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モラハラ被害者によるモラハラ考察①加害者の心理を知る

「もしかして、自分がモラルハラスメントの被害者かも」と感じて、まず知らなければならないのは「何故、加害者はモラルハラスメントを行うのか」という加害者の心理を知る事だと思います。

経験上これを理解する事は、被害者が加害者に対してそれまで疑問に感じていた「何故?」の大部分を解決してくれます。

加害者に対する怒り

しかし、「何故?」は初めの頃は、「もしかして原因は自分なのかな?」と“何故”の原因を自分に求めたりするのですが、それがモラルハラスメントだと自覚し始めると「加害者に対する怒り」の感情が湧き出して来ます。

このタイミングで情報を本格的に探し始め、SNSを始めたりすると、その「加害者に対する怒り」自体を書く事で発散出来たりするのだと思うのですが、その「何故?」の本当の理由を知らなければ、本当の意味での答えを導き出す事は出来ません。

その「何故?」の理由を知る事により、被害者の“自分が悪いの?”と言う不安や、加害者に対しての“怒り”も鎮まり、そこで初めて自分の置かれている正確な状況を知り、「これから何をするべきなのか」と言う答えを見つける事が出来ます。

これを書いている僕は、今この段階にいます。

自分が「モラルハラスメントの被害者」と気付き、それが何なのかを理解するまでに、どう言う道程を辿って来たのかを出来るだけ客観的な視点から書き残す事によって、「自分自身を客観的に見直す事が出来るのでは」と思いこれを書く事にしました。

しかし、全てを一つにまとめるには少しボリュームがありすぎるので、次回から何回かにかけて記して行こうかと思っております。

自分の心理状態は

今年に入り、「自分がモラルハラスメントの被害者」と気付いてから様々な思考が自分の中で入り混じり、解決しなければならない問題だと“それ”を認識し、この先どうするべきなのかも決断する事が出来ました。

ここだけ見ると「モラルハラスメントの被害者と言う事実を認識し、前向きに進み始めている」と言う印象を持たれるでしょうし、それは間違いでは無いのですが、自分では、自分自身の思考のベクトルが余りにも違う方向に向かっている事に戸惑いを感じ得ずにはいられません。

こうやって文章を打っていても、ついついそれを「加害者への怒り」を持って文章を考えている様な気になっているのでは?と疑心暗鬼になったり、実際は被害に遭っているのはこちらなので「怒り」の感情を持つ事は間違いでは無いのかも知れませんが、長い間に余りにも「怒り」の感情をダイレクトに叩き付けられて来たので、「怒り」と言う感情に対して嫌悪感を感じてしまいます。

その結果、「自分が怒りの感情に囚われる」=「自分モラハラの加害者の様になってしまったのでは?」と言う様に、自分は間違ってる訳では無く、正しい感情なのだと頭で理解出来ていたとしても、心がブレーキをかけている様な状態になっているのかも知れません。

以前に比べれば、自分自身の心理状態はかなり落ち着いていて、加害者の心理が理解する事が出来る様になって来ているので、場合によっては心理的に多少優位な立場になれたりします。

この「自分では落ち着いている」様な心理状態にあるはずなのに、こうやって文章を打っていると、自分が客観的に物事が捉えられているのか自信が無くなって来たりしてしまうので、今一度原点に戻って、より客観的に物事を捉え直す事が大切だと思いますので自分の体験も交えては解説したとしても、極力客観的な内容が書いて行きます。

次回より本編始まります。



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