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平成最後のミスチル公演に立ち会う。~Mr.Children Dome Tour 2019 "Against All GRAVITY"レポート

一昨日4月21日、Mr.Childrenの
ライブツアー『Against All GRAVITY』に参戦。

会場は福岡ヤフオク!ドーム。
前回のアリーナツアーに続き、
私自身9回目のライブ参戦に。

16時の開演から、約3時間弱の全21曲。
新作の曲に懐かしの曲まで幅広く。
ツアー期間中のため、
セットリストの公開はしませんが、
アリーナツアーと重なる曲目も
多かったように感じました。

あの曲を演奏してくれたことには
「おおっ!」となりましたね。

10代の頃から20年以上聴き、
私の人生の構成要素になっている彼らの音楽。
それぞれの曲を、こうしてライブで聴くことは、
当時の自分の姿に脳裏に浮かび、
曲とシンクロしてくるんですよね。

このツアーのキーワードの1つである「重力」。
私はこの重力を流れていくものととらえました。
それは時間だったり、何かの勢いだったり。

それを感じる3時間弱。
席こそスタンドの中段とはいえ、
精神的な近さをしっかりと
感じることができました。

また、ツアー日程で次の公演が
5月2日の札幌なので
この日のライブは平成最後の公演。

チケットが当選したときに
この福岡だったことには驚きがありましたが、
この場に立ち会えたことは
私にとっては一生の思い出が1つ増えました。

私自身も日常の中でいろいろなことがあります。
いいことだけじゃなく、辛いことや悲しいことも。

今回のライブで特に私が心に残った
アンコールでのMCで桜井さんが話された言葉
「流れてくる訃報や病気、引退のニュースを見て
自分はあと何年やれるんだろうかって考える」
でも感じる、抗うことのできない現実もあります。

それでも、ミスチルのライブに参戦することで、
また彼らに再会できるときまで、
どんなことがあっても自分の場所で
前を向き、日々を積み重ねていこうという
気持ちにさせてくれます。

繰り返しになりますが、
10代の頃から20年以上聴き、
私の人生の構成要素になっている彼らの音楽。

そしてライブに参戦することは
生きるモチベーションのひとつであり、
いわば生存確認でもあるように思います。
「また、ここに来られてよかった」
「この日まで生きて来られてよかった」と。

Mr.Childrenの音楽は、私の原体験。

また次に彼らに会えるその日まで、
空白があちこちにある自分の人生の
クロスワードパズルを1つ1つ埋めていき、
日々を丁寧に積み重ねていきます。

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