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人生はすべてが、学びの機会になる。Hills Breakfast Vol.96レポート

本日7月25日の朝は、
六本木ヒルズノースタワー1Fでの
Hills Breakfast Vol.96でした。



今回はいつものヒルズカフェを飛び出し、
この夏に六本木ヒルズで開催中の
MIRAIサマーキャンプの会場での開催。

このHills Breakfastとは、
多様なテーマのゲストスピーカーが、
ご自身のアイディアや活動を
1枚20秒のスライド20枚、
6分40秒の持ち時間で発信
参加者やスピーカー同士の知的好奇心を
刺激するトークイベント。

私も毎回多くの刺激や気づきを
得ながら参加しています。

今回のスピーカーさん。
各スピーカーさんのところの埋め込みツイートは
スピーチ時の実況です。

樋口 亜希さん(株式会社Selan 代表取締役)

ご自身が共働きの家庭に育ち、両親だけでなく
たくさんの方にお迎えをしてもらった。
その原体験からのお迎えシスターの立ち上げは、
家族という小さな単位にとどまらず、
社会全体で子どもを守り育てていくことの
大切さを感じさせてもらいました。

そして語学の5つのポイントについては、
どれも基本的なことだけれど
自分事にすることの大切さが
詰まっているように感じましたし、
インプットとアウトプットのサイクルを
速くしていくことは私のブログ書きにおいても
言えることだなと思いました。

古井 康介さん(POTETO Media, Inc. CEO)

先日の参議院選挙。
Twitterなどでは話題になりましたが、
それでも投票率は50%を切る結果に。

このことについて、
誰に投票したらいいかわからない。
そんな声は多く聞かれ、つまり必要な人に
必要な情報が届いていないのが現状。

国民が主権者であるはずなのに、
その主権者が権利を行使するために
正しく判断するための材料すら
提供されていないということなのです。

森 真悠子さん(株式会社まつりば 代表取締役)

http://startupbase-u18.com/

学校で教わる勉強以外の学びの場。
社会で生きていくためには、
むしろこちらの学びこそ大切なもの。

少しずつ変わってきてはいるものの、
まだ若い人たちと大人の世界は分断されていて
知らないまま、不安を持ったまま就職とともに
大人の世界に放り込まれるのが現状。

若い人たちに作る場を提供し、
作る側の楽しさを知ってもらうことは
大人の世界を知ってもらうためにも
とても大切なことですよね。


小宮山 利恵子さん(スタディサプリ教育AI研究所所長/東京学芸大学大学院准教授)

ご自身が虐待を受けた原体験。
そして、日本では大人が勉強しない現状。

変化の激しい現代だからこそ、
大人こそ学び続ける必要があります。

世の中で生きていくと、
教科書的な答えのないことのほうが多いですし、
生きる力を学び、自分だけの「レア力」を
つけていくことの大切さをお話しいただきました。


平岩 国泰さん(放課後NPOアフタースクール代表理事/新渡戸文化学園理事長)

学校という変化しない場
チャレンジしない日本の大人の現状を受け、
未来の学校をつくった平岩さん。

ここでは、全員が先生であり、全員が生徒。
それぞれの得意をシェアし合って、
いろいろなことを学ぶ場に。

まだ今はそんなに現状に変化はないものの、
こうして行動してきたことは
足元を固めてきたはずですし、
無駄ではないと私は思っています。
地味かもしれないけど、積み上げていきましょう。


以上5名のスピーカーさんが登壇し、
それぞれの活動や想いなどを
20枚のスライドに凝縮して
お話しされました。

いつもと違う会場でキャパ少な目でしたが、
場内も満員となり、熱気たっぷりの空間に。

話されている内容は皆さん異なりますし、
一見自分とは交わりがなさそうに
感じることもあるのですが、
その中でも、自分に関係ありそうなことを
切り取り、自分の中で咀嚼して
取り込んでいくかということが、
私がこのイベントに参加、お手伝いを
続けていくなかで考えていることです。

今回、会場案内のお手伝いをしながら
皆さんのスピーチを聞いていて
感じたメッセージは
「社会全体、人生すべてが学びや教育の場」

ということではないだろうかと感じました。

家庭だけでなく、地域や社会全体で
子どもを守っていくお迎えシスター。

若い人たちに作る場を提供する
Startup Base。

それぞれの得意をシェアして
みんなが先生、みんなが生徒な
放課後学校。

などなど、学ぶ場所は学校だけじゃないし、
学びの機会は人生のすべてにあるもの。
その人生のすべてにある学びの機会を、
自分事にしてこそその学びにも
意味があるように思います。

そして、いわゆる権威的なものに対する疑いや
その時代の終わりのようなものも
同時に感じました。

こうしてこの場で出会ったせっかくのご縁、
スピーカーの皆さんの活動はこのnoteでも
シェアさせていただき、引き続き応援致します。
それがご縁に対する感謝の気持ちであり、
私が書くことでそれまで隠されていた
人の「可能性」を知ってもらえる
きっかけになれば微力でも力になれるわけです。

また、このHills Breakfastで
スピーチを聴いてエネルギーをもらい、
次回までの間でどう行動するかと
いうのも1つの活用法だと思っています。

次回のHills Breakfastは8月26日。
普段はお休みの8月ですが、今年は開催致します。

毎回、どんな刺激があるのか楽しみですし、
私も当日のお手伝いやここで書くことを通じ、
この場を引き続き、支えていきます。

皆さん、ありがとうございました!


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