AD(アシスタントディレクター)ってどうやってなるん?


ADについて、どんなことが気になるんだろう?って思って調べてみると、「なり方」と「仕事」が多いみたいですね。だから、まずはADってどうやったらなれるん?というギモンを解消しましょう!

ワタシが知っている限りで、大まかにあげると次の4つです!


1 テレビ局に就職(正社員・テレビ局員)

就活生や、一般人が基本的に持っているイメージは(テレビ)局員ですよね。まさにこれがADになる一番わかりやすい道かもしれない。王道と言えば王道ですね。

局員メリット
局員になるメリットは、ずばり 正社員・収入・福利厚生。

正社員:肩書きが強い!印象が良い!「テレビ関係の仕事をしている」と周りに話すとき、正社員か派遣かで印象と信頼感はかなり違う気がする。というよりも、テレビ局の人というだけで大物感!

収入・福利厚生:収入の安定は圧倒的かも。残業代とボーナスがちゃんと出るのも大きなポイント。正社員だから勤務管理がしっかりしている(昔はそうでもなかったかもしれないけど、今の時代はその辺り厳しくなってきました)。

収入がある割に、普段遊びに行く時間が少ないため貯金もできる(ストレス発散にネットショッピングばかりしていなければの話…)。

デメリット
正社員であること:部署異動がある。新卒であれば、最初の配属先が希望通り「制作部」になるかがわからない。

制作がしたくてテレビ局員を目指す人が多いから、「制作部」の倍率は高いらしい。一旦制作部所属になったとしても、すぐに部署異動になる可能性もある。

逆に言えば、制作が合わないと感じれば他部署に異動を希望することも可能。これは自分の体調面やメンタル面など、理想とのギャップを感じたときに、自分を守れるという意味で良い点。

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ちなみに、テレビ局はツテや学歴がないと就職が難しいのか?これは間違いではないけれど、必ずしも正解ではありません。実際高学歴の人が多かったけれど、地方出身の人もいます。

頑張るに越したことはないけれど、学歴、ツテなしを理由に諦める必要はないと思います。
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2 制作会社に務める(正社員)

テレビの現場では当たり前なのですが、1つの番組には大きくわけてテレビ局チームと、制作会社チームとで成り立ちます。制作会社とは名前通り番組を制作する会社です。絶対に制作部員として働きたい場合には、テレビ局よりも制作会社に所属する方がいいかもしれません。

制作会社のメリット
希望部署に入れる:テレビ局は部署異動がある。一方、制作会社は事務スタッフと制作チームはわけて募集がかかることが多い。制作チームに応募すれば最初から確実に制作スタッフになれる!

色々な局と仕事ができる:局員が局内での仕事に限られるのに対し、制作会社のスタッフは色々な局に出入りする可能性が高い。制作会社によって関わりのある局や、番組がほぼほぼ決まっていることも多いので、希望の局があるならリサーチは必須。

デメリット
お金の管理:制作会社によっては、番組の仕込み段階で使う経費(買い出しの際の支払いなど)を自分のお財布から先払いするところも。そういうところは大抵予算管理も曖昧。なかなかお金が戻ってこないということも(結果自分の生活を切詰める羽目に)。ただ最近はしっかり管理しているところが多いので昔よりは大丈夫かと(要チェック項目ではある)(テレビ業界もさすがに労働基準とか厳しくなってきました)

逃げ道が少ない:部署異動できるテレビ局とは違い、制作部としての募集に応募した場合は、いざとなった時に辞めるか続けるかの2択になってしまうことも。大きい制作会社であれば裏方(事務作業)に異動できるところもある。(ここもしっかり調べると良いかも)


3 派遣会社に入る

ワタシはこの3番でした。派遣会社と言っても制作現場に派遣されるADという意味なので、立場的には正社員です。会社によってはもちろん派遣のところもあるのでどちらが良いかは考えてみてください。

