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あの3人、令和の時代に高評価なのは誰?

こんにちは、金原です。今回は有名なある物語の登場人物を、令和6年時点のビジネス環境で評価するなら誰がどうなんだろう、という思考をしてみたいと思います。

登場人物

  • すぐ便利な道具に頼ってしまうが、心優しく、素直にのびのびと成長している N

  • 大柄な体格と自己中心的な性格で、強権的で強引なリーダーシップを発揮するが、実は弱さと優しさを内面に隠し持つジャイアントな G

  • 裕福な家庭で育ち、周囲から評価される術を心得てた、恵まれた立場ながらも コンプレックスを抱え周囲をおとしめる行為もしばしば見受けられるスネかじりな S

※3名ともに日常の行動を評価しており、いわゆる「長編」「劇場版」等、非日常空間における行動は評価対象外とし、情報ソースは執筆時点での記憶、Wikipedia、ChatGPTからの回答、としています


業績評価はできないので、当社iCAREのCredoで評価していきたいと思います。まずはCredoを振り返っておきましょう。
ここには記載されていませんが、評価(10点満点)の段階として

理解:1-4点
体現:5-8点
影響:9-10点

となっていますので、それに則っていきます。
なお、金原が知りうる範囲に基づいての評価であるということと、本来は事実、客観的に確認できる体現をベースに評価する前提なので、(いわゆるハロー効果のように)どういう性格だから、や憶測をまじえて評価する事はしませんが、この記事では読み物として背景などを脚色を加えながら書いていますのでその点はご了承ください。

iCAREBOOK p22より

自分にフタをしていないか?

自分が決めた目標や限界から、もう一歩前に進んでみる。その一歩で得られる挑戦と失敗を、プロとして楽しんでいこう。

  • N:6点 想像力を働かせて道具を器用に使い、持ち主の猫型ロボットからも使い方を称賛されている事から、道具を手にした時点で短期目標を定め、限界に向かっていると言える点と、道具に頼りきりであることを反省し、自力で解決するため諦めず奮闘している点は評価できる。しかしながら、怠け者、面倒くさがり屋であり評価できる行動量は少ない

  • G:3点 何事においても全力で取り組む姿が見受けられ、ある意味ではフタをしていないとも言えるが、基本的に行動の本質が「ムシャクシャしている」に起因した迷惑行為であることがほとんどであり、目標を定めた行動とは言えず、評価できない。他方で、Nが問題を抱えているときにフォローしたり、妹や”心の友”を思っての行動は一定評価できるが、Credoの理解不足があると考えられる

  • S:3点 自己愛、承認欲求の強さからか、行動は首尾一貫して利己的な行動が極めて多いが、常に自身の行動指針に基づいて行動をしているとも言える。加えて他責思考、他力本願な思考により劣勢となったらそこから逃げたり、恵まれている環境にあぐらをかき、自己研鑽が不足している点も確認できる(実は学力の成績は高くはない)

仲間に愛はあるか?

互いの理想を尊重し、互いに実現するために本音でぶつかり合う。そんな仲間との Respect & Strict な関係を、プロとして楽しんでいこう。

  • N:6点 人の役に立ちたいという思いから(やはり道具の力を使ってではあるが)行動できているため、相手を尊重できていることは評価できる。しかし、時に厳しい事を言えているか、については行動が確認できなかった

  • G:7点 「心の友よ」と相手に呼びかける場面が複数確認できたことからも、相手への尊重と本音でぶつかる意思は確認できる。また、ときに優しい言葉をかける場面により仲間との関係を楽しめているとも評価できる。他方で、相手の感情を汲み取れておらずぶつかり合い過ぎる点については振り返りと内省を求めるフィードバックが必要

  • S:1点 「相手の権威や立場を自分のために利用するためにはどうしたらよいか」という考えで終始行動をしていると思われる場面や行動ばかりであることから、尊重できておらず本音でぶつかりあうこともできていない、と評価できる

家族に誇れるか?

家族や周囲にも自信を持って語ることができる、正々堂々とした働き方・生き方を選ぶ。その時にこみ上げてくる清々しい気持ちを、プロとして楽しんでいこう。

  • N:6点 「人の幸せ」のために行動することが多く、また、その根底にある優しさも日常的に発揮できており、評価できる。しかし、宿題・予習復習等基本的な行動を全く行わない点は誇りとは程遠いため、改善し全方位で誇りを発揮してもらいたい

  • G:5点 妹のための行動と、定期的に開催するリサイタル(周囲の評価は別として、観客に対して献身的に開催しているように見える)は自身の価値観のままに自信を持って行動していると評価できる。ただ「お前の物はオレの物、オレの物もオレの物」という価値観による行動も多く、その点は正々堂々とは真逆であることから評価できない

  • S:2点 自身の価値観に則って生きている事は多くの行動から確認できるが、その価値観のほとんどが自分の利益のためになるか、になっているようにみえる。しかし、ときに内省が見受けられることから、自己理解を深めることに期待

さて、なかなか時間がかかってしまいましたが、評価を書き切ることができました。今回は直接接点もなく、事実確認も伝聞的に行ったうえでの評価であることや、そもそも小学4年生であること、時期によってキャラ設定が変わっているっぽいこと、等やりにくいところはありましたが、こういったトレーニングをやることで評価制度に対する自分の理解度、評価の一貫性を保つことになるのではないかと思いました。
なにかの機会にワークショップ的にやってみたら面白いかな、と思いましたが結構時間と集中力を持っていかれるので悩ましいところです。

今回の3名、大人になってからの設定もありますので、キャリアという観点で考察をしてみようかなと思います。
いつか
またどっか遠くで いつか

さて最後に、今回取り上げたiCAREのCredoも掲載されている iCARE book はこちらですのでぜひ御覧ください。

それでは!

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