新卒入社した会社で学んだことと今後について

ご報告


9月15日(金)、新卒で入社した会社の最終稼働日を迎え、
9月末をもって退社する運びとなりました。

2022年新卒として入社をし、約1年6ヶ月在籍しました。
「たった1年6ヶ月」という捉え方もあるかと思いますが、これまでの人生の中で最も充実していたと胸を張って言えるくらい、沢山の学び、気づきを得ることが出来ました。

最終勤務日の際に本社にて

今回のnoteでは、数年後読み返した時に自分自身の頑張る源となるようなメッセージングも込めて、たった一度きりの新卒就活において、新卒入社した会社で学んだこと、そしてこれからの私について記録しておきます。


新卒就活について振り返る

新卒就活から振り返ると、
前提、私は元々地元山形県で教員となるべく、地元の国立大学に進学し
在学中は教員免許を取得しておりました。
大学進学当時は、東京での民間就職は選択にすら入っていませんでした。

しかし、大学2年生の時に教育実習を行った際に
一度も学校の外で仕事をしたことがない大人が、大学卒業後に教壇に立つことによって、これからの未来を担う子供達に勉強以外の何を語れるのか、教えられのかに疑問を持ち、一度地元以外の場所で、社会人生活を送ってみることにしました。

大学2年生の時に、教育実習先でもらったお手紙(涙)

当時、同じ学部の同期が約80名ほどいましたが、そのうちの殆どが山形県内や地元で教員や公務員として就職しております。東京にて民間就職のキャリアを選択したのは私だけだったので、学部内では異端児のように見られていました。(笑)

地方の国立大学で、教員免許取得が卒業条件となっている学部にて
在籍学生の9割が教員を志す中で、私は就活をスタートさせます。

就活の右も左も分からず、頼れる先輩や、一緒に就活を頑張る仲間もいない中で、完全なる孤独就活。「地元で教員になれば、将来も安定なのにもったいない」と周囲から散々言われましたが、聞く耳を持たずに先ずはSNSを駆使して就活に関して、情報収集から始めました。

恐らく、大学3年生の6月頃だったかと思います。
Instagramを開いていた時に、地方就活生限定の東京での就活イベントの広告が流れてきました。
ナイモノさんが提供している、ジョーカツというイベントです。)


内容としては、地方就活生が1週間東京に滞在し、滞在期間の中で都内の大手企業〜ベンチャー企業数10社が登壇し、企業と学生がマッチングした場合、インターンシップや早期選考に進めるというものでした。

大学4年生の後期まで授業が入っていることや、夏休み中に教育実習があり、就活に時間を割けないことを考えると、たった1週間で企業と出会い、選考まで進めることは大変魅力的でした。

当時コロナウイルスが猛威を振るっていた中で、東京に滞在するという内容は中々ハードルが高かったのですが、行かないという選択肢はなく、即応募をしました。

ジョーカツで新卒入社した会社に出会い、内定承諾するまで

大学3年生の夏休みに1ヶ月間の教育実習を終え、
翌月10月に遂にジョーカツイベントに参加をします。

1週間で確か20社くらいの企業が登壇し、
それぞれの企業説明を受け、自分が選考に進めたいかどうかを判断します。
同じように登壇企業の方でも学生のプロフィールや自己紹介を通じて、どの学生と接触したいかを判断します。マッチングした同士が、個別面談に進めるというフローでした。

企業の説明が進む中で、とんでもなく心を揺るがすプレゼンを目にすることになったのです。それが、私が新卒入社した会社でした。

これがしたい、これがやりたいという気持ちがなく、先ずは行動!というスタンスで参加した就活イベントだったのにも関わらず、お客様の未来のストーリーを、私自身が生み出し、伝えていく。そんな仕事を自分もしてみたいと考えるようになりました。
「この会社で働きたい」と自己分析もまともに行っていない中、ただ気持ちだけが先走っているような感覚です。

ジョーカツイベントが終わった後は、自己分析を通じて改めて自分の理解を深め、自分はどんな環境において、どんな風になりたいのか言語化をしていきました。身近に東京での就活を経験した方がいなかったので、当時はMatcherを通じて数多くの社会人の方にお世話になりました。

今は社会人としてMatcherに登録しており、学生を支援する側をさせていただいております。


地方学生の私にとって、コロナウイルスは追い風となり、時間や場所に縛られず、他の企業の説明会やインターンシップに参加、選考に進むことが出来たのは大変有り難かったです。

