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オフィスって何だろう?コクヨオフィス見学から考えたこと

はじめまして。1PACにデザイナーとして所属している川上です。

コロナ禍で、オフィスの存在意義って何だろう…と考える機会が増えました。そんな時、コクヨさんのオフィスがリニューアルされたことを知り、見学に行ってきました!

今回、見学の詳細と、自分が所属する1PACのオフィスが今後どうあるべきかなど考えたことをまとめてみました。

見学の見どころ

・オフィスの課題解決のヒントを得ることができる
・社員が実際に働くリアルな現場を見ることができる

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コクヨオフィスの特徴

■「創造性」を刺激するつくり
様々な形の椅子や机を配置し、アイデアの発想に繋がる工夫をされていました。どのフロアにもすぐ手に取れる場所に本が置いてあり、考えることをより深めることができる環境でした。また、地域の方や様々な専門家と協業可能になっており、目の前の仕事だけではなく、それらを超えた新たな学びや経験を大事にされている空間となっています。デスクでただ仕事をしているだけでは新しい発想が生まれず、どうすれば新たな発想を生み出しやすい環境になるのかを試行錯誤されたんだろうなと感じました。

■ABWを導入
時間と場所を自由に選択できる働き方になっており、その日の仕事に応じて最適な場所を選び仕事をできるとのこと。フロアごとに特徴が分かれており、企む / 集う / 試す / 遊ぶ / 整う / 捗る というフロア構成になっています。
例えば、「遊ぶ」フロアでは、コミュニケーションを深めるためにボードゲームや卓球台などが置いてありました。仕事に応じて場所を選ぶという働き方に共感し、今後の働き方として重要になってくるだろうなと思いました。

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1PACを理想のオフィスに!

今回のオフィス見学を参考に、1PACで改善できることを考えてみました。

■前向きに取り組める空間づくり
コクヨさんのオフィスでは、さすが文具の会社ということもあり整理整頓された空間になっていました。整理整頓をすることで、気持ちよくオフィスを使うことができると思います。綺麗な空間を保つことなどのちょっとした積み重ねが、オフィスの愛着へとつながり、社員の気持ちも向上し前向きに仕事に取り組めるのでないでしょうか。

■手に取りやすい場所に本や参考になるものを置く
席のすぐ近くに参考書置き場などがあると、アイデアに煮詰まった時の手助けになります。「すぐ近くに」ということが重要で、遠い場所にあると目に入らず、自己完結してしまうからです。また、社員各々がおすすめする本を置くことも良いのではないかと考えています。その本をきっかけに社内のコミュニケーション活性化につなげていきたいです。

■社内マニュアルの見える化
コクヨさんのオフィスで、社内関連のことが紙で壁に貼ってある場所がありました。社内マニュアルを物理的に目に留まる場所に置くことで、必然的にみんなの目に入ります。ネット上だけでなく紙でも提示することで、覚えてもらえる確率が上がるかもしれません。

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見学に行ったスタッフの感想

■山地(広報・バックオフィス / アシスタントディレクター)
働き方が多様化する中でコクヨオフィスの「働く場所を自由に選択できる」というのは今の時代にとてもフィットしていると思いました!
「働く場所を自由に選択できる」というのは、オフィスか自宅かの2択ではなく、オフィスの中でも、どこで働くかを選択できるのがコクヨオフィスの特徴で

・今日は集中したいから個室を借りたい
・気分転換にカフェスペースで仕事をしたい
・業務効率上げるために大きなモニターを使いたい
などなど

フロアごとにオフィスのテーマが違うので、その日の気分や業務内容に合わせてぴったしの場所を選べるのはとても魅力的でした。

また、コクヨオフィスの壁や棚に目を向けると、
・社内ルールやマニュアルなどはスタッフが手に取りやすいように、表紙をおしゃれにデザインして壁に掛けておく
・文房具の置き場がひと目で分かるよう、アイテムのイラストが書いてある収納スペース
など、ちょっとした工夫やアイディアで、バックオフィスとスタッフ間で、日頃悩んでいる課題を解決してくれるようなヒントがたくさん詰まっていました。

私はオフィスでスタッフと情報交換や他愛もない会話をしてコミュニケーションを取ることが好きなので、スタッフが「オフィスに行きたいな」「やっぱりオフィスに行くと仕事が捗るし、刺激を感じられるな」と思ってもらえるよう空間づくりを目指したいと思います!

■川上(デザイナー)
こだわったオフィス空間、目的を持った働き方など、働きやすい環境が揃っていてとてもいいなーと思いました。最初に話を戻しますが、オフィスの存在意義って何だろうと考えた結果、リモートでは得られない刺激や創造性、コミュニティ意識などが得られることかもしれません。ものづくりに携わる一員として、実際に現場を見て経験し、つくることが大事だと考えています。それと同じで、物理的に出社をすることで得られる経験がオフィスにはあり、それが結果的に成果物につながるのではないでしょうか。(個人的には、リモートもいいところはあると思っています。)

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さいごに

今回、オフィスの存在意義を改めて考える良い機会になりました。
その日の仕事に応じて場所を選び仕事をする、目的に応じた働き方が今後重要になってくるかもしれません。
これをきっかけに1PACのオフィスもさらにパワーアップできればと思います。

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