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【2024年最新】知らないと損!法人や個人事業主になる前の税金の5tips

大前提として税金のかかる対象は経費等を引いたものです!
なので、どれだけ経費として申請できるのかが問題になります。
ここで今回は「経費とはこんなものだ!」を実態とともにお伝えしたいと思います。

①個人事業主と法人の経費の違い
これは1番最初に皆さんに理解いただきたい点になります。
簡単に違いをお伝えすると、「直接的か間接的か」の違いになります。
個人事業主は直接売上に関係するもののみ経費として計上できます。
具体的な例(不動産)をお伝えすると、
個人事業主の場合、仲介業者への折り菓子代は経費になりません!!!
なぜなら「直接の売上は借主から」だからです!
逆に法人は直接の売上だけでなく、間接的な売上に必要なものも含まれます。
法人にするべきか考えている個人事業主の方は考えていただけると良いと思います。

②所得税と法人税の税率
こちらも当たり前やん!とツッコミがきそうですが…
所得税率は変動ですが、法人税率は一定です。
この点からも個人事業主でいるべきか、法人にすべきかを考えていただけると良いと思います。

③CF(キャッシュフロー)と計上の理解
CFと計上の違いについても理解していただかないと黒字倒産など招きかねません!
こちらも具体的な例(2月決済の酒屋)で考えてみて下さい。
1月に1000万円でお酒が買われたものの、3月にしか支払いが来ないとします。
そうすると、1000万円の買掛金はCF上では3月ですが、
計上としては1000万円が売上として計上されます。
このようにCFと計上が違う場合があります。

④資産計上を避けるのが鉄則
これはよくいう「黒字倒産」の背景にある問題ですね…
未来でも使える10万円以上のものは資産として計上されてしまうんです…
なので今年3000万円売上ができたからと、
新しい事務所を一括で買ってしまうと、この事務所は資産になってしまい、
来年約半分ほどが税金として取られます。
でも売上全て事業所の資金としてしまって、払うお金がなく泣く泣く倒産。

⑤保証金は経費じゃない
保証金は一定の期間が過ぎると払い戻されるお金です。
なので、こちらも資産になり、経費で落ちません。
資産化できない証明を請求書でするイメージを持っていただき、
以下のような請求書が来たときは、大家さんに書き換えていただけるよう打診できるようになると良いですね…

  • 敷金・保証金(1年):50万円*12ヶ月 →  XXX円

  • 家賃      :50万円*12ヶ月 →  XXX万円*12ヶ月

このように税金について知っているのと知らないでは雲泥の差が発生しますので、お気をつけください!
また節税には時間がかかりますので、契約時などの締結の時期にもご注意ください。



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