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みんな持っているからではなく、自分はこう思うから。そうして持ち物を、自分の人生を自分で選ぼう。読書メモ『1歩ずつ、ミニマリストヘ』

Twitterで仲良くしている方が
7月19日に3冊同時に書籍を出版。
私も3冊とも購入。

その第1弾として、三月京介さんの
『1歩ずつ、ミニマリストへ』を読みました。

著者の三月京介さんとは、
Twitterでも仲良くさせていただいており、
今回が記念すべき初の著書。

ミニマリストとして活躍し、
日々の発信からもたくさんの学びを
いただいております。

本書では、ご自身の経験などももとに、
「やさしいミニマリズム」をメインテーマとして
モノや人生の重荷を手放して身軽に生きる方法を
まとめられています。

章構成はこんな感じ。
まえがき
1歩目 重荷を手放して身軽に生きよう
2歩目 ミニマリストとは
3歩目 ミニマルに生きると「お金」と「時間」が手に入る
ひとやすみ 月一〇万円の暮らしで見えたもの
4歩目 やさしいミニマリズムとは
5歩目 場所別実践編・冷蔵庫
6歩目 場所別実践編・クローゼット
7歩目 場所別実践編・家具家電
8歩目 場所別実践編・財布

読書中のメモツイート。

ミニマリズムというと、
少ないモノで生きるというイメージがあり、
どんどんモノを捨ててしまうという誤解を
されることもよくあります。
また、節約や倹約と混同されることも。

ですが、節約や倹約は基本的にモノを買わずに
出費を減らしていくことであり、
場合によっては必要なものも
切り詰めているかもしれません。

また、ミニマリズムの考え方は
「必要なものを最小限に」していくこと。
ですので、むやみやたらにモノを
捨ててしまうのではなく、
自分の必要なもの、好きなもの、
こだわりのあるものについては
その愛着はとても強いです。

なお、本書でもまずモノを捨てるフェーズに
ついての内容がありましたが、
確かに、モノをたくさん持っていた人が
ミニマリズムを取り入れていくには
このモノを捨てるフェーズは
避けて通れないものです。

しかしこれは、逆の視点から言えば、
モノをたくさん持っていた人ほど、
ミニマリストに向いているのかもしれない。
そんなことも考えました。

たくさんのモノを持っていたということは、
そのモノに関して多くの経験を
してきたということになるわけですし、
ミニマリストの考え方は
「必要なモノを必要なだけ」ですから、
その必要なモノを見極めるための
経験は判断材料として役に立つわけです。

そう考えると、モノを捨てるという行為は
ただ捨てるということではなく、
お金やモノと引き換えに
経験を買った、とも言えると思います。

幸せの基準や、必要なモノは
一人一人異なるもの。

「みんな持っているから」でなく、
「自分はこう思うから」で選べる。
そうして自分の人生を自分で主導権を
持って生きられる。

そんな未来にしていきたいですね。

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