旅行記:金沢旅行③金沢競馬場でフォロワーの誕生日祝いレースを開催する
はじめに
前回記事
金沢旅行の二日目、金沢競馬場で開催されるフォロワーの誕生日祝いレースを観戦しに行きました。
もともとは昨年12月に実施予定でしたが降雪のため中止になってしまいましたので、リベンジという形です。レース開催にあたっての説明は過去記事をご参照ください。
結論的にメチャクチャ面白く、最高に楽しめたので皆様も是非開催してほしいという思いも込めて本記事を記載します。ただ旅行記でもあるため、普通に日記的な記載も多数あります。ご承知おきください。
※3300文字くらい
本編
金沢競馬場入場
温泉旅館でガッツリ10時まで滞在した後、まずはバスで湯涌温泉街から金沢駅へ向かう(一人600円)。金沢駅到着後はキャリーケースを預け、タクシーで金沢競馬場へ。結構いい距離を走りタクシー代も3,340円といい値段だった。
たけえ~~~。別に金額についてどうこう言うつもりはないが…。しかし金沢競馬場ってアクセス悪くね?その割に結構入場者がいるな~車社会だからか?けど高齢者も多いな…と思っていた。
これじゃあおれ唯のバカじゃん。事前にフォロワーに「レースにバカ勝ちしたら夕飯はたっけえ飯を食おうな!負けたら雑草な!」と言っていたのだが、金沢競馬場に入場時点で収支マイナス3,340円からのスタート。””終焉(おわ)””りだよもう。
【超重要】金沢駅から金沢競馬場へは無料の送迎バスがあります。皆様におかれましては、タクシーで現地に訪問するというバカ行動をしないようにお願い致します。
フォロワーにリプライを見せたところ「帰りは安心だね(財布空になっても帰られるよな)」と言われ、自分の情報収集の甘さに落胆しながらも気を取り直して(無理だが)、11時半頃に金沢競馬場へ入場。
誕生日祝いレースは第三レース・13時15分出走で、時間があるためまずは競馬場を適当に散策したりした。おれ自身も競馬場に行ったことは中央競馬なら京都、地方競馬なら園田しかないのだが、ベラベラと「これはパドックって言って~」とか「このマークシートで馬券を~」とか偉そうに語った。
フォロワーは馬券買ったことがないとのことで、取り敢えず第一レースで適当に馬券を買ってみたらと提案した。何事も経験だ。
「どれに賭けたらいいかわからない」とのことで「誕生日12/26だし1-2-6を複勝(3着以内に入る馬を予想する)で300円ずつ賭けたら?1,000円に収まるし」と提案した。
そして2-6が3着以内に入りまさかの的中。複勝のためオッズも低かったが900円賭けて1,200円くらいになった。つまり300円の勝ち。ビギナーズラックか?けど色々と予想をこねくり回すよりこんな感じで賭けた方が当たったりするから競馬分からないね。
ちょうど昼飯どきであり、売店でたこ焼きが12個290円とかいう大阪の下町でババアが趣味でやってるたこ焼き屋みたいな値段設定で売られていたので、フォロワーに並んでもらい買ってもらった。その間におれは競馬情報誌を買いに行ったりしていた。
これ書いていて気付いたのだが、フォロワーの儲け分を強奪し昼飯を並んで買わせて、その間に自分は競馬情報誌を買いに行くって…今日カスみたいな行動しかしていないな、おれ。
おまけにクッキーまで作ってもらい持参頂く始末。ありがたいかぎりです。こっちが誕生日を祝われる側か?と錯覚してしまう。カスですみません。
なんだかんだ昼食をとってる間に第二レースも終わり、いよいよお待ちかねの第三レース。スタンド棟(屋内観戦場みたいなやつ)へ移動した。
レース開催前
いよいよ第三レースの開催前になると、電光掲示板にフォロワーの名前が表示される。レース名に名前を入れてるしね。
もうこれだけで面白いのだが、さらに面白いのは知らんジジイたちがフォロワーの名前を連呼していることだ。「○○(フォロワーの名前)、4番」「○○は2-4かな」とか言ってるのを聞いたときは笑いを堪えるのに必死だった。
