見出し画像

エジプト旅行記⑦ 鮮やかなレリーフの色彩に目を奪われた!【2024/1/12〜28】

2024/1/19  王家の谷 メムノン巨像 カルナック神殿 ルクソール神殿

前回の旅行記は下記の通り。

ナイル川クルーズも3日目。
今日は、午前中いよいよ王家の谷に行く。
王家の谷と言えば、
ツタンカーメン王の墓
ハトシェプスト女王葬祭殿
ネフェルタリ(ネフェルトイリ)王妃の墓
見どころ満載だ。

朝食後クルーズ船から
ガイドのハキムさんと共に車で
ルクソール西岸にある王家の谷に向かう。

王家の谷の入り口にあった立体模型
王家の谷の入り口 背後の岩山が美しい
中は電気カートで移動する
スイス・ツェルマットの電気カート思い出す
ツタンカーメン王墓入り口

さっそく中に入る。
少し長い階段を下って、
右を見ると、
ツタンカーメン(在位 紀元前1332年位〜紀元前1323年位)の玄室だ。

ツタンカーメンの玄室
石棺
右から
①セム神官の衣装で口開けの儀式をするアイ
②オシリス神の姿のツタンカーメン王
③ツタンカーメン
④ツタンカーメンにカー(生命力)を与える ヌト女神
⑤ツタンカーメンのカー(生命力)
⑥マスク姿のツタンカーメン王
⑦オシリス神
太陽神ラーを迎える12匹のマントヒヒ
ツタンカーメンのミイラを乗せた車を引く
喪章の白鉢巻姿のツタンカーメンの友人達
アヌビスの姿も
ツタンカーメンのミイラ
今から3300年以上前の生々しさ



ツタンカーメン王の墓の次はラメセス3世(在位 紀元前1184年〜紀元前1153年)の墓へ。天井・壁・柱にレリーフが美しく残っている。ラメセス3世は後継者争いで、首をかき切られて暗殺された。



続いてラメセス9世(在位 紀元前1126年〜紀元前1108年)の王墓に入る。
こちらも天井・壁・柱が美しいレリーフで覆われる。
ラメセス9世はラメセス3世以降不安定だった新王国時代において、最後の安定期だったと言われている。その後古代エジプト王朝は一時的に安定するも、次第に衰退していく。

太陽神ラーの連祷
ラメセス9世の玄室

王家の谷には、これ以外にも
セティ1世やラメセス6世など
見るべき王墓もあるのだが、
今回は見れなかった。
残念だが、次回訪れたい。

次はハトシェプスト女王葬祭殿
ハトシェプスト女王(在位 紀元前1473年〜紀元前1458年)は、
初めての女性ファラオで、
低い身分からも積極的に官僚を登用し、
交易事業を拡大した。
ただ死後、レリーフの女王の顔が
後のファラオ・トトメス3世によって削られた。

広い!
1997年11月17日のテロ事件の現場だが
何事もなかったように観光出来る有り難さ
でも逃げるところあるわけないとわかる
オシリス神は
ヒゲを付けて男装したハトシェプスト女王


次は、ついにネフェルタリ(ネフェルトイリ)王妃の墓

ラメセス2世が建てたアブシンベル小神殿は、
このネフェルタリ王妃のために建てた。
そのネフェルタリ王妃の墓は
修復され実に鮮やかに甦った。
入場料が高額で観覧時間も10分位と厳しく、
写真を撮るのが精一杯で
実に慌ただしかった。

入り口
階段を下ると

よくぞここまでやったな!という言葉しか出て来ない!

感動のまま、メムノンの巨像に行き、

人間の大きさと比べると巨大さがわかる


いったんクルーズ船に戻り昼食を取る。

いつもの食事


午後はルクソール東岸へ。
カルナック神殿とルクソール神殿だ。

まずカルナック神殿へ。

ナイル川沿いの複合巨大神殿
カルナック神殿 塔門
タハルカのパピルス柱
トトメス3世の祝祭殿
大列柱室
スフィンクス参道


それからルクソール神殿に移った。
ルクソール神殿はカルナック神殿のアメン大神殿の付属施設で、王と神の結び付きを深める祭礼・オペト祭が行われた。

第一塔門
ラメセス2世像
オベリスクは1本だけ
残りの1本はパリのコンコルド広場にある
アブ・アル・ハッジャージモスク
ルクソール神殿が発掘される前に建てられた
大列柱廊
アレキサンドロス大王の聖舟安置所
夕暮れが迫る


クルーズ船に帰って夕食を食べる。

モロヘイヤスープ
今晩はクルーズ船での最後の晩餐
モヒート
サラダもフルーツも食べた

長い1日が終わった。
いろいろあり過ぎて、
こうして旅行記を書いて、
ようやく頭の中が整理された感じだ。

明朝は空路カイロに戻る。
エジプト考古学博物館と
モスクに行く予定だ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?