきたことはないだろうか?
この現象は「オートクライン効果」と、とてもしっかりした名前がついている。
そしてこの現象の全ては、「相手は答えを絶対教えてくれないこと」につまっている。

なぜなら、相手は答えではなく問いだけを投げかける
頭を振り絞って答えを探すうちに、思ってもみなかった自分の考えや価値観に出会えるからだ。

コーチは、もう少し言うと?/他には?/その時の気持ちは?など、答えを深める問いしか投げかけてこない。
答えを知っているのは、それを言葉にできるのは、自分自身しかいない。
コーチングは内省のきっかけであり、自分自身との対話である。

コーチングの知識はなくてもいい、プロコーチ監修のコーチングの手引きがあるので、それに沿ってコーチと話すだけで、自分自身の持つ答えをザクザク発掘することができる。


1日目の終わりに

今回の就活カレッジから、初めて担任制が導入された。
わたしのクラスは4組、担任は青木先生。

このカレッジを始める前に、と言う前置きから始まった、青木先生から私たちへの言葉をここに記しておきたい。

どんなに周りが優秀でも、自分を他人と比べない

就活をしていると、どうしても周りが優秀に見えてしまう。
サークル長、体育会系、長期留学、帰国子女、起業、長期インターンなど、
ものすごい肩書きを持ったひとに比べて、自分がものすごくちっぽけに見える。

でも、結局、自分は自分。わたしはわたしで、あなたはあなたである。

バイトも、恋愛も、サークルも、いろんな困難と幸せを乗り越えてきたわたしは「わたしだから」最強。

これからもご自愛に満ちた、就活という旅を楽しんで行きたい。



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