Kasho.

日々を、感覚を大切に。 書画家です。Vocalistです。 書き損じの和紙で マチエー…

Kasho.

日々を、感覚を大切に。 書画家です。Vocalistです。 書き損じの和紙で マチエール作成しています。 日本画から、 詩も落ちてくるので、よく拾っています。

最近の記事

日本画家として、言葉の引き算に対する姿勢。

生きている言語はどのような形でも楽しい。 それでいて、悲しい。 どうしてもB♭寄りな人生観から、 私の日本画に対してはせめて、 詩的な媒体でいてほしいと心から思っている。 言葉がない、コミュニティに属さない事は 多幸であるし、技だけは増していく。 然し乍ら、 木、子、孤、来 こ、とは あなたをよんでいるので、 声がないのは とても哀しみに満ちる時間に 余りない喜びを浸すには、充分なのだ。 ことば は 向こうから呼びたがるので、 書き留めにして、 ついでに返信用

    • 独学

      虫を、 虫の命を 背負ってるんだよ。 しらみつぶしで 虫の息になりながら ちいさな虫の命を守る、勉強をしてるんだ。 文字通り、さ。

      • たまゆら

        これは吐息、 吐息の、アートです。

        • 即興力

          自ら得た一万時間は、 自らを裏切らない。 そこにはもはや、かの言葉も必要なく、 あるがまま苦しみと、肉体の破壊こそ 声に癒しを与えると自覚するだろう。 魂が湧き立ち、なぞったばかりの遊びでは 得られない確かな蜜である。 そしてそこはいつも楽しく 怖い場所でなくてはならない。

        日本画家として、言葉の引き算に対する姿勢。

          ネガティブじゃなきゃ。

          不幸だった人は 著名人だ。 不幸だった人は 自らの親兄弟だ。 不幸だったのは ただ運が悪かったり 素直すぎただけだ。 皆概ね不幸なのは、資本があるからだ。 だから 自身のネガティブな要素は 資本を燃やす、 火種だ。

          ネガティブじゃなきゃ。

          成功哲学

          ありとあらゆる哲学書や ポジティブな、ほにゃらら。 アダルトな本を買い漁り、 勉強したふりをして 自己肯定感を変えるための全てを あの頃、 泣いていた自分のまま トランクケースに詰めて担いで、 有名な本屋に売り捌いても 10円にもならない時から 全てが変わり始めた。

          成功哲学

          螺旋譜

          今、ミツハ、ミヌマ、 瀬織津姫を描いています。 天照大神を描いたのだから うらみせねばならないので あらたますさふる、火 お、と、似て、鎮めたまふ。 いや、 神奈川県が、カムナハカだと わかってからというもの、 螺旋のような音階が、 やってきます。 昼は虹彩に守られていることを 感じる。 貝たちは、 最も深き水面に住み 最も美しい螺鈿を持ちます。 螺鈿 螺旋 くるくるとめくるめく、ひかり そういえば 太陽の周りを回る 惑星たちの軌跡は 仮名書きの手の動き

          螺旋譜

          仮名文字から愛を。

          文句を言うのが、 文字より小さな粒にか。 声の粒子は、 コロナより小さいのか、 星が爆発したみたいに、 アイデアばかりが 遺伝子 らんちきさわぎの空気を喰らう お前になんか 負けてやるものか。 久しぶりに noteをつかう。 仮名文字書きなので、 こちらは分解してください。 個展をしたい。 雲をつかめずに 雲を泳ぐ龍を描いています。 観に来てください。 kasho.

          仮名文字から愛を。

          久しぶりだねぃ。

          久しぶりだねぃ。

          見える

          見える

          青い。

          青い。

          加筆してます。日本画。

          加筆してます。日本画。

          本屋

          君は間違いじゃない空は見えているだけじゃなく、 いつも瑠璃がキラキラと夜をぶら下げているのは月でした、 月の下には雲があって、それで雨で、葉っぱの下に落ちていく僕 いや、ちがうんだ! 星たちが、 わたしも! わたしも! と ぶつかりあって、 月にぶら下げてもらうおと 出す音をみなさんに届けたい。 それが仕事です。 貴方はそのあたりの音という音をきいているんだね それは恐ろしいくらい耳に触れてくる景色です、聞こえますかみなさん! 誰もいない ここは整列させら

          冗談

          僕の名前はジャックだ。ねえねの自慢のおとうとだよ。これから話すのは全て、悪い冗談だ。 よく、父さんは言う。 「お前は世界中の悪を囓り尽くして、こんな優し過ぎる奴になったんだろうな。」 父さんはあまり喋らない。右手で頤に親指を当てて、山吹色したソファにもたれ、反対の腕を静かに腕をあげる。僕はそこに、入り込んで肘置きになるのが一番好きだ。でもね、その時僕だけ、時々一人なんじゃないかって思う。何が違うって、みんなと同じ様に話してると思うから、問題はそこのところじゃない。 静

          削ぐ。

          個展用の、素地を作っている。 最高の直感を引き出す為に。 練りに練り剥がし、練ってははがし。 捏ねて肉付けする作業は、 苦しみがあった夏とか、 色んな物を無に帰して、素地がなりたい様に為らす作業なんだって思う。 藝術の勉強なぞしていないし、ゴッホやルノワールは一度見ただけだが、 まだまだ孤独が足りないんじゃないか、途端立ち止まる。悠久みたいな時間を一瞬過ごして、線をみる。面を撫ぜる。 心の中心が沸騰したみたいだ。 湧き上がり水柱を上げた私の内部は、うねる波の

          削ぐ。

          近く緑、桃色、すり硝子、折紫、燈、美濃紙撫ぜる、乙女ノユビ、頬横に空切る葉、土粒、忘れ雪、雲のなびく、青栗、追憶、掠れ字、狼狽、君恋し、手紙に涙、或いは衝撃、行き先、今来たる夏

          近く緑、桃色、すり硝子、折紫、燈、美濃紙撫ぜる、乙女ノユビ、頬横に空切る葉、土粒、忘れ雪、雲のなびく、青栗、追憶、掠れ字、狼狽、君恋し、手紙に涙、或いは衝撃、行き先、今来たる夏