自己分析を通じて、新卒就活の軸が固まり、この軸にピッタリ当てはまる会社に行こう!と決めました。

【新卒就活の軸】
・20代のうちに圧倒的な速さで成長が出来る、量と質が担保されている環境(法人営業スキル、汎用的なビジネススキルを身に付けたかった)

・会社が掲げるMVVに社員が共感をし、体現しているか

何十社と企業を出会い、インターンに参加し、選考にも進みましたが
やはり自分の新卒の就活の軸に一番当てはまっており、思いが強かったのは、新卒入社した会社から変わりませんでした。

幸いにも、順調に選考フローをパスし、最終選考まで進みました。
最終選考では、自分のバックグラウンドやこれからの展望に関して深堀をされた際に、思うように自分の思いや考えを言語化出来ず、「これは絶対に落ちた」と思いましたが、無事最終選考もクリアし、内定をいただくことが出来ました。他の企業の選考も残っておりましたが、「この会社で働きたい」という気持ちを上回る企業はこの先無いなと思い、残りの選考を全て辞退し、内定承諾をしました。

今振り返ると、ジョーカツイベントにおいて私を選んでくれた新卒採用担当の方、インターンシップで評価をして下さった部長陣の方、そして最終選考に合格を出して下さった現代表には感謝しかないです。

新卒入社した会社での学び、気づき

ここからは、新卒入社した会社での気づきや学びを綴ります。
新卒入社1ヶ月後、3ヶ月後、1年後については過去にnoteに記録していたので、こちらも貼っておきます。

新卒入社した会社で、学んだことが沢山あり、何個かに絞るのも大変なのですが、、、厳選すると大きく3つあります。

①顧客のことを顧客以上に知り、仮説を立て、検証し、顧客の思い描く未来を一緒に作っていく楽しさを知れたこと

②営業の方法は無限に存在すること

③自分は何者でもないと認められたこと

営業として、大変なことや辛いことも多々ありましたが、日々営業活動をしていく中で、営業という仕事に対して面白さや楽しさを見出せたことは大きかったです。

営業と聞くと「ノルマ」「泥臭い」「辛い」「大変」というマイナスなイメージを持たれがちですが、在籍した1年6ヶ月でこのマイナスイメージは払拭されました。

上手くいかないことが殆どで、PDCAを回し続け、顧客の思い描く未来を想像することは大変です。しかし、ある意味「新卒であることを忘れる」ような感覚を常に持って、現場に立って営業活動をさせていただけた経験は貴重なものでした。

総じて、新卒として入社して心の底から良かったと思っています。

入社前後でのギャップが無く、自分が求めていた環境を提供していただきました。何よりも一緒に働く人たちに恵まれ、同じ志を持ったエンゲージメントの高い優秀なメンバー、お客様と共に営業活動をさせていただけたことを誇りに思います。

もし新卒でこの会社に入社していなかったら、自分のキャリアと真剣に向き合い、これからの進むべき道を進むことが出来ていなかったと思います。
間違いなく、ここでの1年6ヶ月が社会人としての基礎を作ってくれました。

これからの私について

最後にこれからの私について、簡単に共有させて下さい。

現在は、有休消化期間中でして、改めて自己分析や次の会社の代表に教えていただいた本の積読、これからのキャリアの棚卸しを行ったり、これからの仕事やキャリアに繋がるイベントに積極的に参加したりしています。
直近ですと、大学時代にインターンとして携わっていたgood luck株式会社にて、インターン生のメンターをしております。

また、NewsPicks様主催のUTPUT CAMP meets AI 2期生として参加させていただくことが決まり、次の会社の事業に繋がるAIやChat GPTへの理解を深めていく予定です。

そして来月10月からは、iPaaS事業を展開しているスタートアップ企業に事業開発としてジョインをします。

新卒で就活をしていた際には、スタートアップへの就職は視野に入れておりませんでしたし、実は転職活動を行っていた際もスタートアップは選択肢から外していました。

しかし、これからの自分が目指すキャリアから逆算した際に、今の自分には、ビジネスの上流から下流まであらゆる業務を経験しながら、自身で大きな裁量権を持って事業を拡大するという挑戦が必要だという考えにいたりました。

変化が目まぐるしい時代において、常にマーケットフィットで開発を行い、リリースをしてからも高速で改善を続けるプロダクト開発、そしてプロダクトを世に浸透させていくという事業を作り、拡大していくという大きな挑戦が出来ることにワクワクしています。

今以上にヒリヒリするような環境下で新しい挑戦をすることにはなりますが、私のモットーでもある「You Only Live Once (人生は一度きり)」を胸に頑張ります。

次の会社での気づきや学び等は、またnoteにて投稿していこうと思います。
長くなりましたが、ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします!

かえまる


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