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旅行記:金沢旅行①市街地巡り

はじめに

5/1(月)から5/2(火)に掛けて石川県は金沢市旅行をしてきました。主目的は去年12月に金沢競馬場で開催予定でしたが降雪の影響で中止になって、今回再度開催することにしたフォロワーの誕生日祝いの協賛レース観戦です。

↓詳細

自身の旅行記も兼ねて記載します。①金沢市街地巡り②温泉旅館③協賛レースの三つに分けて記事を書く予定ですが気力次第です。

なお、本記事は旅行ガイドというより旅行エッセイ(つまり旅行を通した内面の発露)の色が強くなっています。理由は兼六園とか金沢城公園とかの旅行ガイド記事は既に優れたものが多数あるためです。

※3000文字くらい

本編

旅行当日、朝3時半頃に目が覚めた。フォロワーとの金沢駅での待ち合わせ時間が13時半頃だったので10時に大阪駅発、旅の支度を考えて7時頃に起床、と逆算して計画を立てていたのがいきなり狂う。

ここで二度寝という選択肢もあったが、今年は二度寝したら寝坊して出張の飛行機を乗り逃すという失態を犯したトラウマがあったので予定(予定といっても13時半より前はてめえ個人の問題で予定もクソも無いのだが)を変更し、いそいそと旅支度を終えて6時半には大阪駅に到着した。

みどりの窓口で「この特急券振り替えてください!」と依頼し「5分後ですね。その次は40分後です」とのことで5分後のサンダーバードに飛び乗る。一緒に旅行するフォロワーにもLINEを送って報告完了!

待ち合わせ時間の4時間前に着く連絡を送るバカ

若干引かれている気がしなくもないが、まあいいかと切り替えて車内で読書や睡眠などして適当に過ごして金沢駅へ到着した。昨年の12月ぶりである。前回は夜に到着したこともあり人が少なかったが、今回は当然ながら賑わっている。

取り敢えずキャリーケースをコインロッカーにぶち込み、バスターミナルへ向かう。「金沢市内を観光するのって7年ぶりくらいだし、兼六園とか金沢城公園に行こうかな~ワクワク!」と色々と考えていたのも束の間、バスターミナルの混み具合を見てそんな感情は一気に吹き飛んだ。

例の感染症のせいで完全に忘れていた光景だった。人人人人人人人人人人…1500阿僧祇(あそうぎ)人くらいいる。俺はバスを諦めて歩くことにした。街中を歩くのは大好きで一切苦にならないというか好きだ。

街中を歩くのが好きな理由は得られる「気付き」の多さにある。意匠のある看板、謎の商店、不思議なステッカー、etc…。車や自転車で移動しているときよりも情報量が豊富に飛び込んでくる。それだけで楽しい。

街歩きnoteもいつか書こうと思っているので好きな理由は割愛するが、とにかくおれは歩く距離の長さとか気にしないのでお気軽にお誘いください。今年の初めにはフォロワー(今回とは別人)と京都を歩きまくって寺社仏閣巡りをしていました。

閑話休題。結論的にはこんな感じで金沢市を歩いた。

一人旅の醍醐味である「ひたすら行動する」を実践した結果だ。もはや観光というよりスタンプラリーに近い。消化と表現してもいいだろうか。ひたすら次の観光スポットへ…。実際に「21世紀美術館」が休館日だったときは完全に五条悟になった。

おれが訪問したところは観光の定番スポットばかりなので本記事で書く必要は無いのだが、個人的に良かったと思った店や名所などを紹介する。

・玉泉庵
尾山神社の裏手にある鼠多門橋を渡って右手にある金沢城公園の休憩所。抹茶と和菓子を味わいながら玉泉院丸庭園という日本庭園を眺めることができる。非常に風情があって良い。上手く言えないが緑基調でここまで変化に富む表現ができるんだ~となる。

なお、ここは縁側の席が人気らしいので座りたい方は早めに来店することをお勧めします。おれは何も知らずに縁側に座ってしまいましたが、あとから来た人が縁側に来る→「あ、もう人いるんだ…」と8回くらいされてました。

その日はチンピラLV.5くらいの身形(みなり)でしたので、老夫婦や小綺麗な中年夫婦が正座して茶を飲んでいる中おれだけ完全に浮いていました。文化人の中に一人だけ山賊が混じっていた感じ。

・酒楽
東茶屋街にある酒屋さん。ここでしか飲めない日本酒などがたくさんある。また店内には立ち飲みスペースがあり「色々気になるけど量的に全部買うのは厳しいな~」という方でも楽しめる。

またスタッフのお姉さんがグラスに酒を注いだ後に「写真撮りますか?」とラベルとグラスを並べてくれる。しかも店員さんが一旦身を引いてくれる。この辺の気遣いもありがたい限りです。

店内備え付けのテレビでは酒の製造工程の紹介VTRも流れているため虚空を見つけるか下向いてスマホを弄る必要もない。おれは同じく一人で昼から酒飲んでいた婆さんと二人で鑑賞していました。

ただし店内はまあまあ狭く人の流れが””終焉(おわ)””ってるときは店内に封印されるので人が少ないタイミングを見計らって来店されることをお勧めします。つまり平日に行くのが「正解」です。

・金沢蓄音器館
ここマジで良かったです。金沢駅へ帰る道中に立ち寄りました。見つけたきっかけはエントランスにアニメキャラの立て看板があったのを外から見つけて、写真を撮ろうと中に入ったのがきっかけ。

キッショいオタク(つまり、おれ)って出先でアニメキャラの立て看板を見つけたらそれに引き寄せられる習性があり、これが上手い具合になった事例といえる。

本館は名前の通り蓄音器が展示されているのだが、展示量が豊富なうえに解説も超基本的なところからマニアックなものまで幅広く、しかしながら展示スペースは広すぎず狭すぎずで大変良かった。

展示品の前に椅子があるのも良い!

レコード視聴体験も可能で、おれは人生で初めてレコードを””奏で””ました(『音盤紀行』っていうレコードを扱った漫画を読んでいて気になっていたこともある)。使い方が分からなくても親切に教えてくれるので初手「使い方わかりません!」と絶叫すればいい。

さらにここ、蓄音器の聴き比べ体験講座もあります。「音の本質」に一歩近づくことがでる。加えて音楽に歴史という属性が合わさることで「当時の人たちはこのメロディを聴いていたんだな」となる。

最高音質!などに拘る今日日(きょうび)、時には蓄音器が奏でる音楽を耳に入れてみるのもいいのでは。金沢蓄音器館はまた行きたい。

・石浦神社
兼六園と21世紀美術館に挟まれた位置にある神社。規模としては大きくないのだが、なぜか喫煙所が境内にバンッと置かれている。一服したい方にはおすすめ。

…など色々と回って金沢駅に戻ったらちょうど待ち合わせの時間くらいになっており、フォロワーと合流。雑談もそこそこにタクシーへ飛び乗って湯湧温泉街へ向かった。

おわりに

「はじめに」の記載と重複しますが、主目的は去年12月に金沢競馬場で開催予定でしたが降雪の影響で中止になって、今回再度開催することにしたフォロワーの誕生日祝いの協賛レース観戦です。

ただ前回と同じく駅前のビジホに泊まるのは個人的につまんねえ~という思いと、金沢市街の主要な観光地は人クッソ多そう(事実その通りだった)だけど温泉街ならゆっくりできるのでは?という予想から温泉街を選びました。

あと『花咲くいろは』の聖地なんですよ。これは後から知ったんですが。

気力があれば続きを書きます。

次回記事

最後まで読んで頂きありがとうございました。

以上

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