怒ることも少ないのだけど、泣くことも少ない。
涙を流してしばらく泣いたりするようなことは特にほとんどなくて、「あっ、感情が昂って涙が流れそうだな」と気づいて、気持ちを抑えてしまうことが多い。

そんな感じですが、最近泣いたことはある。目に涙を浮かべたという感じだけど。

 9月の頭に、悲しむ父の姿を見て泣いた。

なんだか自分も大人になったと感じた。

たまたま両親の家に遊びに行ったタイミングで、父のもとに父の田舎に住む僕の伯父（父の兄）の危篤の知らせが届いた。
その知らせを聞いて父は色々と思い悩んだようですごく辛そうにしていた。伯父が亡くなるかもしれないこと、その後すぐに祖母も亡くなるかもしれないこと、その後の実家のこときっと色々思うところがあったのだろう。
そんな辛そうにしている父を見て僕も目に涙を浮かべた。

その翌日、父と母と共に田舎に向かった。結局、叔父は峠を越えて回復した。叔父が回復して安心している父と祖母を見てまた目に涙が浮かんだ。

自分も歳をとったなということを実感した時だった。そして、身近な人を大切にして生きていたいななどと感じた。

明日は「自分の好きなところ」