メリット
希望が通りやすい(かも):どんな番組につきたいか希望を聞いてもらいやすい。希望番組のスタッフ募集の時期と被るかもあるので必ずではないが、割とやりたい仕事に入りやすい(かも)

色んな現場に行ける:番組ごとに派遣をしているため、局、番組と様々な現場を経験できる可能性が高い。特に特番スタッフになれば1年以内に複数の現場を経験することも。

逃げやすい:ネガティブな言葉に聞こえるが、ハードなADにとってこれは重要。何らかの事情で辞めたい、きついと思った時に現場変更の申し出をしやすい(もちろん社会人なので、個人のタイミングだけでなく番組のタイミングなども考慮して話し合うかと思うが)。

デメリット
ステップアップしにくい:ADにとって何が重要かっていかに早くD(ディレクター)になれるかどうか(まさかADになりたい!なんて人いないですよね?この話はまた別の機会にちゃんとしますが)。

局や制作会社の制作部の上司はプロデューサーやディレクター。そういう人が後ろ盾してくれれば、ADから次のステップへとあがりやすいのだが、逆にいないと難しい(上司に認められないと、昇級できないというのはどこの業界も同じですよね)。

派遣会社の上司はあくまで現場の人間ではないから、後ろ盾が欲しいのであれば、しっかり自分で現場でコミュニケーションをとらなければいけない。

収入が少ない:これに尽きる。テレビ局や制作会社の正社員に比べると手取りはかなり少ない。考え方は簡単で、テレビ局から派遣会社、もしくは制作会社から派遣会社に支払われた人件費から、派遣会社の手取りを引いた額がやっと自分の月収に。15万〜17万くらいになるのが普通かと。

これで経費先払いの現場に入ればお金は貯まるどころか危ないかも。

さらに、派遣会社は残業代・ボーナスが出ないところが多い!どれだけ働いても決まった月収にたまに手当が気持ちついてるくらい。


4 アルバイトから入る

アルバイトからそのまま入るというパターンは少ないのですが(あまりのハードさに飛んでしまう…)、制作会社や派遣会社であれば期間限定のアルバイトを募集していることも。

人のつながりが多い業界なので、たまたま知り合いの業界関係者に誘われてやってみるというパターンも。

ただ、軽い気持ちで入って続くはずもなく。本当に興味があったのだとしても、あまりの理想と現実との差にその場限りという人の方が多いかもしれません。続けるにはあまりにも少ない可能性かも。



以上4つがADになる方法です。ワタシが知っている限りではありますが、他には多分ないかと。

収入面を重視するなら、局員か制作会社の正社員がおすすめ。色々な現場を経験したいなら、制作会社か派遣会社。

そして先に少し書きましたが、必ずしも高学歴でないといけない訳ではありません。絶対局員になりたい!という方でなければ。
ワタシの場合は福岡の普通の4年生大学を卒業し、テレビ業界には1人も知り合いがいない状態で足を踏み入れました。知識も、学歴も、知り合いもない状態で入れたのできっと大丈夫です!

この業界も、特にADはいつでも人手不足。高望みしなければ入るのは簡単。ただその先続けていくことの方が難しいのです。





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2019春、マルタ留学をしたら今度はフィリピンに行きたくなりました。それからポストカードと名刺もつくりたいです。

もう夏ですね🐠
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kicchan

148cm|フォトブロガーとモデル|旅もエンタメもお洒落も全部好きです|写真や文の中に住む人でありたい。5/11~

ADのお仕事。

現役の人は書く時間がないと思うので、興味がある方の参考になれば。

コメント2件

おもしろい~!「そもそもADってどんな仕事?」とか「ある日のADのタイムスケジュール」とか「1つの映像を作るのに、どんな職種の人が関わってるのか」とかを、もしきっちゃんが書いてくれたら超面白そう♡(私の勝手なわがままやけんスルーしてよいけんね!笑)
ぽんちゃん なるほどっ!そういう意見すごく嬉しい!し助かる〜💞全部当たり前のことになっちゃってて何書こうってなるから!笑
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