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いろってなあに?


Ҩ......本日、新刊が発売されました......✍︎

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プロベンセン夫妻が、幼いわが子に、色の世界を伝えようと作った、ユニークで、魅力的で、まったく新しい試みの絵本。センスある2色イラストに、想像力あふれる文章が添えられ、まるで絵画のようなうつくしい絵が、それぞれの色の雰囲気や特徴を見事にあらわしています。読むと、楽しく、また、考えさせられるこの本は、きっと多くの人の宝物となり、何度も読み返したくなる一冊となるでしょう。(カバーそで文より抜粋)

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私がこの本の原書と出会ったのは、もう20年前くらいになるでしょうか。最初に見た瞬間、こんな素敵な本があったんだ! と感動しました。

その後、出版社で編集者をしていた時には編集する機会を、翻訳家になってからは翻訳の機会を探っていましたが、ようやく、今年、出版することができました。

イラストのタッチや配置、リズミカルで無駄のないテキスト、無作為のように見えて、すべて計算されているかのよう。見開きの絵画は、部屋に飾っておきたくなるほど。

活版風の手書き文字は、原書の雰囲気を踏襲しました。デザイナーの辻さんが、それを日本語で見事に再現してくれました。そして、編集の村上さんは、この本の全体を統括し、見事な完成へと導いてくれました。その過程を思うと、素敵な仲間と出会えた今だからこそ、この本が出せたのかなと思います。感謝しかありません。

この本の出版を記念して、特典のリーフレットを書きました。今回は、特別にその中の一節、プロベンセン夫妻の言葉をひとつ、ご紹介します。

「私たちのイラストは、完成度の高い、洗練されたスタイルを求めません。少し不器用で、ラフで、仕上げに欠けているようなイラストを好みます。私たちは、子どもたちに、生きるよろこびや感動を伝えるため、その作品によって、最も直接的で効果的な手法を常に模索します。そして、それに適した手法こそが、絵本において、正しく、必然的なイラストだと思っているのです」

姉妹作の『#たまごってふしぎ 』(講談社)は、残念ながら絶版になってしまいましたが、こちらも機会があったら読んでみて下さい。

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