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会話力が低いのにコミュ力が高いと言われるのはなぜか考えてみた

最近ありがたいことに「コミュニケーション能力が高い」と言われることが増えました。

でも自分自身は会話力が低いので、あまりピンときていません。

会話力が低いと感じる理由は、仲のいい人たちとの会話中に誰かがボケたことを拾えなくて、ひたすら「ボケ殺し」といわれたり、テンポの良いサクサクとした会話ができなかったりするところ。

とにかく瞬発力がなくて、会話のキャッチボールが下手。

理解力も低いため、私なりに一生懸命きいていても、相手の話を理解しきれていないことが多いです。

話についていけてなくて「???」と脳内処理をしているところを相手がイジってくれて話が膨らむ(膨らませてもらう)なんてこともあります。


夜寝る前に「もしかして、今日の昼間のアレはこういうことを言っていた…!?」なんて思い出したり気づいたりして反省する日も多々。


そんな会話力の低い私ですが、コミュニケーション力を褒められることが増えました。

会話が下手なのでコミュ力もないと思っていたけれど、そういうことではなさそう。

そこで、なぜコミュニケーションを評価してもらえたのか理由を自分なりに考えてみました。

1. ニコニコする、笑う
2. 人の話を聞きたい!と前のめりである
3. 相手の言ったことでわからなかったことは、いちど復唱しながら聞く

まず1つめに挙げた「ニコニコすること」だけは昔から自分の中で意識していました。

会話が下手なのは早いうちに気付いていたので、せめてニコニコしておこうと。

そして両親がずっとニコニコしている人達だからもあると思います。

私の両親は2人とも聴覚障がい者(聾唖者)なのですが、いつも表情が優しくてやわらかいです。

聾唖者が表情をやわらかくしておくのは、音が聞こえなくて状況がわからない場面や、困っているときに通訳をしてもらったり筆談で教えてもらったりなど、助けてもらいやすくなるらしい。

これは大人になってからTwitterで知ったけれど、とても納得。

うちの両親が日常的に意識をしてやっていたのかはわからないですが、その感覚はどこかに持っていると思います。

健常者である祖父母たちもニコニコしているので、そういう家計なのかもしれません。私も基本的にニコニコしているのは苦痛ではないしね。

2つ目の「人の話を前のめりで聞く」は、単に私の構ってちゃん精神というか、私に何かを話をしてくれる人が好きというのもあります。

基本的にはなんでも、少しでも多く誰かの話を聞きたいし知りたい。

「とりあえず聞いてみたい!」という好奇心と、その意欲だけは相手に伝わっているらしいです。

3つ目の復唱をする、は私の中で理解しようと脳内処理をしているときに出てしまうクセ。

いちど聞いたのに、理解できないからと無反応でいるより良いと思うし、実際に声に出すことで「そういうことか!」となる時もあるので、気付いたら復唱したり聞き直したりすることが増えました。

相手によっては「この人、理解していないな」とか「伝わっていないな」と気付いてくれる人もいます。そうすると、さらにわかりやすく話してもらえる、補足してもらえることも多いです。

そのおかげで話を理解したり、会話が続いたりするケースもあります。

こう考えると本当に理解力が足りなくて、会話が下手なんだなと改めて感じる……。笑

それでも「コミュニケーションしたい!」という意欲があるおかげで、何かにはなっているらしい。

確かに会話力はあってもコミュニケーションをとるのが嫌いだったら、その会話力がいきないし、相手からの好感度も上がりにくいですよね。

会話力にかかわらず、まずはコミュニケーションへの意欲が大事なんだろうな。

そのコミュニケーションへの意欲が理由で仕事の評価が上がったり、新しいお仕事を頂けたりすることも増えたので、これからも人とコミュニケーションをとる意欲そのものを大事にしていきたいです。

そして今後の課題である理解力を高めること、少しでも話を理解する力をつけることを頑張りたい!!


人の話に理解するのに時間がかかると、それで相手をイライラさせてしまったり、ストレスを与えてしまったりすることもあるので……

理解することが得意になればもっと会話が楽しくなるはず、自分も相手も!

コミュニケーションは生きてる限り必要なものなので、もっと丁寧に楽しくできるよう、これからも意識していきたいです。

私の心と体の養分になります。ありがたや。