また競馬情報誌を開いて予想している人たちの様子を見ると、バーン!!!とフォロワーの名前が記載されているページが開かれている。そのページを開きながら歩いている人もいる。エレベーターで見かけたとき、これも笑いを堪えるのに必死だった。
極めつけはアナウンス。場内に「Re:曖昧さ回避、誕生日おめでとう記念杯は~」と何回も流れてくる。こんなん笑うしかないだろ。フォロワーも爆笑していた。第3レース前になって、突然フォロワーの名前があちこちに表示され、流れる。貴重な体験だ。
なんかジョージ・オーウェルの『1984年』でこんな感じの場面なかったっけ?突然「歴史」が変わって特定の人名か国名が街中のいたるところに表示されるやつ。競馬場がフォロワーの名前まみれになっているのを見て思い出した。
閑話休題。そんなこんなんで開催者特権で特別観覧席へ足を運ぶ(こういうプチVIP待遇もあるのでレース開催おすすめです)。受付で事前に記入していた用紙と優待券を見せる。
受付「ほほほ、本日はお越しくださいまして、まままま、まことにありがとうございます!!!」
レース開催者ってあんまり現地に足を運ばない感じ?
係員にゴールが目の前かつ最前列という「王の席」に案内してもらい、レース開始までTwitterをポチポチしたりレース場を見るなどして待つ。
定期的にフォロワーの名前が場内アナウンスで鳴り響き、腹よじれそうになる。ここでさらにダメ押し。
もうやりたい放題だ。金沢競馬場にお願いすれば画像か写真も表示させることができたのだが、著作権とか肖像権の絡みもあるので今回はしなかった。けど文字だけでもインパクトあるな。
そしてレースの投票が締め切られる。今回買った馬券はこれ。事前に書いたレース予想記事通りです。5番は出走取り消しになっていた。
出走馬がレースに入場し、スターターが旗を振る。
無駄にスタイリッシュなフォントで笑う。金沢競馬場さん、ありがとうございます。たぶん観客は「なんだこのレース…」と思っているかもしれない。ただ協賛レースって割となんでもありなので、実は誰も気にしていないかもしれないね。
↓競馬レースの映像はこちら(レース開催直前から再生されます)
結果はまさかの全点的中!2,000円賭けて4,400円の戻り。つまり2,400円の勝ち!やった~。もしかしておれ競馬の天才かもしれん。
違った。タクシー代3,340円でマイナススタートなのでまだ1,060円負けている。
フォロワーに「次のレース賭けないの?(おれの財布が空になってなくて残念そうだった)」と言われたが、欲を出すと勝ち分を全部トぶと過去の失敗から学んでいるのでここで戦略的撤退を選んだ。おれは大学生の頃、初めてやった競馬で500円を8,000円に増やして0円にしたことがある。
レース後は第四レースを場外で観戦し、無料の送迎バスに14時頃に乗って金沢駅に戻った。そして兼六園とか金沢市内の観光スポットを回ったり夕飯食べたりして19時前に解散!
前日3時半に目覚めてから今日までほとんど寝ていなかったので帰りの電車の中で爆睡して帰宅。
おわりに
重ねて書きますが協賛レース、メチャクチャ楽しかったです。開催して本当に良かった。皆さんも是非開催してみてください。そして祝う人の名前で競馬場を埋め尽くしてください。
なお、当日僕は「ある程度ちゃんとした服装でいくか…」とカッターシャツにスリーピースの出立(いでたち)だったのですが、観客の大半は適当な服を着たジジイだったので「仕事をサボって競馬観戦しているカス」みたいな感じになってしまいました。クッソ浮いてた。
皆様におかれましてはリサイクルショップで買ったヨレヨレのシャツに焼酎ワンカップの「正装」でご入場されることをご推奨させて頂きます。
今回も意味わからん旅行に同行してくれたフォロワー、協賛レース予想に参加して頂いたフォロワーの皆さん、そして金沢競馬場の皆々様に厚くお礼を申し上げます。
おまけ
最後まで読んで頂きありがとうございました。
以上
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