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今の時代に受け入れられる広告

メディアや情報量がすごい勢いで多様化している昨今、どこで、何をしていても人びとは広告というものを見る(見せられる)時代になって来た。

そんな中で受け入れられる広告とはどんなものだろうと考える。

ベネフィットやポイントをしっかり伝える。
綺麗で洗練されたイメージでよりいいものに見せる。
面白おかしい表現で興味を引く、

参加型の企画でお客を巻きこんでファン化するなど、

様々なセオリー、テクニックがあるが、もはやどこもかしこもそれを使って同じように広告をしていることを考えると、よほど尖ったアイディアでない限り、どれも成功した事例の二番煎じ感は拭えず、現代の賢い生活者にはなかなか刺さらないというのが現状だろう。


また、興味を引くことと、買いたくなることは別のはずなのに、突飛な表現をして興味は引けるがなかなか購買まで繋がらないジレンマも多くなっている気がする。

では、今、広告で一番大事な事はなんだろうか。

それは「実力がともなっている」こと、そして「正直であること」、「共感できること」の三つではないだろうか。
つまり、対人と同じく「信用するに値するか」だと思う。

今までのようなメディアやフォーマットありきの発信ではなく
「信用を築く活動」それ自体が広告になって行くのだろう。


インターネット、ソーシャルメディアの躍進により、消費者は旧来のトップダウン型の情報の受けけ取りではなく、様々なチャンネルから情報を受け取り、そしてその情報を比較、検討し、発信するすべを持った。
もはや生活社はどこの組織より大きな「社会」という組織となり、対等以上の関係となった。

それにより消費者と企業のコミュニケーションはより「人どうし」のそれに今後さらに近づいていく様に感じている。

デザイナー(グラフィックがメイン)。埼玉の自宅にて在宅ワーク中。釣りとスケートが好き。 デザインのことや、自分が大切にしたいことなどをまとめてます。 子供が出来てから、日々の時間の使い方や働きかたを日々模索中。